2026年、学校現場で教員の事務負担を軽減する役割を担う「スクールサポートスタッフ」の採用が、自治体ごとに進んでいます。授業で使用するプリントの印刷、教材準備、採点補助、学校行事の準備、パソコンでのデータ入力など、教員が児童・生徒への指導に集中できるよう、日常的な業務を支える仕事です。正式には「教員業務支援員」と呼ばれることもあります。
注目したいのは、教員免許を持っていない人でも応募できる求人が多いことです。一方、給料は時給1,187円の自治体もあれば、月額17万円台から19万円台の募集もあり、勤務時間や休日、社会保険、任用期間には大きな違いがあります。東京都教育委員会の募集情報、大阪市の2026年度・2027年度採用情報、広島市の2026年度募集を比較しながら、実際に働く前に知っておきたい条件と仕事の実態を解説します。
【仕事内容】スクールサポートスタッフは何をする仕事?具体的な業務を解説

スクールサポートスタッフは、学校の先生が授業や児童・生徒への指導に専念できるよう、教員の事務的な仕事を補助する職員です。
文部科学省は、2021年8月23日に学校教育法施行規則の一部改正を施行し、教員業務支援員の名称と職務内容を規定しました。学校の働き方改革を進め、教員が本来担う教育活動に注力できる体制を整えることが背景にあります。
そのため、スクールサポートスタッフは、教員の代わりに授業を担当する仕事ではありません。基本的には、学校運営に必要な事務作業や授業準備の補助が中心です。
主な仕事内容は5つの分野に分かれる実際の業務は自治体や配属先の学校によって異なりますが、代表的な仕事内容は次のとおりです。
1. プリント・配布物の印刷と仕分け
学習プリント、保護者向けのお知らせ、学校行事の案内などを印刷し、クラスや学年ごとに仕分けします。印刷物の枚数や配布先を確認するなど、正確さが求められる作業です。
2. 授業準備・教材作成の補助
授業で使用する教材の準備、資料の整理、掲示物の作成、実験や実習後の片付けなどを担当します。教員が授業内容を考える時間を確保できるよう、周辺作業を引き受けます。
3. 採点業務の補助
小テストや提出物の採点補助などを行います。ただし、成績評価や最終的な判断は教員の責任であり、スタッフが教員と同じ立場で評価を決定する仕事ではありません。
4. パソコンによる事務作業
各種データの入力、アンケートの集計、資料作成、学校行事に関する情報整理などを担当します。基本的なパソコン操作や、数字・文字を間違えずに入力する能力が役立ちます。
5. 学校運営に関する補助業務
来客対応、電話対応、掲示物の張り替え、資料整理、学校行事の準備や後片付け、換気・消毒作業なども仕事に含まれる場合があります。自治体によっては健康観察の取りまとめや保健関係の事務補助を行うこともあります。
文部科学省の調査で分かった実際の業務割合文部科学省委託の2023年度公立小学校・中学校教員勤務実態調査研究報告書には、教員業務支援員を配置している学校で、実際にどのような業務を担当しているかがまとめられています。
特に多かったのが、資料の印刷・配布準備です。該当業務を実施している学校の割合は、小学校で87.1%、中学校で85.3%でした。
また、学校行事の準備補助は小学校65.4%、中学校59.9%、資料整理は小学校56.8%、中学校60.7%となっています。
この結果からも、スクールサポートスタッフの中心的な仕事は、児童・生徒への直接指導ではなく、学校を円滑に運営するための事務支援であることが分かります。
【教員免許は必要?】応募資格・年齢・学歴と採用条件の実態
スクールサポートスタッフを希望する人が最初に気になるのが、教員免許や教育関係の資格が必要なのかという点です。
基本的に教員免許は必要ありません。教員業務支援員は、教員として授業を担当する職種ではなく、教員の業務を補助する職種だからです。
東京都教育委員会も、教員免許を持っていない人や、子供と接した経験がなくても事務作業に自信がある人などを、学校で働くスタッフの候補として紹介しています。
必須資格と歓迎されやすいスキル全国共通の資格試験や、スクールサポートスタッフ専用の国家資格はありません。ただし、採用する自治体によって必要な能力や応募条件が設定されています。
- 教員免許:原則不要。
- 学歴:不問としている自治体がある。
- パソコン操作:文字入力、資料作成、データ集計などの基本操作ができると有利。
- 事務経験:一般企業や学校での事務経験が役立つ。
- 教育経験:必須ではないが、学校現場の経験があると業務を理解しやすい。
- 年齢:自治体ごとに条件が異なる。
大阪市の2026年度募集では、平成20年4月1日以前に生まれた人で、地方公務員法上の欠格条項に該当しないことが基本条件です。学歴は問われず、日本国籍を持たない人も応募できます。ただし、就職が制限される在留資格の場合は採用されません。
一方、広島市の2026年度募集では、日本国籍を持つ人、永住者、特別永住者のいずれかに該当することなどが受験資格として設定されています。
東京都内でも、区市町村によって応募条件が異なります。例えば台東区の2026年度募集では、基本的なパソコン操作や入力作業などの事務能力が求められています。
似ている職種との違いにも注意学校には複数の支援スタッフが配置されていますが、仕事内容は同じではありません。
- スクールサポートスタッフ:印刷、資料整理、授業準備などの事務補助が中心。
- エデュケーション・アシスタント:授業中の学級担任の補助や登下校の見守りなど、子供と直接接する業務が中心。
- 特別支援教育支援員:教育上特別な支援を必要とする児童・生徒の学習や生活を支援する。
- ICT支援員:学校のICT環境や教育活動での情報通信技術の活用を支援する。
- スクールカウンセラー:心理的な問題を抱える児童・生徒などへの専門的な心理支援を行う。
特に注意したいのは、スクールサポートスタッフとエデュケーション・アシスタントの違いです。子供と直接関わる仕事を希望する場合は、応募する職種の業務内容を確認する必要があります。
【2026年度の給料・勤務時間】東京都・大阪市・広島市を徹底比較
スクールサポートスタッフの報酬は全国一律ではありません。月額報酬で採用する自治体もあれば、勤務した時間に応じて時給を支給する自治体もあります。
2026年度の公表資料から、東京都、大阪市、広島市の条件を比較します。
自治体別の報酬・勤務条件一覧| 自治体・職場 | 報酬の目安 | 勤務時間・日数 | 任用期間・特徴 |
|---|---|---|---|
| 東京都立学校 | 月額167,400円 | 月16日、1日7時間45分 | 2027年3月31日まで。条件を満たせば再度任用の可能性あり。 |
| 東京都台東区 | 時給1,468円 | 1日6時間、月4・8・12日など | 2027年3月31日まで。11月16日締切の募集例。 |
| 大阪市 | 月額176,436~196,620円、時間額1,469~1,637円 | 月額は週30時間。時間額は週15時間以内。 | 2027年3月31日まで。月額職は再度任用の可能性あり。 |
| 広島市 | 時給1,187円 | 原則1日2時間または4時間 | 2027年3月31日まで。欠員に応じて順次採用。 |
※各金額は各自治体の2026年度募集資料に記載された報酬です。勤務形態や手当、給与改定の有無が異なるため、単純な時給比較だけでは待遇の優劣は判断できません。
東京都教育委員会のスクールサポートスタッフ募集東京都の募集情報には、都立学校に勤務する職員と、区市町村立学校に勤務する職員の2つの枠組みがあります。
都立学校に勤務するスクール・サポート・スタッフは、東京都の会計年度任用職員です。2026年4月1日適用の勤務条件では、月額報酬167,400円、月16日勤務、1日7時間45分となっています。
任用期間は採用日から2027年3月31日までです。同じ職務の職が設置され、能力実証の結果が良好である場合は、4回を上限に公募によらない再度任用の可能性があります。ただし、次年度の採用が保証されるわけではありません。
一方、区市町村立学校の募集は、それぞれの教育委員会が実施します。東京都教育委員会の2026年9月14日更新ページでは、文京区、台東区、品川区、江戸川区、武蔵野市、府中市、武蔵村山市などの募集情報が紹介されています。
つまり、東京都内で働きたい場合でも、都立学校と区市町村立学校では応募窓口や勤務条件が異なるのです。
大阪市の2026年度は月額制と時間額制を選べる大阪市教育委員会が2026年1月16日に公表した募集では、月額報酬と時間額報酬の2種類が用意されています。
月額制は、週30時間勤務が基本です。週4日勤務の場合は1日7時間30分、週5日勤務の場合は1日6時間となります。
月額報酬は176,436円から196,620円で、採用までの職歴などによって決定されます。通勤手当のほか、期末手当・勤勉手当も支給対象です。
時間額制は1時間当たり1,469円から1,637円で、週1日から5日、週15時間以内の勤務です。こちらは勤務時間に応じて報酬が計算されます。
任用期間は2026年4月1日から2027年3月31日までで、月額制は勤務実績に応じて2回まで再度任用される可能性があります。時間額制は2026年度末までの任用予定で、更新なしとされています。
広島市は短時間勤務が特徴広島市の2026年度募集では、1時間当たりの報酬は1,187円です。
勤務時間は原則として1日2時間、年間480時間、または1日4時間、年間760時間の2区分となっています。勤務日は原則として月曜日から金曜日のうち、所属長が指定する日です。
土日祝日が基本的な休日ですが、学校行事などの事情によって土曜日などに勤務する場合もあります。
広島市では、交通費が別途支給される一方、健康保険、厚生年金、雇用保険は原則として適用されません。他の会計年度任用職員の職を兼務し、加入要件を満たす場合は例外があります。
短時間で学校を支える働き方を希望する人には検討しやすい条件ですが、年間の勤務時間が決まっているため、毎月安定した収入を得たい人は注意が必要です。
【採用・求人】2026年11月時点の募集情報と応募方法
スクールサポートスタッフの求人は、一般企業の求人サイトだけでなく、自治体の教育委員会や職員採用ページに掲載されます。
2026年11月2日時点では、2026年度の追加募集に加え、2027年度に向けた採用情報も確認できます。
東京都内:台東区は11月16日が申込期限東京都教育委員会が紹介している自治体別の募集情報の中では、台東区の2026年度スクールサポートスタッフ登録者募集が具体的な募集例です。
台東区の募集では、採用日から2027年3月31日までを最長の任用期間とし、1日6時間勤務となっています。
勤務日数は月4日、8日、12日などの区分があり、月額報酬はそれぞれ34,988円、69,976円、104,965円です。報酬を時間換算すると1,468円です。
応募にはパソコン操作などの事務能力が求められ、登録後は必要に応じて学校から連絡を受ける仕組みです。登録しただけで採用が確定するわけではありません。
申込期限は2026年11月16日(月曜日)17時必着です。2026年度中の募集を探している人にとって、確認しておきたい具体的な採用情報です。
大阪市:2027年度向けの選考会も公表大阪市教育委員会は2026年10月23日、2027年度に向けた会計年度任用職員の募集を公表しました。対象は大阪市立の小学校、中学校、義務教育学校で働くスクールサポートスタッフなどです。
選考会は次の日程で実施される予定です。
- 2026年11月28日(土曜日)9時30分~17時30分
- 2026年11月30日(月曜日)13時~20時
- 2026年12月1日(火曜日)10時~20時
- 2026年12月2日(水曜日)18時~20時
- 2026年12月3日(木曜日)10時~20時
- 2026年12月4日(金曜日)18時~20時
選考会は予約制で、先着順です。大阪市行政オンラインシステムで面接予約を行う必要があります。
なお、これは2027年度採用に向けた情報です。2026年度の募集条件と混同しないよう、応募する年度を確認してください。
広島市:2026年度の募集は欠員状況に注意広島市教育委員会は2026年3月31日付で、2026年度スクールサポートスタッフの募集案内を公開しています。
申込書を受け付けた人から、勤務地などの条件が合う学校を紹介し、学校で面接を実施する方式です。選考後、採用が決まった人から順次任用されます。
ただし、2026年11月時点で募集ページに掲載されている欠員一覧は「現在、欠員が生じている学校はありません」となっています。
そのため、応募書類を提出しても、すぐに勤務先が紹介されるとは限りません。募集の継続と実際の採用枠の有無は分けて確認する必要があります。
応募から採用までの一般的な流れ自治体によって違いはありますが、採用までの流れはおおむね次のとおりです。
- 自治体の教育委員会や採用ページで募集要項を確認する。
- 申込書、履歴書、必要に応じて志望動機などを提出する。
- 書類選考や面接を受ける。
- 合格者名簿への登録、または配属先の学校との調整を行う。
- 採用決定後、勤務条件の説明を受けて任用される。
大阪市のように、面接に合格しても登録者名簿に掲載されるだけで、採用が保証されない自治体もあります。
一方、広島市のように、申込者の希望条件などを確認して学校を紹介する方式もあります。採用方式を理解しておくことが、応募後の行き違いを防ぐポイントです。
【大変・きつい?】仕事の負担とやりがい・評判を現場の実態から検証
スクールサポートスタッフは、教員免許が不要で、短時間勤務の求人もあることから、比較的始めやすい仕事として紹介されることがあります。
しかし、学校という職場ならではの忙しさや、業務の幅広さがあることも理解しておきたいところです。
大変だと感じやすいポイント1. 細かな作業を正確に繰り返す必要がある
印刷物の枚数や配布先を間違えると、授業や学校行事に影響が出る場合があります。単純に見える仕事でも、正確性と確認作業が欠かせません。
2. 学校ごとに仕事の進め方が違う
配属された学校によって、依頼する教員、仕事の優先順位、作業手順が異なります。最初は学校独自のルールや職員室の動き方を覚える必要があります。
3. 繁忙期には仕事が集中する
新学期、学校行事、学期末などは、印刷物や資料整理、準備作業が増えることがあります。限られた勤務時間の中で優先順位を考えながら進める場面もあります。
4. 依頼される仕事の範囲が分かりにくい場合がある
ここは特に重要な問題です。広島市が2026年10月1日に公表した包括外部監査への対応結果では、学校によってスタッフへの業務依頼や活用方法に違いがあることが取り上げられました。
監査では、配置人数が基本的に1校1人、多くても2人である一方、教職員からの依頼が集中する学校があったことや、担当できる業務範囲が不明確なケースも指摘されています。
また、教育現場での勤務経験がある人材と、経験のない人材では、学校側が依頼できる仕事の範囲に差が生じるという意見も紹介されました。
この監査を受け、広島市は2026年2月、業務範囲の目安となる具体例を全学校長に通知し、所属でのOJTも促しています。
つまり、スクールサポートスタッフの働きやすさは、給与や勤務時間だけでなく、学校側が業務の役割を明確にしているかどうかにも左右されるのです。
それでも感じられるやりがい一方、スクールサポートスタッフには、学校教育を支える仕事ならではの魅力があります。
- 教員の事務負担を軽減し、授業準備や教材研究に使える時間を生み出せる。
- 学校の運営に関わり、教育活動を間接的に支えられる。
- 教員や学校職員と連携しながら仕事を進められる。
- 短時間勤務の求人なら、家庭やほかの仕事と両立しやすい。
- 学校現場の雰囲気や教育に関心がある人にとって、社会との接点を持てる。
文部科学省の調査では、教員業務支援員を週30時間以上配置している学校は、配置していない学校と比較して、教員の「学校経営」「事務その他」に関する時間が短い傾向が確認されています。
この調査だけでスタッフ配置の因果効果を断定することはできませんが、事務作業を分担することが学校全体の業務環境を改善する可能性を示す資料です。
スクールサポートスタッフに向いている人仕事内容や自治体の募集条件を踏まえると、次のような人は仕事に適応しやすいと考えられます。
- 細かな作業を丁寧に進めることが好きな人。
- パソコンでの入力や書類整理が得意な人。
- 周囲の状況を見ながら柔軟に動ける人。
- 学校教育を裏側から支えることに関心がある人。
- 守秘義務を守り、個人情報を適切に扱える人。
- 短時間勤務や年度単位の仕事を希望する人。
反対に、授業を担当したい人、子供と直接関わることを仕事の中心にしたい人、毎月一定額以上の収入や長期雇用を最優先する人には、条件が合わない場合があります。
なお、全国のスタッフを対象とした統一的な満足度調査や、共通の口コミ評価があるわけではありません。仕事の評判を判断するときは、個別の体験談だけでなく、自治体の募集条件と実際の業務範囲を照らし合わせることが大切です。
【プロの結論】応募前に確認したい5つのポイント
スクールサポートスタッフの求人を比較するとき、時給の高さだけで応募先を決めるのはおすすめできません。実際の働きやすさは、勤務時間、任用期間、業務範囲、待遇によって変わるためです。
応募する前に、次の5項目を確認しておきましょう。
1. 月収と年間収入を計算する
時給が高くても、月の勤務日数が少なければ収入は限られます。時給だけでなく、1日何時間働くのか、月何日勤務するのか、年間勤務時間に上限があるのかを確認しましょう。
2. 夏休み・冬休みの勤務条件を確認する
学校が長期休業に入ると、授業準備や配布物の業務が通常とは異なる場合があります。学校閉庁日や長期休業中の勤務の有無、年間の勤務時間の配分を確認が必要です。
3. 社会保険と手当の条件を確認する
健康保険、厚生年金、雇用保険の適用は勤務時間や任用期間などによって異なります。期末手当・勤勉手当、通勤手当、有給休暇についても募集要項で確認してください。
4. 業務範囲と指示系統を確認する
印刷やデータ入力だけなのか、電話対応、保護者への連絡、学校行事の準備なども担当するのかを確認します。また、仕事の依頼を誰が取りまとめるのか、困ったときの相談先はどこなのかも重要です。
5. 再度任用の条件を確認する
会計年度任用職員は、原則として年度ごとに任用される職です。再度任用の制度があっても、次年度の雇用が自動的に保証されるわけではありません。任用期間、更新回数、再度任用の判断基準を確認しましょう。
特に、長く学校で働きたい人は、年度末で任用が終了した場合の生活設計も考えておく必要があります。
スクールサポートスタッフに関するよくある質問(FAQ)
Q1:スクールサポートスタッフになるために教員免許は必要ですか?
A1:原則として必要ありません。印刷、資料整理、データ入力、授業準備などの事務補助が中心です。ただし、応募条件は自治体ごとに異なるため、個別の募集要項を確認してください。
Q2:未経験や主婦、定年退職後でも応募できますか?
A2:応募可能な自治体があります。教員経験や学校勤務経験が必須ではない募集もあり、パソコン操作や事務能力を重視する求人もあります。年齢条件や応募資格は自治体によって異なります。
Q3:スクールサポートスタッフの時給はいくらですか?
A3:2026年度の募集例では、広島市が1,187円、大阪市の時間額制が1,469~1,637円、東京都台東区が1,468円です。月額制を採用している自治体もあるため、勤務時間と合わせて比較してください。
Q4:夏休みや冬休みも働く必要がありますか?
A4:自治体や学校の勤務割り振りによって異なります。学校が休業期間に入っても勤務が設定される場合や、年間勤務時間の調整が行われる場合があります。長期休業中の勤務条件を確認しましょう。
Q5:スクールサポートスタッフは公務員ですか?
A5:自治体が会計年度任用職員として採用する場合、地方公務員法の適用を受ける地方公務員です。ただし、常勤の正規教員とは異なり、任用期間が定められています。
Q6:採用後、翌年度も継続して働けますか?
A6:再度任用される制度を設けている自治体があります。ただし、勤務実績や能力の実証、翌年度の職の設置状況などが関係し、継続雇用が保証されるわけではありません。
Q7:採用されるために面接では何を伝えればよいですか?
A7:正確な事務処理ができること、パソコン操作の経験、周囲と協力して働けること、学校の個人情報を適切に扱えることなどを具体的に伝えるとよいでしょう。教育現場を支えたい理由も、自分の経験と結び付けて説明すると効果的です。
スクールサポートスタッフは、教員の事務負担を軽減し、学校教育を円滑に進めるための支援職です。プリントの印刷、教材準備、採点補助、資料整理、データ入力など、日常的な業務を担っています。
教員免許が原則不要で、教育業界未経験者にも応募の機会があることは大きな特徴です。一方、給料や勤務時間、休日、社会保険、任用期間は自治体によって異なります。
2026年11月時点では、東京都内の台東区で11月16日締切の募集があり、大阪市では2027年度採用に向けた選考日程も公表されています。広島市については、2026年度の募集ページで現在の欠員がないことも確認しておきたい点です。
仕事選びで大切なのは、時給だけではなく、実際に担当する業務と働き方が自分の希望に合っているかどうかです。
学校教育を支える仕事に関心があり、丁寧な事務作業や周囲との連携が得意な人にとって、スクールサポートスタッフは検討する価値のある仕事です。応募を考えている場合は、各自治体の教育委員会が公表する最新の募集要項を確認し、納得できる条件の職場を選びましょう。
主な根拠資料: 文部科学省の制度通知・教員勤務実態調査、東京都教育委員会の2026年度勤務条件・自治体別募集案内、大阪市教育委員会の2026年度および2027年度採用情報、広島市教育委員会の募集案内・2026年10月公表の包括外部監査対応資料。