2026年のLa'cryma Christiを語るうえで重要なのが、KOJIさんの音楽を受け継ぐ活動と、バンド自身の新たなステージです。
2025年の再始動発表から、2026年のライブツアー、追悼イベント、そして2027年の30周年記念公演へと展開しています。
2026年4月12日「KOJI Memorial & Birthday Live ~Eternal Blue~」2026年4月12日、東京・豊洲PITで開催されたのが、「KOJI Memorial & Birthday Live 2026 ~Eternal Blue~」です。
4月12日はKOJIさんの誕生日でもあります。
このイベントの大きな特徴は、KOJIさんが関わってきた3つのバンドが集結したことです。
- La'cryma Christi
- ALvino
- ALICE IN MENSWEAR
ALICE IN MENSWEARの公式告知によると、KOJIさんが所属した3バンドによるイベントは今回が初めての試みでした。
それぞれ音楽性の異なるバンドが、KOJIさんの残した楽曲と彼への思いを持ち寄る構成です。
このイベントは、単なる追悼ライブとは異なる意味を持っています。
La'cryma ChristiではロックバンドとしてのKOJIさん、ALvinoでは新しい仲間と音楽を作ったKOJIさん、ALICE IN MENSWEARでは作曲家・クリエイターとしてのKOJIさんを振り返ることができるからです。
3つの活動を横断してKOJIさんの音楽人生をたどれる、特別な機会となりました。
La'cryma Christiは2026年もライブ活動を展開2026年には「La'cryma Christi LiveTour 2026 Night Flight ~Last Finale~」も開催されました。
公式サイトで発表された主な公演は次のとおりです。
| 公演日 | 会場 |
|---|---|
| 2026年3月14日 | LINE CUBE SHIBUYA |
| 2026年3月15日 | LINE CUBE SHIBUYA |
| 2026年4月18日 | 柿安シティホール(三重県桑名市) |
| 2026年5月9日 | Zepp Namba(大阪) |
2025年12月の公式案内では、東京公演と大阪公演の指定席などについて完売情報も掲載されていました。
さらに2026年5月9日には、ツアーの追加公演を収録した映像作品のパッケージ化も発表されています。
2026年8月にはライブ衣装・楽器の展示も実施2026年8月10日から20日には、東京・渋谷のESP MUSEUMで「La'cryma Christi LIVE ARCHIVE POPUP Night Flight ~final call & Last Finale~」が開催されました。
展示されたのは、2025年12月から2026年5月までのツアーで実際に使用されたステージ衣装や楽器です。
メンバーがステージで使用した機材を間近で見られる企画で、ライブそのものだけでなく、演奏を支える楽器やステージ表現にも注目した内容でした。
2027年5月8日に30周年記念ライブ「未来航路~Final Voyage~」2026年10月2日、La'cryma Christiは次の大きな節目となる公演を公式発表しました。
La'cryma Christi 30th Anniversary Live「未来航路~Final Voyage~」
- 開催日:2027年5月8日(土)
- 会場:SGC HALL ARIAKE(東京)
- 開場:16時30分
- 開演:17時30分
- 公演内容:メジャーデビュー30周年記念ライブ
2027年5月8日は、La'cryma Christiが1997年にメジャーデビューしてから30周年を迎える日です。
公式メンバーコメントでは、2025年の再始動後に多くのファンがライブへ足を運んでくれたことへの感謝が述べられています。
また、今回の公演は一夜限りの特別なライブとして企画され、タイトルにはKOJIさんが作曲した代表曲「未来航路」が掲げられました。
「Final Voyage」という言葉は印象的ですが、この公演タイトルだけを根拠に、バンドの永久的な解散や活動終了が決まったと判断することはできません。
少なくとも2026年10月29日時点で注目すべきなのは、KOJIさんが生み出した「未来航路」が30周年という大切な節目の公演名に選ばれたことです。
KOJIの逝去後、メンバーは何を伝えようとしているのか2025年の再始動から2026年のライブ活動までを振り返ると、La'cryma Christiの姿勢には一貫性があります。
それは、KOJIさんの不在を隠すのではなく、彼が残した音楽を現在の演奏で届けることです。
TAKAさん、HIROさん、SHUSEさん、LEVINさんという4人のオリジナルメンバーに、サポートギタリストのShinobuさんが加わる体制は、過去の完全な再現ではありません。
しかし、だからといってKOJIさんの音楽的な存在感が失われたわけでもありません。
「未来航路」をはじめとする楽曲は、現在のライブ活動でもバンドの重要な財産として扱われています。
2026年の追悼イベントと2027年の30周年記念公演は、KOJIさんの残した音楽が今後もLa'cryma Christiの歴史に組み込まれていくことを示す動きです。
【プロの結論】KOJIの本当の功績は演奏だけでなく、残した楽曲にある

KOJIさんについて調べるとき、どうしても2022年の逝去や2025年の再始動に注目が集まりがちです。
しかし、音楽家としての評価を考えるなら、最も重要なのは作曲家・ギタリストとして残した作品です。
特に「未来航路」は、KOJIさんの音楽性を知るうえで欠かせない楽曲です。
今回の一連の動きから、押さえておきたい要点は3つあります。
1. KOJIはLa'cryma Christiのギタリストであると同時に作曲家だった。
「未来航路」を作曲し、ALvinoやALICE IN MENSWEARでも音楽的な才能を発揮しました。
2. ShinobuはKOJIの正式な後任ではなく、公式に発表されたサポートギタリストである。
HIROさんの推薦とバンドへの理解が、選定の大きな理由でした。
3. 2025年の再始動は2026年のライブ活動、2027年の30周年公演へとつながっている。
KOJIさんの音楽は、過去の作品としてだけでなく、現在と未来のバンド活動を結ぶ存在になっています。
KOJIさんが亡くなった事実は変わりません。しかし、彼が作ったメロディーや演奏は、今もステージで鳴り続けています。
ラクリマクリスティーのKOJIに関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラクリマクリスティーのKOJIの死因は何ですか?
A1:2022年4月15日に食道がんのため逝去しました。享年49歳です。食道がんを公表したのは2020年7月で、訃報は2022年4月22日に発表されました。
Q2:KOJIが担当していたギターパートは現在誰が演奏していますか?
A2:2025年のLa'cryma Christi再始動に際して、ギタリストのShinobuさんがサポートギターを担当することが公式発表されました。HIROさんの推薦が選定の決め手となっています。
Q3:「未来航路」はKOJIが作曲した曲ですか?
A3:はい。1998年8月26日に発売されたシングルで、作詞はTAKAさん、作曲はKOJIさんです。La'cryma Christiを代表するヒット曲の一つです。
KOJIさんは、La'cryma Christi、ALvino、ALICE IN MENSWEARという3つの活動を通じて、ギタリスト・作曲家として幅広い作品を残しました。
2022年4月15日に49歳で亡くなった後も、その音楽はメンバーやファンに受け継がれています。
2025年のLa'cryma Christi再始動ではShinobuさんがサポートギタリストを担当。2026年には3バンドによるメモリアルライブやツアーが実現し、2027年5月8日には30周年記念ライブ「未来航路~Final Voyage~」が予定されています。
KOJIさんを知るうえで、逝去の経緯だけでなく、「未来航路」をはじめとする作品と、その後も続くメンバーの活動を併せて見ることが大切です。
彼が残した音楽は、バンドの歴史の中で今も生き続けています。