2026年夏の甲子園で準優勝を果たした健大高崎(高崎健康福祉大学高崎高校)。群馬県代表として第108回全国高等学校野球選手権大会に出場し、石垣聡志、大岩翔斗、石田雄星らを中心に決勝まで勝ち進んだ。2026年10月30日現在、夏の大会は終了しており、秋季大会では新チームが始動している。
気になるのは、2026年夏の甲子園に登録された背番号1〜20の選手、学年、出身中学、そして実際に試合で活躍した注目選手だろう。加えて、夏のメンバーと2026年秋季大会のメンバーには世代交代による違いもある。ここでは夏の登録選手20人を一覧にし、投手陣、スタメン、甲子園の試合結果、秋の新チームまで整理する。
【2026年夏最新版】健大高崎の甲子園登録メンバー20人・背番号一覧

2026年夏の健大高崎は、背番号1から20までの20選手を登録して甲子園に臨んだ。
ベースボールチャンネルが掲載した第108回全国高校野球選手権大会の登録選手情報をもとに、背番号、名前、学年、出身中学をまとめた。
健大高崎の背番号・選手名・出身中学一覧出典:ベースボールチャンネル掲載の2026年夏の甲子園登録メンバー情報。学年は大会当時の2026年度表記。
背番号から注目したい選手特に押さえておきたいのは、次の3人だ。
- 背番号1・石垣聡志: 2年生右腕。夏の大会で先発・救援の両方を担った投手陣の中心。
- 背番号2・大岩翔斗: 3年生捕手。投手を支える守備と安定した打撃が持ち味。
- 背番号8・石田雄星: 3年生中堅手。主将としてチームをまとめ、決勝でも本塁打を放った。
なお、背番号は大会登録時の番号であり、必ずしも試合ごとの先発出場や守備位置を固定するものではない。
【学年・出身中学を分析】健大高崎は県外出身選手も多いチーム
2026年夏の登録20人を見ると、健大高崎の特徴として学年構成と出身地域の広さが浮かび上がる。
2026年夏の学年構成登録選手の学年を整理すると、次のようになる。
- 3年生:12人
- 2年生:6人
- 1年生:2人
3年生が全体の過半数を占め、経験豊富な上級生がチームの中心を担っていた。一方、石垣聡志、岩井由來、神崎翔斗ら2年生も重要な役割を果たしている。
加えて、1年生の狩野蓮義と大橋叡刀がベンチ入りしていた点も見逃せない。
特に狩野は決勝で適時二塁打を放つなど、学年に関係なく戦力として起用された。
出身中学は群馬県内だけではない20人の出身中学を集計すると、群馬県内出身は5人、県外出身は15人となる。
県外出身者の地域も幅広い。
- 千葉県:4人
- 愛知県:3人
- 栃木県:2人
- 東京都:2人
- 沖縄県・静岡県・福岡県・大阪府:各1人
この構成から分かるのは、健大高崎が群馬県内の選手だけでなく、全国各地から集まった選手によって構成されていることだ。
出身中学を確認すると、沖縄県の石垣市立石垣第二中や静岡県の掛川市立大須賀中、千葉県の白井市立七次台中など、広い地域から選手が集まっている。
ただし、出身中学だけで選手の実力やチーム内の序列を判断することはできない。実際の起用状況や大会成績と合わせて見ることが大切だ。
【注目選手3人】石垣聡志・大岩翔斗・石田雄星の実力と特徴
2026年夏の健大高崎を語るうえで欠かせないのが、石垣聡志、大岩翔斗、石田雄星の3人だ。
それぞれ投手、捕手、外野手・主将という異なる立場からチームを支えた。
石垣聡志:背番号1を背負った2年生エース
石垣聡志(いしがき・そうし)
2年生・投手・背番号1・右投右打
出身中学:沖縄県・石垣市立石垣第二中
石垣聡志は2026年夏の健大高崎で投手陣の軸となった右腕だ。
甲子園では八幡商戦で9回を投げ切り、11奪三振の完投勝利を記録。準々決勝の有明戦では延長10回を投げ抜き、完封勝利を挙げた。
準決勝の天理戦終了時点での成績は次のとおり。
- 登板:4試合
- 投球回:20回1/3
- 奪三振:16
- 被安打:10
- 防御率:0.00
自責点を許さずに勝ち上がった投球内容は、チームの決勝進出を支える大きな要素だった。
決勝の智弁和歌山戦でも先発を任された。2回に2点を失ったものの、その後も強豪相手に投げ続け、2年生ながら大舞台で経験を積んだ。
大岩翔斗:攻守で投手陣を支えた正捕手
大岩翔斗(おおいわ・しょうと)
3年生・捕手・背番号2・右投右打
出身中学:静岡県・掛川市立大須賀中
大岩翔斗は捕手として投手陣を支えた選手だ。
夏の甲子園では主に5番打者として出場し、準決勝終了時点で18打数8安打、打率.444を記録した。
さらに二塁打2本、盗塁2個、犠打2個と、状況に応じた攻撃にも対応している。
大岩の存在は、単純な打撃成績だけでは評価できない。
投手の状態や試合展開を見ながら守備を組み立てる捕手は、接戦の多い甲子園では特に重要なポジションとなる。
また、2026年春の取材記事では副将として紹介されており、主将の石田雄星を支える役割も担っていた。
石田雄星:主将としてチームを引っ張った中堅手
石田雄星(いしだ・ゆうせい)
3年生・中堅手・背番号8・右投左打
出身中学:栃木県・佐野市立城東中
石田雄星は2026年チームの主将であり、攻守の中心を担った外野手だ。
準決勝終了時点で19打数8安打、打率.421を記録。大岩翔斗と並んでチームの安打数上位に位置していた。
そして、最も印象的だったのが決勝の智弁和歌山戦だ。
2点を追う8回、石田雄星は2ラン本塁打を放ち、健大高崎を3対2と逆転に導いた。この一発は大会第8号の本塁打となった。
試合は最終的に3対4で敗れたものの、主将として最後まで勝利を追い続けた姿は、2026年夏の健大高崎を象徴する場面の一つとなった。
月刊高校野球CHARGE!の取材記事では、石田がプレーでチームを引っ張るタイプの主将であることや、大岩翔斗が副将として支えていたことも紹介されている。
石田と大岩の役割分担は、チームづくりの面でも興味深いポイントだ。
【投手陣・スタメン】健大高崎の試合ごとの起用とベンチ入りの違い
健大高崎の2026年夏を振り返ると、投手の継投と野手の柔軟な起用が要点だった。
2026年夏の投手陣甲子園の準決勝終了時点で、健大高崎の投手陣は5試合46イニングで自責点1、防御率0.20という数字を残している。
主な登板投手は次の6人だ。
- 石垣聡志:先発・救援の両方を担当
- 佐藤麻恩:先発としても登板
- 北田莉玖:左腕の救援投手
- 大橋叡刀:1年生ながら先発登板
- 新倉大輝:救援登板
- 石田翔大:救援としても登板
このように、背番号1の石垣だけに依存せず、複数の投手を組み合わせて試合を組み立てていた。
決勝では石垣が先発し、北田莉玖、石田翔大らも登板。最後まで投手をつないで勝利を目指した。
甲子園のように連戦が続く大会では、先発投手の能力だけでなく、救援投手の準備や登板間隔の管理も重要になる。健大高崎はその点で複数の選択肢を持っていた。
決勝・智弁和歌山戦のスタメンと打順2026年8月22日の決勝では、次の打順で試合に臨んだ。
1. 神崎翔斗
2. 石田雄星
3. 大岩翔斗
4. 佐藤麻恩
5. 石田翔大
6. 萩原雄大
7. 岩井由來
8. 豊永飛輝
9. 狩野蓮義
投手は石垣聡志が先発した。
この打順を見ると、主将の石田雄星を2番に置き、大岩翔斗を3番、佐藤麻恩を4番に配置するなど、出塁や得点機会を意識した構成になっていた。
8回には狩野の安打からチャンスを作り、石田雄星の2ラン本塁打で逆転。打順のつながりが大きな見せ場を生んだ。
スタメンとベンチ入りメンバーは何が違う?ここは高校野球の選手名簿を見る際に混同しやすい部分だ。
ベンチ入りメンバーとは、大会に登録され、ベンチに入ることができる選手全体を指す。2026年夏の健大高崎の場合は20人だ。
一方、スタメンとは、個別の試合で先発出場する選手のことを指す。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 登録メンバー | 大会に登録された20選手 |
| ベンチ入り | 試合中に控えとして待機する登録選手 |
| スタメン | その試合で先発出場する選手 |
| 途中出場 | 代打・代走・守備交代・投手交代などで出場する選手 |
したがって、背番号があるからといって全選手が毎試合スタメンになるわけではない。
狩野蓮義のように、途中の打席や代走などで起用される選手もいる。登録20人の役割を把握すると、試合ごとの選手起用がより理解しやすくなる。
【甲子園の試合結果】2026年夏は5勝1敗で準優勝
健大高崎は2026年夏の甲子園で、決勝まで勝ち上がった。
第108回全国高校野球選手権大会での試合結果は次のとおり。
| 回戦 | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|
| 1回戦 | 八幡商 | 7-1 |
| 2回戦 | 東海大甲府 | 1-0 |
| 3回戦 | 佐野日大 | 4-1 |
| 準々決勝 | 有明 | 1-0 |
| 準決勝 | 天理 | 1-0 |
| 決勝 | 智弁和歌山 | 3-4 |
注目すべきなのは、準々決勝と準決勝をいずれも1対0で勝ち抜いたことだ。
準々決勝の有明戦では延長10回タイブレークにもつれ込む接戦となったが、石垣聡志が投手として踏ん張り、最後は石田雄星のサヨナラ打で決着した。
続く準決勝では天理を1対0で破り、初めて決勝進出を果たした。
大量得点で押し切る試合だけでなく、1点を守り切る試合でも勝てたことが、2026年チームの強さを示している。
決勝・智弁和歌山戦は3対4の惜敗8月22日の決勝では、智弁和歌山と対戦した。
2回に2点を先制された健大高崎は、5回に狩野蓮義の適時二塁打で1点を返す。
そして8回、石田雄星の2ラン本塁打で一時逆転に成功した。
しかし、その裏にスクイズで同点とされ、さらに投手交代後の暴投で勝ち越しを許す。9回の攻撃では反撃しきれず、3対4で敗れた。
健大高崎は2002年の創部以来、初めての夏の甲子園優勝を目指していたが、あと一歩届かなかった。
それでも準優勝という結果は、学校の夏の甲子園における過去最高成績を更新するものだった。
健大高崎の歴代甲子園成績過去の大会結果を振り返ると、健大高崎は春の選抜でも実績を積み重ねている。
- 2024年春: 第96回選抜高校野球大会で優勝
- 2024年夏: 第106回全国高校野球選手権大会で2回戦敗退
- 2025年春: 第97回選抜高校野球大会でベスト4
- 2025年夏: 第107回全国高校野球選手権大会で2回戦敗退
- 2026年夏: 第108回全国高校野球選手権大会で準優勝
2024年春の初優勝、2025年春のベスト4、そして2026年夏の準優勝と、全国大会で継続的に上位へ進出している。
こうした過去の実績を考えると、2026年の準優勝は単発の好成績ではなく、健大高崎が全国レベルで競争力を維持していることを示す結果でもある。
【2026年秋季大会メンバー】夏からどう変わった?新チーム20人を紹介
2026年10月現在、健大高崎は夏の甲子園メンバーから新チームへ移行している。
夏の登録メンバーには3年生が12人いたため、秋季大会では大幅な世代交代が進んだ。
秋季関東大会の登録メンバーとして掲載された20人は以下のとおり。
健大高崎・2026年秋季関東大会メンバー- 1番:石垣聡志(2年)
- 2番:茂木一(2年)
- 3番:渡邊太貴(2年)
- 4番:岩井由來(2年)
- 5番:髙波琉生(2年)
- 6番:神崎翔斗(2年)
- 7番:萩原雄大(2年)
- 8番:中山誠一朗(2年)
- 9番:狩野蓮義(1年)
- 10番:大橋叡刀(1年)
- 11番:則永大輔(1年)
- 12番:中嶋蒼空(2年)
- 13番:伊藤誠馬(2年)
- 14番:髙橋雄大(2年)
- 15番:田中仁吾(2年)
- 16番:柴田真成(2年)
- 17番:小林錬斗(2年)
- 18番:北田莉玖(2年)
- 19番:木村守那(2年)
- 20番:石川莉大(2年)
夏の登録メンバーと比較すると、秋季大会でも継続して登録された選手は次の8人だ。
- 石垣聡志
- 岩井由來
- 神崎翔斗
- 萩原雄大
- 狩野蓮義
- 大橋叡刀
- 中嶋蒼空
- 北田莉玖
特に注目したいのが、夏の甲子園で投手陣を支えた石垣聡志だ。
2年生として夏の大舞台を経験し、秋も背番号1を背負っている。甲子園での経験を新チームに還元できる立場になった。
また、狩野蓮義や大橋叡刀といった1年生も秋の登録メンバーに名を連ねている。
2026年秋季関東大会の結果新チームは秋季群馬大会で優勝し、秋季関東大会へ進出した。
関東大会では次の結果を残している。
- 10月19日・準々決勝:霞ケ浦に7対0で勝利
- 10月25日・準決勝:慶応に5対4で勝利
- 10月27日・決勝:横浜に6対10で敗戦
準決勝の慶応戦では延長10回の末に逆転サヨナラ勝ちを収めた一方、決勝では横浜に敗れ、準優勝となった。
秋の大会でも決勝まで進んだことは、新チームの競争力を示している。夏の主力だった石垣らに加え、新たにベンチ入りした選手がどのように成長するかが、今後の大きな注目点だ。
【健大高崎甲子園メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年夏の健大高崎の甲子園メンバーは何人?
2026年夏の甲子園登録メンバーは20人です。背番号1の石垣聡志から背番号20の中嶋蒼空までが登録されました。
Q2:健大高崎の2026年夏のエースは誰?
背番号1の石垣聡志です。2年生右腕として先発・救援の両方を担当し、八幡商戦の11奪三振完投や有明戦の延長10回完封などで活躍しました。
Q3:大岩翔斗のポジションと出身中学は?
大岩翔斗は3年生の捕手で、背番号2です。出身中学は静岡県の掛川市立大須賀中学校です。
Q4:石田雄星は2026年夏の甲子園で何をした?
主将・中堅手としてチームを牽引しました。決勝の智弁和歌山戦では8回に2ラン本塁打を放ち、一時逆転に成功しています。
Q5:2026年秋季大会の健大高崎メンバーは夏と同じ?
同じではありません。夏の3年生が抜け、新しい2年生・1年生を中心とする20人に再編されています。石垣聡志、岩井由來、神崎翔斗らは夏から引き続き登録されています。
Q6:健大高崎の2026年夏の甲子園最終成績は?
決勝で智弁和歌山に3対4で敗れ、準優勝でした。1回戦から準決勝まで5連勝し、初めて夏の甲子園決勝へ進出しました。
2026年夏の健大高崎は、石垣聡志、大岩翔斗、石田雄星を中心とした20人で甲子園に挑み、見事に準優勝を果たした。
特に石垣の安定した投球、大岩の捕手としての働き、石田雄星の主将としてのリーダーシップは、決勝進出を支えた大きな要素だった。
一方、2026年秋季大会では3年生が抜けた新チームが始動し、石垣聡志ら2年生と1年生が中心となって関東大会決勝まで進出した。
今後の健大高崎を見るうえで注目したいのは、次の3点だ。
1. 石垣聡志を中心とした投手陣の成長
2. 狩野蓮義、大橋叡刀ら下級生の台頭
3. 秋季大会で経験を積んだ選手たちの春・夏に向けたチームづくり
夏の甲子園準優勝という実績を残した世代から、新たな世代へ。2026年秋の健大高崎は、次の全国大会を見据えた新しいスタートを切っている。
記事の基準日:2026年10月30日