2026年の日本プロ野球順位が確定しました。セ・リーグは阪神タイガースが79勝62敗2分、勝率.560で2年連続の優勝。パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが91勝49敗3分、勝率.650で3年連続のリーグ制覇を達成しました。両リーグとも全143試合を終え、12球団の最終順位、勝敗数、勝率、ゲーム差が明らかになっています。
今シーズンは阪神と読売ジャイアンツの優勝争い、パ・リーグで圧倒的な勝率を記録したソフトバンク、そしてクライマックスシリーズでレギュラーシーズン3位から日本シリーズに進出した横浜DeNAベイスターズの戦いも注目を集めました。この記事では、2026年10月30日時点の公式記録を基に、セ・パ両リーグの最終順位から順位表の読み方、ゲーム差の計算方法、CS進出条件、歴代優勝球団まで詳しく整理します。
【2026年の結論】セ・リーグは阪神、パ・リーグはソフトバンクが優勝

2026年のプロ野球は、両リーグで連覇を達成した球団が誕生しました。阪神タイガースはセ・リーグ、福岡ソフトバンクホークスはパ・リーグの頂点に立っています。
阪神タイガースは2年連続8度目のセ・リーグ優勝阪神のリーグ優勝が決まったのは2026年10月3日です。阪神はMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた広島東洋カープ戦に4対6で敗れましたが、2位の読売ジャイアンツも敗れたため、優勝が決定しました。
最終成績は143試合79勝62敗2分、勝率.560。2位の巨人とは2.5ゲーム差でした。
2025年に続く連覇であり、NPB公式発表によるとセ・リーグでは8度目の優勝です。一リーグ時代の優勝4回を含めると、球団の優勝実績はさらに積み重なります。
藤川監督が率いた2026年の阪神は、強力な中軸打線と安定した先発陣を背景に、シーズン終盤まで首位を守りました。巨人との競争を制したことも、今季の大きな特徴です。
福岡ソフトバンクホークスは3年連続22度目のパ・リーグ優勝パ・リーグでは、福岡ソフトバンクホークスが2026年9月17日に優勝を決めました。
京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ戦に7対1で勝利し、2位の埼玉西武ライオンズが敗れたことで、3年連続22度目のリーグ優勝が確定しました。
最終成績は143試合91勝49敗3分、勝率.650。12球団を通じても最高の勝率です。
小久保監督の下、打線の機動力と勝負強さ、投手陣の継投を組み合わせた総合力が結果につながりました。91勝という数字は、2026年のプロ野球におけるソフトバンクの強さを端的に表しています。
なお、リーグ優勝と日本一は別のタイトルです。2026年はソフトバンクが日本シリーズでも横浜DeNAベイスターズを4連勝で破り、日本一も獲得しました。
【2026年最終順位一覧】セ・パ12球団の勝敗・勝率・ゲーム差を比較
2026年度のNPB公式記録によるセ・リーグ順位表とパ・リーグ順位表をまとめました。以下はレギュラーシーズン全143試合終了時点の最終成績です。
2026年セ・リーグ順位表セ・リーグは阪神が首位、巨人が2位、横浜DeNAが3位でシーズンを終えました。上位3球団がクライマックスシリーズへの出場権を獲得しています。
2026年パ・リーグ順位表パ・リーグはソフトバンクが圧倒的な勝率で首位を確保。2位の西武と3位の日本ハムは1.5ゲーム差という接戦でした。
| リーグ | 順位 | 球団名 | 試合 | 勝敗・引分 | 勝率 | ゲーム差 | CS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| セ | 1位 | 阪神 | 143 | 79勝62敗2分 | .560 | ― | 進出 |
| セ | 2位 | 巨人 | 143 | 76勝64敗3分 | .543 | 2.5 | 進出 |
| セ | 3位 | DeNA | 143 | 71勝69敗3分 | .507 | 7.5 | 進出 |
| セ | 4位 | 広島 | 143 | 61勝78敗4分 | .439 | 17.0 | 圏外 |
| セ | 5位 | ヤクルト | 143 | 61勝80敗2分 | .433 | 18.0 | 圏外 |
| セ | 6位 | 中日 | 143 | 60勝81敗2分 | .426 | 19.0 | 圏外 |
| パ | 1位 | ソフトバンク | 143 | 91勝49敗3分 | .650 | ― | 進出 |
| パ | 2位 | 西武 | 143 | 79勝60敗4分 | .568 | 11.5 | 進出 |
| パ | 3位 | 日本ハム | 143 | 78勝62敗3分 | .557 | 13.0 | 進出 |
| パ | 4位 | オリックス | 143 | 65勝76敗2分 | .461 | 26.5 | 圏外 |
| パ | 5位 | ロッテ | 143 | 63勝77敗3分 | .450 | 28.0 | 圏外 |
| パ | 6位 | 楽天 | 143 | 58勝84敗1分 | .408 | 34.0 | 圏外 |
順位表から読み取れるポイントは、セ・リーグでは阪神と巨人の差が2.5ゲームだった一方、パ・リーグではソフトバンクと2位西武の差が11.5ゲームに達したことです。
また、阪神と西武はともに79勝ですが、勝率は西武.568、阪神.560と異なります。これは敗戦数や引き分け数が異なるためです。単純な勝利数だけで球団の順位や成績を比較できないことが分かります。
【順位表の見方】勝率ランキングとゲーム差はどう計算する?
プロ野球の順位表には、試合数、勝利数、敗戦数、引き分け数、勝率、ゲーム差などの項目があります。それぞれの意味を理解すると、優勝争いやCS進出争いの状況を正確に把握できます。
勝率は勝利数を勝敗の合計で割って算出するNPB公式の記録計算方法では、勝率は次の式で計算されます。
勝率=勝利数÷(勝利数+敗戦数)
重要なのは、引き分けが計算に含まれないことです。
例えば阪神は79勝62敗2分なので、79÷(79+62)=約0.560となります。これが公式順位表に掲載される勝率.560です。
ソフトバンクの場合は91勝49敗3分で、91÷(91+49)=0.650となります。引き分けを除いた勝敗で見ると、12球団の中で最も高い数値です。
そのため、試合数や勝利数が同じでも、敗戦数が少ない球団の方が高い勝率を記録する場合があります。
ゲーム差は首位との勝敗の差を表すゲーム差とは、首位球団と各球団の成績を比較した数値です。順位表では、通常、首位を基準に何ゲーム離れているかを示します。
一般的な計算式は次のとおりです。
ゲーム差=(首位の勝利数-対象球団の勝利数+対象球団の敗戦数-首位の敗戦数)÷2
2026年のセ・リーグで阪神と巨人を比較すると、阪神は79勝62敗、巨人は76勝64敗です。
(79-76+64-62)÷2=2.5となり、巨人のゲーム差は2.5です。
パ・リーグではソフトバンクが91勝49敗、西武が79勝60敗だったため、両球団のゲーム差は11.5となります。
なお、ゲーム差は勝率の差をそのまま表した数字ではありません。残り試合数や勝敗の変化によって動くため、順位争いを追う際には勝率と合わせて確認する必要があります。
引き分けが多いと順位にどう影響する?引き分けは勝率の分母にも分子にも入りません。そのため、勝率が同じでも勝利数や引き分け数が異なることがあります。
例えば、2026年のセ・リーグでは広島が61勝78敗4分、ヤクルトが61勝80敗2分でした。両球団は勝利数が同じですが、広島の方が敗戦数が少なく、勝率.439で4位、ヤクルトは.433で5位となっています。
順位表を見るときは、勝利数だけで判断せず、勝率、敗戦数、引き分け数をセットで確認することが大切です。
【12球団の成績を分析】2026年の勝率ランキングと注目球団
2026年の順位表を両リーグ横断で比較すると、ソフトバンクの勝率.650が際立ちます。続く西武が.568、阪神が.560、日本ハムが.557、巨人が.543という順番です。
ただし、これは両リーグの勝率を比較した参考ランキングであり、セ・パを統合した公式順位ではありません。リーグ優勝はそれぞれのリーグ内の成績によって決まります。
阪神タイガース:安定した勝率で連覇を達成阪神は79勝を挙げ、勝率.560でセ・リーグ首位を確保しました。2位巨人とのゲーム差は2.5で、シーズン終盤まで優勝争いが続いたことが数字から分かります。
2025年に続くリーグ連覇は、球団史上初のリーグ連覇でもあります。2026年の優勝は、阪神の歴史に残る実績となりました。
読売ジャイアンツ:76勝で2位を確保読売ジャイアンツは76勝64敗3分、勝率.543で2位。優勝した阪神との差は2.5ゲームでした。
3位DeNAとの勝率差も.036あり、上位2球団と3位以下の成績には一定の開きがありました。巨人にとっては優勝を逃した一方で、CSファーストステージのホーム開催権を得たシーズンです。
埼玉西武ライオンズ:79勝でパ・リーグ2位西武は79勝60敗4分、勝率.568で2位に入りました。ソフトバンクとのゲーム差は11.5ですが、3位日本ハムとはわずか1.5ゲーム差でした。
つまり、優勝争いでは首位から離されたものの、2位の座をめぐる競争は最後まで重要な意味を持っていました。
北海道日本ハムファイターズ:3位からCSを突破日本ハムは78勝62敗3分、勝率.557で3位。2位西武との差は1.5ゲームでした。
レギュラーシーズンでは西武を下回りましたが、クライマックスシリーズのファーストステージでは西武を2勝1敗で破っています。シーズン順位とポストシーズンの結果が必ずしも一致しないことを示した事例です。
オリックス・バファローズ、ロッテ、楽天パ・リーグ4位は65勝76敗2分のオリックス、5位は63勝77敗3分のロッテ、6位は58勝84敗1分の楽天でした。
3球団はいずれも勝率5割を下回り、CS進出圏内には届きませんでした。特に楽天は勝率.408で、首位ソフトバンクとのゲーム差は34.0に達しています。
セ・リーグでは広島、ヤクルト、中日が4位から6位。両リーグともに、上位3球団と下位3球団の成績を比較することで、2026年の順位争いの特徴が見えてきます。
【クライマックスシリーズ進出条件】2026年の新ルールと順位の関係
プロ野球のレギュラーシーズンで3位以内に入ることは、日本シリーズ進出を目指すうえで重要な条件です。各リーグの上位3球団がクライマックスシリーズ(CS)に進出し、ファーストステージとファイナルステージを戦います。
CSの基本的な出場条件CSの出場資格は、レギュラーシーズンの各リーグ1位、2位、3位です。
ファーストステージでは2位と3位が対戦し、勝ち抜いた球団が1位球団とのファイナルステージに進みます。
2026年の順位で整理すると、次のようになります。
セ・リーグ
- 1位:阪神タイガース
- 2位:読売ジャイアンツ
- 3位:横浜DeNAベイスターズ
パ・リーグ
- 1位:福岡ソフトバンクホークス
- 2位:埼玉西武ライオンズ
- 3位:北海道日本ハムファイターズ
2026年の大きな変更点は、ファイナルステージにおけるアドバンテージ制度です。NPBは2026年8月24日に新ルールを発表しました。
従来の基本方式では、リーグ1位球団に1勝のアドバンテージが与えられ、アドバンテージを含めて先に4勝した球団が勝者となります。
2026年からは、次のいずれかの条件を満たす場合、アドバンテージが2勝に増えます。
- レギュラーシーズン1位球団とファーストステージ勝者のゲーム差が10ゲーム以上ある場合。
- ファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満の場合。
この特別ルールが適用される場合、最大7試合制となり、1位球団に2勝のアドバンテージが与えられます。アドバンテージを含めて先に5勝した球団が日本シリーズ進出を決めます。
2026年CSの実際の結果:3位DeNAが阪神を破るセ・リーグでは、3位DeNAがファーストステージで2位巨人を2勝0敗で破りました。
続くファイナルステージでは首位阪神と対戦。阪神には1勝のアドバンテージがありましたが、DeNAが試合で4連勝し、通算4勝1敗で日本シリーズ進出を決めました。
レギュラーシーズン3位の球団がリーグ優勝球団を破った、2026年の象徴的な展開です。
パ・リーグではソフトバンクが2勝のアドバンテージを獲得パ・リーグのファーストステージでは、日本ハムが2位西武を2勝1敗で撃破しました。
ファイナルステージの相手はソフトバンクです。両球団のレギュラーシーズンのゲーム差は13.0だったため、2026年の新ルールによりソフトバンクには2勝のアドバンテージが与えられました。
ソフトバンクは試合でも日本ハムに3連勝。アドバンテージを含めた5勝0敗で日本シリーズ進出を決めています。
さらに2026年の日本シリーズでは、ソフトバンクがDeNAに4連勝。10月28日の第4戦を制して日本一を達成しました。
この結果からも分かるように、レギュラーシーズンの順位はCS出場資格やアドバンテージに直結しますが、最終的な日本一はポストシーズンの勝敗によって決まります。
【順位決定の仕組みと歴代優勝球団】同率の場合はどうなる?
プロ野球の順位は、基本的に勝率の高い球団から順番に決定されます。ただし、勝率が同じ球団が複数存在する場合には、リーグごとに定められた順位決定規定が適用されます。
セ・リーグの順位決定ルールセ・リーグでは、勝率が同じ場合、次の順番で順位を決定します。
- 勝利数が多い球団を上位とする。
- 勝利数も同じ場合は、当該球団間の対戦勝率を比較する。
- 直接対戦の勝率も同じ場合は、リーグ内対戦成績の勝率を比較する。
- それでも同じ場合は、前年度順位が上位の球団を上位とする。
パ・リーグでは、勝率が同じ場合の優先順位がセ・リーグと異なります。
- 当該球団間の直接対戦勝率が高い球団を上位とする。
- 直接対戦勝率が同じ場合は、リーグ内対戦成績の勝率を比較する。
- それでも同じ場合は、前年度順位が上位の球団を上位とする。
セ・リーグでは勝利数が最初の判断基準になりますが、パ・リーグでは直接対戦の勝率が優先されます。両リーグのルールを混同しないよう注意が必要です。
プロ野球歴代優勝球団と2026年の記録2026年の結果を歴代のリーグ優勝記録と比較すると、球団ごとの長い歴史も見えてきます。
- 読売ジャイアンツ:セ・リーグ優勝39回。リーグ最多の優勝実績を持つ。
- 阪神タイガース:2026年の優勝でセ・リーグ優勝8回。
- 埼玉西武ライオンズ:球団の系譜を含むパ・リーグ優勝23回。
- 福岡ソフトバンクホークス:2026年の優勝でパ・リーグ優勝22回。
- 北海道日本ハムファイターズ:パ・リーグ優勝7回。
- オリックス・バファローズ:パ・リーグ優勝15回。
なお、これらの数字はNPBの球団別優勝記録に基づくもので、球団の前身や名称変更の扱いによって歴史的な集計方法が異なる場合があります。
歴代の優勝回数を見ると、巨人や西武が長い期間にわたってリーグを代表してきた一方、2026年は阪神とソフトバンクが新たな実績を加えたシーズンとなりました。
【日本プロ野球順位に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年のプロ野球で優勝した球団はどこですか?
A1:セ・リーグは阪神タイガース、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスです。阪神は2年連続8度目、ソフトバンクは3年連続22度目のリーグ優勝を達成しました。
Q2:2026年のプロ野球12球団で最も勝率が高い球団はどこですか?
A2:福岡ソフトバンクホークスです。143試合91勝49敗3分で、勝率.650を記録しました。両リーグを通じてトップの勝率です。
Q3:プロ野球のゲーム差はどのように計算しますか?
A3:一般的には、(首位の勝利数-対象球団の勝利数+対象球団の敗戦数-首位の敗戦数)÷2で算出します。引き分けはこの計算式に直接含まれません。
Q4:クライマックスシリーズには何位まで進出できますか?
A4:セ・リーグ、パ・リーグともにレギュラーシーズンの1位から3位までの球団が進出できます。2位と3位がファーストステージで対戦し、その勝者が1位球団とのファイナルステージに進みます。
Q5:レギュラーシーズン3位でも日本一になれますか?
A5:可能です。2026年のセ・リーグでは3位DeNAがCSファイナルステージで阪神を破って日本シリーズに進出しました。ただし、日本シリーズで優勝するには、もう一方のリーグの代表球団にも勝つ必要があります。
Q6:プロ野球の順位は勝利数だけで決まりますか?
A6:いいえ。基本的には勝率によって順位が決まります。勝率が同じ場合は、セ・リーグとパ・リーグそれぞれの順位決定規定に従って順位を確定します。
2026年の日本プロ野球順位は、セ・リーグが阪神タイガース、パ・リーグが福岡ソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じました。阪神は79勝62敗2分、ソフトバンクは91勝49敗3分という成績を残し、両球団ともにリーグ連覇を達成しています。
12球団の最終順位を見ると、ソフトバンクの勝率.650が際立つ一方、セ・リーグでは阪神と巨人が2.5ゲーム差で競り合いました。パ・リーグでは西武と日本ハムの2位争いも1.5ゲーム差と接戦でした。
また、2026年はCSの新ルールが導入され、レギュラーシーズンのゲーム差がポストシーズンのアドバンテージに直接影響しました。実際に3位DeNAが日本シリーズへ進出し、最終的にはソフトバンクが日本一を獲得しています。
プロ野球順位を正確に理解するには、単なる勝敗数だけでなく、勝率、引き分け、ゲーム差、同率時の順位決定規定、CSの出場条件まで確認することが欠かせません。
今後の2027年シーズンでは、連覇を狙う阪神とソフトバンクに対して、巨人、西武、日本ハム、DeNAをはじめとする各球団がどのような巻き返しを見せるのか。2026年の最終順位は、次のシーズンの戦力分析や優勝争いを考えるうえでも重要な基準となります。
主な根拠資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、両リーグ優勝発表、2026年CS開催要項、球団別歴代優勝記録、日本シリーズ公式試合結果。