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岩渕麗楽の現在は?2026年五輪成績と右膝手術、復帰の見通しを徹底解説

五十木 望 五十木 望 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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スノーボード女子ビッグエア・スロープスタイルの日本代表として、3大会連続で冬季オリンピックに出場した岩渕麗楽(いわぶち・れいら)選手。2026年10月現在、彼女は右膝の前十字靱帯断裂からの回復を優先し、2026〜2027年シーズンの競技を全休する方針を明らかにしています。

2026年2月のミラノ・コルティナ五輪では、ビッグエア11位、スロープスタイル8位という結果を残しました。しかし、その舞台裏では大会前年の10月に負った大きなけがと向き合い、手術を先送りして五輪に挑むという厳しい状況がありました。4月の右膝手術を経た現在のリハビリ状況、現役続行への考え、これまでのオリンピック成績やトリプルコークの実績まで整理します。

【2026年10月現在】岩渕麗楽は何をしている?26〜27年シーズン休養の理由

岩渕麗楽

岩渕麗楽選手は2026年7月10日、東京都内での取材に応じ、2026〜2027年シーズンの大会には出場しない意向を明らかにしました。

理由は、2025年10月に負った右膝前十字靱帯断裂からの回復です。2026年4月に手術を受け、現在は競技への本格復帰に向けてリハビリを進めています。

7月の取材では、週2回の通院を続けていることや、手術で骨に開けた穴が塞がり始め、少しずつ負荷を増やして脚の筋力を戻していることを説明しました。

競技復帰までの目安として医師から約8カ月という見通しが示されていた一方、岩渕選手はスノーボードのジャンプには通常の競技復帰とは異なる負荷がかかると説明しています。

そのため、単に滑れる状態まで回復することだけを目標にするのではなく、体調やコンディションを整え直す期間として1シーズンを使う判断をしました。

特に注目したいのは、今回の休養が引退発表ではないという点です。岩渕選手は7月の取材で、現役続行を決めたわけではないと説明し、再びスノーボードに乗ったときの感覚を踏まえて今後を考えたいという姿勢を示しました。

また、五輪での金メダル獲得という目標についても、諦めたくない気持ちが残っていると語っています。

したがって、2026年10月時点での正確な状況は、競技生活を終えたのではなく、大けがからの回復を優先しながら今後の選択を考えている段階です。

【プロフィールと経歴】岩渕麗楽は何歳?4歳から始めたスノーボード人生

岩渕麗楽選手は2001年12月14日生まれ、岩手県一関市出身です。2026年10月30日時点では24歳。小柄な体格から繰り出すダイナミックなジャンプと、高難度の回転技を武器に世界のトップ選手として活躍してきました。

基本プロフィール
  • 名前:岩渕麗楽(いわぶち・れいら)
  • 生年月日:2001年12月14日
  • 年齢:24歳(2026年10月現在)
  • 出身地:岩手県一関市
  • 競技:スノーボード
  • 専門種目:ビッグエア、スロープスタイル
  • 所属:BURTON(バートン)
  • マネジメント:エイベックス・マネジメント・エージェンシー
  • 大学:法政大学

生年月日やオリンピック出場歴は日本オリンピック委員会(JOC)の選手プロフィールでも確認できます。競技面ではバートンのチームライダーとして活動し、エイベックスともマネジメント契約を結んでいます。

4歳でスノーボードを始め、13歳でプロに転向

岩渕選手がスノーボードを始めたのは4歳のときです。2026年8月に公開されたエイベックスのインタビューでは、父親がスノーボードを楽しんでいたことがきっかけだったと振り返っています。

幼少期からスノーボードが生活の一部になっており、小学校に入って自分で滑れるようになったことで、競技への関心が深まっていきました。

大きな転機となったのは2014年。13歳でプロテストに合格し、プロ選手としての活動を始めます。

同年はソチ冬季オリンピックでスロープスタイルが初めて正式種目として採用された年でもあります。岩渕選手自身も、オリンピックを意識するきっかけになったとインタビューで語っています。

2017年には日本代表の強化指定選手に選ばれ、同年12月にはビッグエアのワールドカップで初優勝。若くして世界の舞台で結果を残す選手へと成長しました。

大学生活と競技を両立する一面も

岩渕選手は法政大学でも学んでいます。2026年4月13日には、法政大学経済学部商業学科の通信教育課程3年として、法政大学奨励賞を贈られました。

受賞理由は、ミラノ・コルティナ五輪の女子スロープスタイルで8位入賞を果たし、大学の名誉を高めたことです。

大学側は、海外遠征の多い競技生活と学業を両立している点にも注目しています。

2026年8月のインタビューでは、競技生活で培った経験を大学での学びや将来のキャリアにも生かしたいという考えを明かしました。スノーボードだけに将来を限定せず、競技以外のキャリアも広げたいという視点は、現在の岩渕選手を理解するうえで重要です。

【歴代オリンピック成績】平昌・北京・ミラノの順位を比較

岩渕麗楽選手は、2018年平昌、2022年北京、2026年ミラノ・コルティナと、3大会連続で冬季オリンピックに出場しました。

いずれの大会でもビッグエアとスロープスタイルの2種目に挑戦しています。メダルには届いていませんが、複数大会にわたって世界トップクラスの順位を維持してきた実績があります。

大会・時期 ビッグエア スロープスタイル 主な出来事
2018年・平昌 4位 14位 16歳で初出場
2022年・北京 4位 5位 左手を骨折しながら高難度技に挑戦
2026年・ミラノ 11位 8位 右膝前十字靱帯断裂を抱えて出場

※順位はJOCの大会別成績に基づいています。

平昌五輪では16歳でビッグエア4位

初出場となった2018年平昌五輪では、16歳ながら女子ビッグエアで4位に入りました。

表彰台まであと一歩という成績は、岩渕選手が世界で戦える若手選手であることを印象づけました。

北京五輪では左手の骨折を抱えて大技に挑戦

2022年北京五輪でも、ビッグエア4位、スロープスタイル5位という好成績を残しました。

特に注目されたのが、ビッグエアでのトリプルコークへの挑戦です。岩渕選手は左手を骨折した状態で決勝に臨み、女性選手として初めてとなる大会でのトリプルコークに挑みました。

この挑戦は着地こそ成功しませんでしたが、難度の高い技に挑む姿勢が国内外で大きな反響を呼びました。

ミラノ五輪は8位と11位

2026年のミラノ・コルティナ五輪では、女子スロープスタイル8位、女子ビッグエア11位でした。

本人が目標としていた五輪メダルには届きませんでしたが、前年10月から右膝の前十字靱帯断裂を抱えていたことを考えると、単純に過去大会の順位だけで評価できる結果ではありません。

特にスロープスタイルでは、決勝で最後まで滑り切ることを目指して挑戦を続けました。3大会連続出場という実績とともに、負傷後も競技を続けて五輪の舞台に立ったことが、この大会の大きな特徴です。

【右膝前十字靱帯断裂の理由】2025年10月の負傷から五輪出場まで

岩渕選手の負傷が公になったのは、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪終了後です。

2026年2月19日、岩渕選手は自身のSNSで、2025年10月に右膝の前十字靱帯断裂と診断されていたことを公表しました。

けがをしたのは練習遠征の最終日

2026年8月公開のエイベックスの本人インタビューでは、負傷したタイミングについて、遠征最終日の最後の約1分だったと説明しています。

ちょうど練習の調子が上がってきていた時期だっただけに、本人にとっても大きなショックだったようです。

ただし、具体的にどのような着地や動作で靱帯が断裂したのかという詳細な事故状況までは公表されていません。スノーボードのジャンプ競技では、空中での回転や着地時に膝へ大きな負荷がかかりますが、今回の負傷原因を特定の技や着地ミスと断定することはできません。

手術をせずに五輪出場を目指した理由

前十字靱帯断裂は、膝の安定性に関わる重大なけがです。高難度のジャンプを繰り返すスノーボード選手にとって、競技復帰には慎重な判断が大切です。

岩渕選手は診断を受けた当初、オリンピックへの出場は難しいと考えていたと振り返っています。

それでも、どうしても五輪を諦めたくないという気持ちから、すぐに手術を受けるのではなく、テーピングやサポーターを使って雪上に戻る選択をしました。

負傷後は痛みで練習が思うようにできず、歩くことさえ難しい時期もあったといいます。これまで当たり前にできていた動作ができなくなることへの恐怖や、五輪に間に合うのかという不安も抱えていました。

2026年2月19日の本人の報告では、約4カ月にわたって苦しい時間を過ごしながら、周囲のサポートを受けて五輪の舞台にたどり着いたことが明かされています。

この選択は、無理をすれば必ず結果が出るという話ではありません。本人にとっては、五輪出場という大きな目標を最後まで諦めないための決断でした。

【4月の手術とリハビリ】競技復帰はいつ?現役続行の可能性

ミラノ・コルティナ五輪を終えた岩渕選手は、帰国後に右膝の手術を受ける方針を明らかにしていました。その後、2026年4月に実際に手術を受けています。

2026年4月に右膝の手術を実施

7月10日の取材によると、手術では靱帯の再建に伴って骨に穴を開ける処置が行われました。岩渕選手は、骨の穴が塞がるまでに2カ月あまりかかると説明しています。

術後は週2回の通院を続けながら、脚の筋力や太さを戻すためにリハビリを進めていました。

前十字靱帯の再建手術では、靱帯の代わりとなる組織を移植して膝の安定性を取り戻すことが一般的です。ただし、競技への復帰には筋力だけでなく、膝の安定性や着地動作への対応など、複数の段階を踏む必要があります。

2026〜2027年シーズンは全休を決断

岩渕選手は7月の取材で、2026〜2027年シーズンは大会に出場しないことを明らかにしました。

医師からは競技復帰まで約8カ月という目安が示されていたものの、スノーボードのジャンプは通常の運動とは負荷が異なります。

本人も、単に競技復帰できる時期が来たからといって、すぐに以前と同じ強度のジャンプができるわけではないと考えています。

7月の報道では、雪上でジャンプなどの練習を再開できる時期は2027年4月ごろになる見通しとされました。ただし、これは当時の見込みであり、実際の再開時期を保証するものではありません。

現役引退ではなく、復帰後の感覚を見極める段階

岩渕選手は現役続行について、まだ決断していないと説明しています。スノーボードに再び乗ったとき、自分がどのような感覚を持つかを確かめてから考えたいという姿勢です。

一方、五輪の金メダル獲得という目標については、現在も諦めたくない気持ちが残っていると話しています。

この発言から読み取れるのは、競技を続ける可能性を閉ざしてはいないものの、けがをする前と同じ競技生活に戻ることだけを最優先にしているわけではないということです。

2026年10月30日現在、復帰大会や次のシーズンの参戦予定は正式に確定していません。2027年4月ごろの雪上練習再開という当初の見通しについても、その後の具体的な進捗は公表されていません。

【トリプルコークとX Games】岩渕麗楽が世界で評価される理由

岩渕選手の競技人生を語るうえで欠かせないのが、ビッグエアでの高難度技への挑戦です。

特に2023年のX Gamesアスペン大会では、女子スノーボード競技で歴史的な技を成功させました。

2023年X Gamesで女性初のトリプルを成功

岩渕選手は2022年北京五輪でトリプルコークに挑戦した後、2023年のX Gamesアスペン大会でフロントサイド・トリプルアンダーフリップを成功させ、ビッグエアで金メダルを獲得しました。

バートンの公式プロフィールでも、女子スノーボードの歴史を変えた実績として紹介されています。

トリプルコークは、縦方向の回転と横方向の回転を組み合わせた非常に難度の高い技です。空中での姿勢制御に加え、着地の安定性も求められます。

成功させるには、技術だけでなく、ジャンプの高さや回転軸を正確に調整する能力が欠かせません。

岩渕選手は小柄な体格を生かしながら、ダイナミックなジャンプと高難度の回転技を追求してきました。世界のトップ選手と競い合える理由は、こうした技術の積み重ねにあります。

所属バートンとエイベックスのサポート

岩渕選手はスノーボードブランドのバートンに所属するチームライダーです。また、2025年2月からエイベックスと契約しています。

2026年8月のインタビューでは、エイベックスとの契約によってメディア対応など競技以外の仕事をサポートしてもらえるようになり、スノーボードに集中しやすい環境が整ったと説明しました。

競技者としての活動に加えて、メディア発信や教育活動などの幅も広がっています。

競技以外のキャリアも視野に入れている

2026年8月のエイベックスのインタビューで、岩渕選手は大学での学びを深めながら、スノーボード以外のキャリアも作っていきたいと話しました。

競技者として長く活動できる期間には限りがあるという認識を持ち、20年間続けてきた経験を今後の人生にもつなげようとしています。

これは競技引退を意味するものではありません。むしろ、競技生活とその先の人生を切り離さず、長期的な視点で自分の可能性を考えている姿勢と受け取れます。

【岩渕麗楽に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:岩渕麗楽は2026年現在、何歳ですか?
A1:2001年12月14日生まれで、2026年10月30日時点では24歳です。2026年12月14日に25歳になります。

Q2:岩渕麗楽のミラノ・コルティナ五輪の成績は何位でしたか?
A2:女子スロープスタイルが8位、女子ビッグエアが11位でした。右膝の前十字靱帯断裂を抱えながら出場した大会でした。

Q3:右膝の前十字靱帯を断裂したのはいつですか?
A3:2025年10月です。本人の2026年8月のインタビューによると、練習遠征の最終日の最後の約1分で負傷しました。

Q4:岩渕麗楽はいつ手術を受けましたか?
A4:2026年4月です。五輪終了後に手術を受け、通院しながらリハビリを続けています。

Q5:2026〜2027年シーズンは出場しないのですか?
A5:はい。2026年7月10日に、同シーズンは大会に出場せず全休する意向を明らかにしました。

Q6:岩渕麗楽は引退するのですか?
A6:引退は発表していません。現役続行については決めておらず、再び雪上に戻ったときの感覚を踏まえて判断する考えを示しています。

Q7:岩渕麗楽はX Gamesで金メダルを獲得していますか?
A7:はい。2023年のX Gamesアスペン大会でビッグエアの金メダルを獲得しました。女子スノーボードで初めてトリプルを成功させた実績でも知られています。

岩渕麗楽選手は、2026年10月現在、右膝前十字靱帯断裂からの回復を優先し、2026〜2027年シーズンを全休する方針です。

平昌、北京、ミラノと3大会連続で五輪に出場し、X Gamesでは女子初のトリプル成功という歴史的な実績も残してきました。今回の休養は、そうしたキャリアの途中で直面した大きな転換点です。

今後の動向を見るうえで、注目したいのは次の3点です。

  • リハビリの進捗:右膝の筋力や安定性が回復し、雪上での練習を再開できるか。
  • 現役続行の判断:再びスノーボードに乗ったとき、本人が競技を続けたいと思えるか。
  • 次の五輪への意欲:本人が目標として掲げる五輪の金メダル獲得に、再び挑戦するのか。

特に重要なのは、2026〜2027年シーズンの休養を引退と混同しないことです。現在のところ、引退も復帰大会も正式には決まっていません。

2026年8月のインタビューでは、20年間続けてきたスノーボードへの思いや、大学での学び、競技以外の将来についても語っていました。競技だけに人生を限定せず、自分の可能性を広げようとしていることが伝わってきます。

岩渕麗楽選手の次の挑戦は、まず万全な状態で雪上に戻ることです。これまで何度も高難度の技に挑戦してきた選手だからこそ、焦らず回復に向き合い、本人が納得できる形で次の道を選べるかどうかが注目されます。

五輪の順位だけでは測れない挑戦の積み重ね。その先にどのような競技人生を描くのか、今後の本人の発信と公式発表が待たれます。

主な確認資料

- JOCの選手プロフィール・オリンピック成績
- 全日本スキー・スノーボード連盟の選手紹介・競技成績
- 法政大学の2026年奨励賞発表
- エイベックスの2026年8月本人インタビュー
- スポニチアネックスの2026年2月・7月報道
- デイリースポーツの2026年7月報道
- バートン公式チームライダープロフィール



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コンテンツディレクター 五十木 望
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アイドルとライブ情報を担当。公式サイトの告知、リリース、本人の発信を照合してから記事を組み立てます。

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