2026年10月29日現在、青山学院大学陸上競技部の箱根駅伝メンバーを調べるなら、まず押さえておきたいのが、2026年1月2日・3日に開催された第102回箱根駅伝の登録16人と、当日変更後に実際に走った10人の違いです。黒田朝日、塩出翔太、小河原陽琉らが名を連ね、青学大は3年連続9回目の総合優勝を達成しました。
加えて、黒田朝日は5区で1時間7分16秒、塩出翔太は8区で1時間3分45秒の区間新記録を樹立。チームも10時間37分34秒という大会新記録を打ち立てています。一方、2027年1月の第103回箱根駅伝に向けた新メンバーについては、正式発表前の段階です。
【2026年最新】青学箱根駅伝メンバーの登録16人一覧!学年・出身高校も紹介

第102回箱根駅伝に向けて青山学院大学が登録した選手は16人です。
青山学院大学の公式発表と日本テレビの第102回大会選手名鑑を照合すると、4年生から1年生まで、幅広い学年の選手が選ばれていました。
特に注目されたのは、主将の黒田朝日、8区の実績を持つ塩出翔太、前回大会で10区区間賞を獲得した小河原陽琉などです。
第102回箱根駅伝・青学大の登録16人| 選手名 | 学年 | 出身高校 | 初期配置・当日結果 |
|---|---|---|---|
| 荒巻朋熙 | 4年 | 大牟田 | 1区→変更 |
| 上野山拳士朗 | 1年 | 和歌山北 | 2区→変更 |
| 宇田川瞬矢 | 4年 | 東京農大三 | 3区出走 |
| 平松享祐 | 3年 | 中部大一 | 4区出走 |
| 松田祐真 | 1年 | 大牟田 | 5区→変更 |
| 石川浩輝 | 1年 | 佐久長聖 | 6区出走 |
| 佐藤愛斗 | 2年 | 小林 | 7区出走 |
| 塩出翔太 | 4年 | 世羅 | 8区出走 |
| 佐藤有一 | 4年 | 拓大一 | 9区出走 |
| 折田壮太 | 2年 | 須磨学園 | 10区出走 |
| 黒田朝日 | 4年 | 玉野光南 | 補欠→5区 |
| 鳥井健太 | 3年 | 清風 | 補欠 |
| 中村海斗 | 3年 | 世羅 | 補欠 |
| 飯田翔大 | 2年 | 出水中央 | 補欠→2区 |
| 遠藤大成 | 2年 | 佐久長聖 | 補欠 |
| 小河原陽琉 | 2年 | 八千代松陰 | 補欠→1区 |
※学年は2026年1月の大会登録時点。初期配置は区間エントリー、当日結果は最終的な出走状況。
4年生は5人!経験豊富な上級生がチームを支えた登録16人のうち、4年生は以下の5人です。
- 黒田朝日
- 宇田川瞬矢
- 塩出翔太
- 佐藤有一
- 荒巻朋熙
4年生は箱根駅伝の経験を持つ選手が多く、チームの軸を担う存在でした。
なかでも黒田は主将としてチームを牽引。宇田川は3区、塩出は8区、佐藤有一は9区を担当し、それぞれ重要な役割を果たしています。
一方、2年生の小河原や飯田、1年生の石川など、下級生も実際のレースで活躍しました。
青学大の強さは、エースだけに頼らず、複数の学年から駅伝を任せられる選手が育っている点にもあります。
【当日変更を完全解説】黒田朝日は補欠から5区!実際に走った10人は?
第102回大会で大きな話題になったのが、青学大の当日区間変更です。
2025年12月29日に発表された当初の区間エントリーでは、黒田朝日は補欠登録でした。ところが、2026年1月2日の往路当日、原晋監督は3区間の選手を変更する大胆な判断を下しました。
変更されたのは1区、2区、5区です。
当日変更された3人1区:荒巻朋熙から小河原陽琉へ
当初1区に登録されていた荒巻に代わり、小河原が出走しました。
小河原は前回大会の10区で区間賞を獲得した実績を持つ選手です。補欠登録からの起用となりましたが、1区という重要な区間を任されました。
結果は1時間1分47秒、区間16位でした。
2区:上野山拳士朗から飯田翔大へ
1年生の上野山に代わって、2年生の飯田が出走しました。
飯田は10000mで27分台の自己ベストを持ち、大学駅伝でも実績を積んできた選手です。
結果は1時間6分29秒、区間10位。エース区間を任された飯田の起用も、大会前から注目された変更の一つでした。
5区:松田祐真から黒田朝日へ
最大のサプライズとなったのが、主将・黒田の5区起用です。
当初は1年生の松田祐真が登録されていましたが、黒田が補欠から投入されました。
従来、黒田は2区のエースとして知られていました。実際、2年時には2区区間賞、3年時にも2区で区間新記録を達成しています。
その選手を山登りの5区に配置したことは、原晋監督の采配を象徴する出来事でした。
当日変更後の最終出走10人と区間成績実際に第102回大会を走った青学大の10人は次のとおりです。
1. 1区:小河原陽琉(1時間1分47秒・区間16位)
2. 2区:飯田翔大(1時間6分29秒・区間10位)
3. 3区:宇田川瞬矢(1時間1分51秒・区間7位)
4. 4区:平松享祐(1時間0分45秒・区間3位)
5. 5区:黒田朝日(1時間7分16秒・区間1位)
6. 6区:石川浩輝(57分15秒・区間3位)
7. 7区:佐藤愛斗(1時間2分49秒・区間3位)
8. 8区:塩出翔太(1時間3分45秒・区間1位)
9. 9区:佐藤有一(1時間7分38秒・区間1位)
10. 10区:折田壮太(1時間7分59秒・区間2位)
登録16人のうち、実際に出走したのは10人。補欠から起用されたのは小河原、飯田、黒田の3人で、鳥井、中村、遠藤は出走しませんでした。
この違いは、箱根駅伝のメンバー情報を調べる際に注意したいポイントです。
「登録16人」と「実際に走った10人」は同じではありません。
区間エントリーの段階で補欠になっていても、当日変更によって主要区間を任される可能性があります。
【記録検証】黒田朝日の5区区間新・塩出翔太の8区区間新と総合大会新
第102回箱根駅伝は、記録面でも歴史的な大会となりました。
青学大は往路、復路、総合のすべてで大会記録を更新。3年連続9回目の総合優勝を果たしました。
黒田朝日が5区で1時間7分16秒の区間新5区は箱根駅伝のなかでも特に難しい区間です。
小田原から箱根・芦ノ湖へ向かう山登りは、高低差の大きいコースであり、選手の登坂力や持久力、ペース配分が問われます。
黒田朝日はこの5区を1時間7分16秒で走破し、区間新記録を樹立しました。
区間順位は1位。加えて、最優秀選手賞にあたる金栗四三杯と大会MVPも獲得しています。
青山学院大学の公式大会報告では、レース後の黒田のコメントも掲載されました。
「無我夢中で何とか走りきりました。前にいくしかないという気持ちでした。実力以上の力を発揮できました。声を大にして言います。『私がシン・山の神です。』」
2区のエースから5区の山登りへ。役割を変えて結果を残したことは、黒田の競技力の幅広さを示す象徴的な場面でした。
塩出翔太が8区で1時間3分45秒の区間新もう一つの大きな記録が、塩出翔太の8区です。
塩出は2年時、3年時と8区で区間賞を獲得してきた実績の持ち主。4年生として迎えた第102回大会でも同じ区間を任されました。
結果は1時間3分45秒、区間1位の区間新記録。
3年連続で同じ区間を走り、最後の箱根路でさらに記録を更新したことは、塩出の安定した実力を裏付けています。
黒田の5区が山登りの象徴的な快走だったとすれば、塩出の8区は、経験を積み重ねた選手が最後の大会で完成度を高めた走りでした。
青学大の総合タイムは10時間37分34秒青山学院大学が記録した主要タイムは次のとおりです。
- 総合:10時間37分34秒
- 往路:5時間18分08秒
- 復路:5時間19分26秒
- 総合順位:1位
前年の第101回大会で青学大自身が記録した総合タイム10時間41分19秒を、3分45秒更新しました。
しかも、単に総合タイムが速かっただけではありません。往路と復路もそれぞれ大会新記録となっています。
第102回大会は青学以外にも区間新が続出ここで注意したいのは、2026年大会で区間新記録を出したのが青学大の2人だけではないことです。
大会全体では5区間で区間新記録が誕生し、7人が従来の記録を更新しました。
- 1区:青木瑠郁(國學院大學)1時間00分28秒
- 1区:藤田大智(中央大学)1時間00分37秒
- 2区:キムタイ(城西大学)1時間05分09秒
- 5区:黒田朝日(青山学院大学)1時間07分16秒
- 8区:塩出翔太(青山学院大学)1時間03分45秒
- 10区:佐藤圭汰(駒澤大学)1時間07分31秒
なお、1区にはオープン参加の筑波大学・川崎楓も1時間00分38秒の参考記録を残しています。
つまり、第102回大会は青学大の総合大会新だけでなく、大学駅伝全体の高速化を象徴する大会でもありました。
【2027年最新情報】第103回箱根駅伝の青学メンバーは誰になる?
2027年1月2日・3日に開催される第103回箱根駅伝は、青山学院大学にとって連覇への挑戦となります。
2026年10月29日時点で、青学大の本戦出場は確定しています。
第102回大会で総合優勝を果たしたため、翌年の大会に向けたシード権を獲得しているからです。
一方、2027年大会の正式な登録メンバー16人と区間エントリーは、まだ発表されていません。
第103回大会の出場校と開催日第103回大会の予選会は2026年10月17日に開催され、予選会を通過した10校が決定しました。
前年の総合10位以内に入ったシード校10校と合わせて、合計20大学が本戦に出場します。
- 開催日:2027年1月2日(土)・3日(日)
- 往路:1月2日
- 復路:1月3日
- 青山学院大学:前回優勝によるシード校
青学大は予選会を経ずに本戦へ進める立場です。
2027年大会で注目したい2026年経験者11人2026年大会の登録16人のうち、4年生だった5人は卒業年度にあたります。
一方、残る11人は2027年大会の時点でも大学に在籍する学年構成です。
青山学院大学陸上競技部の2026年度部員紹介から確認できる、主な継続メンバーは次のとおりです。
- 鳥井健太:2026年大会の補欠登録選手
- 中村海斗:2026年大会の補欠登録選手
- 平松享祐:2026年大会の4区出走者
- 飯田翔大:2026年大会の2区出走者
- 遠藤大成:2026年大会の補欠登録選手
- 小河原陽琉:2026年大会の1区出走者
- 折田壮太:2026年大会の10区出走者
- 佐藤愛斗:2026年大会の7区出走者
- 石川浩輝:2026年大会の6区出走者
- 上野山拳士朗:2026年大会の当日変更前2区登録選手
- 松田祐真:2026年大会の当日変更前5区登録選手
特に注目したいのが、小河原、飯田、折田、佐藤愛斗です。
すでに箱根駅伝の本戦で出走経験を持ち、区間の距離やレースの雰囲気を理解している選手たちです。
また、上野山と松田も当日変更によって出走機会を逃したものの、登録メンバーに選ばれた実績があります。
ただし、2026年大会の登録実績が2027年の出走を保証するわけではありません。新入生や他の部員の成長、直近の大会成績、コンディションによってメンバー構成は変わります。
2027年の正式メンバー発表はいつ?2027年大会のチームエントリーは、2026年12月10日予定と報じられています。
その後、区間エントリーが公表され、さらに大会当日の変更を経て、実際の出走10人が決まります。
ここで混同してはいけないのが、次の3段階です。
1. 部員紹介・現役選手一覧:大学に所属している選手を確認する情報。
2. チームエントリー16人:箱根駅伝の大会登録選手。
3. 区間エントリー・当日変更:1区から10区まで実際に走る選手。
現時点で2027年の青学メンバーとして特定の16人を確定的に紹介することはできません。正式な登録発表後に確認する必要があります。
【プロの結論】青学箱根駅伝メンバーを見るときに注目すべき3つのポイント
2026年の第102回大会を振り返ると、青山学院大学の強さは単純なエースの存在だけでは説明できません。
原晋監督の采配、選手層の厚さ、区間ごとの適性が組み合わさった結果です。
1. エースの名前だけで区間配置を予想しない黒田朝日は2区の実績を持ちながら、2026年は5区に配置されました。
この判断は、選手の能力だけでなく、チーム全体の勝ち筋を考えた配置と見ることができます。
箱根駅伝では、10000mの自己ベストが速い選手を単純にエース区間へ置けばよいわけではありません。
山登り、山下り、平地区間など、それぞれの適性が結果を左右します。
2. 補欠メンバーにも注目する2026年大会では、補欠登録だった黒田、小河原、飯田が実際に出走しました。
この事実からも、補欠という表示だけで選手の重要度を判断できないことが分かります。
2027年大会でも、区間エントリー発表時に補欠へ登録された選手が、当日変更で主要区間を任される可能性があります。
3. 総合タイムと区間順位をセットで見る第102回大会の青学大は、1区16位、2区10位というスタートでした。
それでも、4区以降は3位以内の区間順位を7人が記録しています。
つまり、序盤からすべての区間でトップを走る必要はなく、後半までチーム全体で安定してタイムを積み上げることが総合優勝につながったのです。
2027年の戦力を評価する際も、エース候補だけでなく、各区間で上位を狙える選手が何人いるかを見ることが重要です。
【青学箱根駅伝メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の青学箱根駅伝メンバー16人は誰ですか?
A1:黒田朝日、塩出翔太、宇田川瞬矢、佐藤有一、荒巻朋熙、鳥井健太、中村海斗、平松享祐、飯田翔大、遠藤大成、小河原陽琉、折田壮太、佐藤愛斗、石川浩輝、上野山拳士朗、松田祐真の16人です。
Q2:2026年の箱根駅伝で青学大が実際に走った10人は誰ですか?
A2:小河原陽琉、飯田翔大、宇田川瞬矢、平松享祐、黒田朝日、石川浩輝、佐藤愛斗、塩出翔太、佐藤有一、折田壮太です。
Q3:黒田朝日と塩出翔太の区間新記録は何分ですか?
A3:黒田朝日は5区で1時間7分16秒、塩出翔太は8区で1時間3分45秒を記録しました。どちらも第102回大会の区間新記録です。
Q4:2027年の青学箱根駅伝メンバーは発表されていますか?
A4:2026年10月29日時点では、正式な本戦登録16人は未発表です。2026年大会の経験者には、飯田翔大、小河原陽琉、折田壮太、佐藤愛斗、平松享祐らがいます。
Q5:青山学院大学は2026年の箱根駅伝で何回目の優勝を達成しましたか?
A5:3年連続9回目の総合優勝です。総合タイムは10時間37分34秒で、大会新記録を樹立しました。
2026年の第102回箱根駅伝で、青山学院大学は登録16人から当日変更を経て10人を送り出し、総合10時間37分34秒の大会新記録で優勝しました。
特に黒田朝日の5区区間新記録、塩出翔太の8区区間新記録は、大会を象徴する成果です。
2027年の第103回大会に向けては、飯田翔大、小河原陽琉、折田壮太、佐藤愛斗ら経験者の成長が注目されます。
今後のメンバー情報を確認する際は、部員紹介、正式な16人のチームエントリー、区間エントリー、当日変更を区別することが大切です。
2027年大会の正式発表はこれから。原晋監督がどの選手を主要区間に配置するのか、そして青学大が4連覇に挑む布陣をどう組むのかが、次の箱根駅伝の大きな見どころです。