JRAの若手騎手としてデビューし、現在は通算300勝を突破した斎藤新騎手。2001年2月9日生まれの25歳で、父は数々の重賞勝ち馬を育ててきた斎藤誠調教師です。2019年のデビュー時には、父の所属する美浦ではなく栗東の安田隆行厩舎を選んだことでも話題になりました。
2026年10月26日現在、斎藤新騎手はJRA平地で年間60勝、通算304勝を記録。重賞についても、ラブカンプー、ドゥーラ、ヴァルツァーシャルなどの実績があり、通算7勝に到達しています。特に2026年9月のシリウスステークス制覇とJRA通算300勝達成は、キャリアを振り返るうえで大きな節目です。
【プロフィール】斎藤新騎手の年齢・生年月日・所属を紹介

斎藤新騎手は、2001年2月9日生まれ、茨城県出身のJRA騎手です。読み方は「さいとう・あらた」。2019年に騎手免許を取得し、同年3月から中央競馬で騎乗を開始しました。
2026年10月29日時点で25歳。若手としてデビューした時期から7年以上が経過し、現在は年間60勝を挙げる騎手へと成長しています。
基本プロフィール| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 斎藤新(さいとう あらた) |
| 生年月日 | 2001年2月9日 |
| 年齢 | 25歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 茨城県 |
| 職業 | JRA騎手 |
| 騎手免許取得 | 2019年 |
| デビュー日 | 2019年3月2日 |
| 所属 | 栗東・フリー |
| 父親 | 斎藤誠調教師 |
| JRA通算勝利数 | 304勝(2026年10月26日時点) |
| JRA重賞勝利数 | 7勝 |
| G1勝利数 | 0勝 |
現在の所属は栗東のフリーです。これは特定の調教師が管理する厩舎に所属する形ではなく、フリー騎手として活動していることを意味します。
デビュー当初は安田隆行厩舎に所属していましたが、現在は所属形態が変わっています。父親の斎藤誠調教師は美浦所属であり、親子で所属拠点が異なることも特徴です。
【父親との関係】斎藤誠調教師の息子が栗東を選んだ理由
斎藤新騎手の父親は、JRAの調教師である斎藤誠氏です。父は2014年のオークスを制したヌーヴォレコルトなどを手がけた実績を持つ調教師で、競馬界では広く知られています。
幼い頃から競馬場に足を運ぶ環境にあった斎藤新騎手は、父の仕事を通じて競馬に親しみ、騎手を志すようになりました。
父親と同じ厩舎を選ばなかった背景2019年3月のデビュー直前に報じられたインタビューでは、斎藤新騎手が父の厩舎に所属せず、栗東の安田隆行厩舎を選んだ経緯が紹介されています。
本人は、父と同じ環境にいることで甘えが生じたり、周囲から特別な目で見られたりすることを避けたいという考えを語っていました。父親の管理馬に頼るのではなく、別の環境で技術を磨く道を選んだのです。
一方、父の斎藤誠調教師も、息子が栗東で経験を積むことを前向きに受け止めていました。厳しい環境に身を置くことを尊重しながら、親として成長を見守る姿勢が報道されています。
2019年3月3日のJRA初勝利後には、斎藤新騎手自身が父から「やったね、おめでとう」と祝福されたことを明かしています。この初勝利は父の管理馬ではなく、安田隆行厩舎のアルファライズによるものでした。
騎手を目指すまでの歩み斎藤新騎手は2013年のジョッキーベイビーズで優勝しています。その後、2016年にJRA競馬学校の騎手課程へ進み、2019年2月に卒業しました。
競馬学校ではアイルランド大使特別賞や模範賞を受賞。騎乗技術や学校生活における取り組みも評価されていたことが、当時の競馬専門メディアのインタビューで紹介されています。
父親が調教師という恵まれた環境は、競馬を早くから身近に感じられる点で強みになったと考えられます。ただし、実際の騎乗成績は本人がレースで積み重ねてきた結果です。親子関係だけで現在の実績を説明することはできません。
【経歴・デビュー】2019年の初騎乗から2026年の300勝達成まで
斎藤新騎手のJRAデビューは2019年3月2日です。初騎乗から翌日の初勝利までの展開は早く、同期の新人騎手の中でも注目を集めました。
デビュー戦はクーファピーカブー2019年3月2日、小倉競馬場の1Rでクーファピーカブーに騎乗。14頭立てのレースで5着となり、これがJRAでの初騎乗でした。
翌3月3日には、小倉4Rでアルファライズに騎乗します。7番人気だった同馬を勝利に導き、JRA初勝利を達成しました。新人騎手として、その年最初の初勝利を挙げたことも話題になりました。
当時のラジオNIKKEIの報道では、レース直後に勝利を確信できず、厩舎関係者から祝福されて初めて実感が湧いたという本人のコメントが伝えられています。
斎藤新騎手の主な経歴・転換点| 時期 | 出来事 | 主な実績・内容 |
|---|---|---|
| 2013年 | ジョッキーベイビーズ | 優勝し、騎手を目指す道を歩む。 |
| 2016年 | 競馬学校入学 | JRA競馬学校騎手課程で学ぶ。 |
| 2019年2月 | 競馬学校卒業 | アイルランド大使特別賞、模範賞を受賞。 |
| 2019年3月2日 | JRA初騎乗 | 小倉1Rでクーファピーカブーに騎乗し5着。 |
| 2019年3月3日 | JRA初勝利 | アルファライズで小倉4Rを制覇。 |
| 2020年7月 | 初重賞制覇 | ラブカンプーでCBC賞を勝利。 |
| 2022年 | 重賞2勝 | レッドガランで中山金杯、ドゥーラで札幌2歳ステークスを制覇。 |
| 2023年 | 重賞制覇 | ドゥーラでクイーンステークスを勝利。 |
| 2024年 | 重賞2勝 | ヴァルツァーシャルでマーチステークス、ヤマニンサルバムで新潟大賞典を制覇。 |
| 2026年9月26日 | 重賞7勝目 | ヴァルツァーシャルでシリウスステークスを制覇。 |
| 2026年9月27日 | JRA通算300勝 | セーニョレガーレで達成。 |
| 2026年10月26日 | 最新成績 | 年間60勝、JRA通算304勝。 |
デビューから初勝利、初重賞制覇までを振り返ると、斎藤新騎手は早い段階で結果を残しながら、着実に重賞での経験を積んできたことが分かります。
特に2022年以降は重賞での勝利が増え、単なる若手の有望株という位置付けから、重賞戦線でも結果を残す騎手へと活動の幅を広げています。
【2026年最新成績】年間60勝・通算304勝の実力を数字で検証
2026年10月26日10時31分更新のスポーツナビ騎手データベースによると、斎藤新騎手の2026年のJRA平地成績は585騎乗、60勝、2着41回、3着43回です。
勝率は10.3%、連対率は17.3%、複勝率は24.6%。年間60勝という数字だけでなく、勝率や複勝率も前年を上回っている点が注目されます。
2026年と2025年の成績比較| 項目 | 2026年(10月26日時点) | 2025年通年 |
|---|---|---|
| 騎乗回数 | 585回 | 625回 |
| 1着 | 60回 | 38回 |
| 2着 | 41回 | 43回 |
| 3着 | 43回 | 32回 |
| 勝率 | 10.3% | 6.1% |
| 連対率 | 17.3% | 13.0% |
| 複勝率 | 24.6% | 18.1% |
| 重賞勝利 | 1勝 | 0勝 |
2026年はまだ年末までの競馬開催を残しているものの、10月26日時点ですでに前年通年の38勝を22勝上回っています。
勝率も前年の6.1%から10.3%へ上昇しています。騎乗数が大幅に増えたわけではない中で勝利数が伸びていることから、単純な騎乗機会の増加だけでは説明できない成績の向上が見られます。
JRA通算成績は304勝同じ2026年10月26日時点の累計データでは、JRA平地通算4,617騎乗で304勝。2着300回、3着293回となっています。
通算勝率は6.6%、連対率は13.1%、複勝率は19.4%です。2026年単年の数字が通算成績を大きく上回っており、今年の好調さが全体の成績にも反映されつつあります。
2026年9月27日には、阪神2RのセーニョレガーレでJRA通算300勝を達成しました。2019年3月2日の初騎乗から4,544戦目での到達で、現役騎手として46人目の記録でした。
このとき本人は、デビュー1年目の年間最多勝利44勝を更新したことにも触れ、騎乗機会を与えてくれる馬主や厩舎関係者、ファンへの感謝を語っています。9月27日時点で年間56勝だった記録は、10月26日には60勝まで伸びました。
なお、ここで紹介した304勝はJRAの平地成績です。地方競馬や海外競馬の勝利数を含めた数字とは区別する必要があります。
【重賞勝利・G1成績】ラブカンプー、ドゥーラ、ヴァルツァーシャルとの実績
斎藤新騎手のキャリアを語るうえで欠かせないのが、重賞で結果を残してきた競走馬とのコンビです。
2026年10月26日時点のJRA重賞勝利数は通算7勝。これまでの勝利はすべてG3競走です。G1勝利はまだありませんが、複数の重賞で異なる競走馬を勝利に導いています。
ラブカンプーで初重賞制覇斎藤新騎手が初めて重賞を制したのは2020年7月5日のCBC賞です。
騎乗馬はラブカンプー。13番人気という低評価を覆して優勝し、斎藤新騎手にとってJRA重賞初勝利となりました。
デビューから約1年4か月での重賞制覇であり、若手騎手として大きな実績を残したレースです。
ドゥーラとのコンビで重賞2勝2022年にはレッドガランで中山金杯を制したほか、ドゥーラとのコンビで札幌2歳ステークスを勝利しました。
さらに2023年7月30日のクイーンステークスでもドゥーラに騎乗し、再び重賞タイトルを獲得しています。
同じ競走馬で異なる時期に重賞を2勝したことは、斎藤新騎手の代表的な実績の一つです。特にクイーンステークスは、ドゥーラの成長を示すレースとしても記憶されています。
ヴァルツァーシャルとの再タッグで2026年も重賞制覇2024年にはヴァルツァーシャルでマーチステークスを制覇。同年5月にはヤマニンサルバムで新潟大賞典も勝ち、年間2度の重賞勝利を記録しました。
そして2026年9月26日、阪神競馬場で開催されたシリウスステークスで、再びヴァルツァーシャルに騎乗します。
5番人気、58.5キロのハンデを背負った同馬は、道中後方寄りで脚をため、直線で抜け出して優勝。ヴァルツァーシャル自身にとっても2024年3月のマーチステークス以来、約2年6か月ぶりとなる重賞勝利でした。
斎藤新騎手にとっては、2024年5月の新潟大賞典以来となるJRA重賞制覇で、通算7勝目。しかもヴァルツァーシャルへの騎乗は初めてでした。
JRA重賞7勝の内訳- 2020年:CBC賞(G3)ラブカンプー
- 2022年:中山金杯(G3)レッドガラン
- 2022年:札幌2歳ステークス(G3)ドゥーラ
- 2023年:クイーンステークス(G3)ドゥーラ
- 2024年:マーチステークス(G3)ヴァルツァーシャル
- 2024年:新潟大賞典(G3)ヤマニンサルバム
- 2026年:シリウスステークス(G3)ヴァルツァーシャル
一方、G1ではまだ勝利を挙げていません。
2026年10月26日時点の累計データでは、JRAのG1騎乗は14回で、勝利は0回。3着が1回あります。G2も21回騎乗して勝利はありません。
つまり、重賞7勝という実績は主にG3で積み上げたものです。G3で安定して結果を残している一方、G1・G2でのタイトル獲得は今後のキャリアに残された大きな目標といえます。
【実力と評価】若手時代から何が変わった?成績から見える強みと課題
斎藤新騎手の成績を評価する際には、単純な勝利数だけでなく、勝率、連対率、重賞実績、騎乗機会の推移を合わせて見る必要があります。
2026年は勝率10%を超える成績最も注目すべき変化は、2026年の勝率が10.3%に到達していることです。
2025年の勝率6.1%と比べると4.2ポイント上昇しています。連対率も13.0%から17.3%へ、複勝率も18.1%から24.6%へ伸びました。
特に複勝率24.6%は、約4回の騎乗に1回の割合で3着以内に入っている計算です。勝利だけでなく、上位争いに加わる頻度も高まっています。
重賞での経験値と対応力ラブカンプー、ドゥーラ、ヴァルツァーシャル、ヤマニンサルバムなど、斎藤新騎手の重賞勝利馬には、芝・ダート、短距離・中距離と異なる条件の競走馬が含まれています。
この点は、特定の馬や競走条件だけに実績が偏っているわけではないことを示しています。
また、2026年のシリウスステークスでは初騎乗のヴァルツァーシャルを勝利に導きました。過去に騎乗経験のある馬で結果を出すだけでなく、新しいコンビでも重賞を制したことは評価できる材料です。
今後の課題はG1での勝利一方、通算G1勝利はまだありません。G3で7勝を挙げた実績と、G1の舞台で勝ち切る能力は別の評価軸です。
G1では出走馬の能力が高く、展開や枠順、馬の状態、相手関係など複数の要素が結果に影響します。今後は重賞での経験を生かし、より大きな舞台で勝利をつかめるかが注目点になります。
【プロの結論】勝利数だけでなく数字の変化を見る斎藤新騎手を評価する際に重要なのは、若手時代の実績と2026年の数字を切り離さずに見ることです。
2019年にはデビュー直後に初勝利を挙げ、2020年には初重賞制覇。2022年から2024年にかけて重賞勝利を重ね、2026年には年間60勝と通算300勝突破を達成しました。
こうした経歴からは、デビュー当初の勢いだけでなく、長期的に勝利を積み上げてきたことが読み取れます。
競馬ファンが騎手の実力を判断するときは、次の4点を確認すると実態を把握しやすくなります。
- 勝率:騎乗数に対して何回勝利しているか。
- 連対率:1着・2着に入る頻度はどの程度か。
- 重賞実績:どの競走馬と、どのグレードのレースで勝っているか。
- 成績の推移:前年や過去の通算成績と比較して改善しているか。
この基準で見ると、2026年の斎藤新騎手は勝率と連対率の両方が通算成績を上回っており、重賞でも勝利を追加しています。G1未勝利という課題は残るものの、数字の面ではキャリアの充実がうかがえます。
【斎藤新騎手の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:斎藤新騎手は何歳ですか?生年月日はいつですか?
A1:2001年2月9日生まれです。2026年10月現在は25歳です。
Q2:斎藤新騎手の父親は誰ですか?
A2:父親はJRAの斎藤誠調教師です。息子の斎藤新騎手は、父の所属する美浦ではなく、デビュー時に栗東の安田隆行厩舎を選びました。
Q3:斎藤新騎手の初勝利はどの馬ですか?
A3:2019年3月3日の小倉4Rで、アルファライズに騎乗してJRA初勝利を挙げました。初騎乗はその前日の3月2日で、クーファピーカブーに騎乗しています。
Q4:2026年の斎藤新騎手の成績は何勝ですか?
A4:2026年10月26日10時31分時点で、JRA平地60勝です。585回騎乗し、勝率10.3%、連対率17.3%となっています。
Q5:斎藤新騎手の重賞勝利数は何勝ですか?
A5:2026年10月26日時点でJRA重賞通算7勝です。ラブカンプー、ドゥーラ、ヴァルツァーシャルなどでG3を制しています。
Q6:斎藤新騎手はG1を勝っていますか?
A6:2026年10月26日時点でJRAのG1勝利はありません。G1への騎乗経験は14回あり、3着が1回あります。
Q7:斎藤新騎手の現在の所属はどこですか?
A7:栗東所属のフリー騎手です。デビュー当初は安田隆行厩舎に所属していました。
斎藤新騎手は2001年2月9日生まれの25歳。父は斎藤誠調教師で、2019年3月2日にJRAデビューを果たし、翌日にアルファライズで初勝利を挙げました。
その後、ラブカンプーで初重賞制覇を達成し、ドゥーラ、レッドガラン、ヴァルツァーシャル、ヤマニンサルバムなどの実績を積み重ねています。
2026年10月26日時点では、年間60勝、勝率10.3%、連対率17.3%。通算304勝、重賞7勝という実績に到達しました。9月のシリウスステークス制覇と翌日のJRA通算300勝達成は、今年の大きなハイライトです。
父親が調教師という環境で育ちながら、デビュー時にはあえて父の厩舎を離れ、栗東で経験を積んだ斎藤新騎手。現在はフリー騎手として活動し、重賞戦線でも存在感を示しています。
今後の注目点は、2026年の好成績をさらに伸ばせるか、そしてG1初制覇を実現できるかという2点です。若手時代の初勝利から通算300勝を超えるまでの歩みを踏まえると、25歳の騎手がこれからどのような実績を積み上げるのか、引き続き目が離せません。