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【明秀学園日立高校から巨人へ】2018年ドラフト2位・増田陸の経歴

五十木 望 五十木 望 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

増田陸は2000年6月17日生まれ、大阪府出身のプロ野球選手だ。2026年10月30日時点で26歳。右投右打、身長179cm、体重92kgの内野手で、読売ジャイアンツでは背番号61を着用している。

出身高校は茨城県の明秀学園日立高校。2018年のドラフト会議で巨人から2位指名を受け、プロ入りした。高校時代から遊撃手としてプレーしており、内野の複数ポジションを経験してきた選手でもある。

増田陸のプロフィール一覧
選手名増田陸(ますだ・りく)生年月日2000年6月17日年齢26歳(2026年10月30日時点)出身地大阪府身長・体重179cm・92kg投打右投右打ポジション内野手出身高校明秀学園日立高校ドラフト2018年・巨人2位所属球団読売ジャイアンツ背番号61

出典:NPB公式選手名鑑・個人年度別成績。

プロ入り後は故障と育成契約を経験

ドラフト2位という高い期待を背負って入団した増田だが、プロ生活は順風満帆ではなかった。故障の影響もあり、一軍で継続的に出場するまでには時間を要した。

週刊ベースボールの選手紹介によると、プロ入り後に故障を経験し、2021年シーズン終了後には育成契約となった。その後、2022年3月に支配下登録へ復帰し、一軍での出場機会をつかんだ。

2022年に69試合へ出場して5本塁打を記録したことは、増田にとって大きな転換点だった。育成契約を経て一軍で結果を残した経験は、その後のキャリアを考えるうえでも重要な背景になっている。

【現在の評価と課題】増田陸のOPS・出塁率・長打率から実力を分析

増田陸巨人

増田陸の2026年を評価する場合、打率.236だけで判断するのは不十分だ。出塁率、長打率、OPSを組み合わせると、打撃面の強みと課題がより明確になる。

評価できるのは長打力の向上

2026年の長打率は.382。2025年の.326から.056上昇している。出場試合数が87試合から63試合に減ったにもかかわらず、本塁打は5本から6本に増加した。

つまり、少なくともシーズン全体の数字では、長打を生み出す能力に改善が見られた。打率が大きく上がらなくても、本塁打や二塁打によって得点につながる打撃ができれば、チームにとって価値のある存在になれる。

一塁を守る右打者として、長打を期待できることは増田の大きな武器だ。

出塁率.270はレギュラー定着に向けた課題

反対に、2026年の出塁率は.270にとどまった。四球は7個で、176打席という出場量を考慮しても、塁に出る機会をさらに増やす余地がある。

巨人の一塁手として継続的に先発するには、長打だけでなく、四球や単打を含めて出塁を積み重ねる必要がある。相手投手が長打を警戒して厳しいコースを攻めてくる場面でも、簡単に打ち取られずに出塁できるかがポイントになる。

2022年の出塁率は.318、OPSは.718だった。2026年のOPS.652は2025年の.598から改善しているものの、2022年の水準には戻っていない。過去に示した打撃能力を、より多い打席数で再現できるかが問われる。

規定打席未到達の数字をどう見るか

2026年は63試合、176打席。規定打席に届くほどの出場量ではないため、打率.236を選手の完成された実力とみなすのは適切ではない。

出場機会が限られる選手の場合、代打や途中出場が増えれば、先発で継続して打席に立つ選手とは調整環境も異なる。短い打席数の中で結果を残す難しさはあるが、それも一軍で生き残るために乗り越えるべき条件だ。

増田陸の現状は、長打力という明確な武器を持ちながら、出塁率と継続性をさらに伸ばす必要がある段階と評価できる。

【今後の展望】増田陸が巨人でレギュラーを獲得するための条件

増田陸が今後、巨人で定位置を確保するためには、打撃と守備の両面でアピールする必要がある。

1. 一塁で長打を継続的に記録する

最も分かりやすい課題は、2026年に記録した6本塁打を単年の結果で終わらせないことだ。2025年の5本塁打から1本増えたことは前進だが、長打を安定して生み出す打者として評価されるには、さらに高い水準が求められる。

一塁は打撃面の貢献が重視されやすい。守備で複数ポジションをこなせることも利点になるが、一塁で先発するなら、打線の中で得点を生み出す役割を担う必要がある。

2. 二塁など内野の守備範囲を広げる

2026年9月に報じられた二塁起用の構想は、増田にとって新たな可能性になる。二塁を守れる機会が増えれば、一塁の競争状況に左右されにくくなる。

ただし、二塁は一塁とは異なる守備判断や連係が必要なポジションだ。実際に先発として起用される機会を増やし、守備面でも信頼を得ることが条件となる。

3. 出塁率を改善して打線への貢献を増やす

長打力だけでなく、出塁率を.300台に乗せられるかも重要な評価基準になる。2022年には.318を記録しているため、過去の実績を踏まえれば、出塁面の改善は目指す価値がある。

四球を選ぶ能力と、好球を逃さず長打にする積極性。この2つを両立できれば、単なる控えの右打者ではなく、先発起用を検討される選手へと評価を高められる。

2026年の巨人では一塁の先発起用に競争があり、守備位置別の記録でもB・ダルベックが89試合、増田陸が39試合だった。数字から見ても、増田が一塁の完全なレギュラーではなかったことが分かる。

2027年以降の起用を考える際には、長打力の向上を土台に、守備の選択肢と出塁能力をどこまで伸ばせるかが焦点になる。

【プロの結論】増田陸は巨人のレギュラー候補として何を証明すべきか

増田陸の2026年シーズンを総合的に見ると、打撃の一部には確かな前進がある。打率.236、6本塁打、16打点という数字は、圧倒的な成績ではないものの、前年より長打率とOPSが上昇した点には意味がある。

一方で、87試合に出場した2025年から63試合に減少し、打点も21から16に下がった。2022年のOPS.718という過去の実績と比較しても、まだ本来の力を安定して発揮できているとは言い切れない。

今後の評価を判断するなら、次の3点に注目したい。

  • 打撃:本塁打数だけでなく、出塁率とOPSが継続的に上昇するか。
  • 守備:一塁に加えて二塁などでも先発起用に応えられるか。
  • 出場機会:代打や途中出場にとどまらず、スタメンとして継続的に起用されるか。

増田陸は、育成契約を経験しながら一軍に戻り、2025年には巨人の4番も経験した選手だ。2026年には長打率を改善させ、二塁起用の可能性も報じられた。

背番号61の選手に期待されるのは、単に一軍に残ることではない。長打力を武器にしながら、守備と出塁の両面でも信頼を積み重ね、先発メンバーに欠かせない存在になることだ。

現段階での増田陸は、レギュラー確定ではなく、打撃の成長と複数ポジションへの対応力によって、さらなる出場機会を狙う内野手である。2027年シーズンに向けて、その成長がどこまで数字と起用に表れるかが注目される。

【増田陸と巨人に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:増田陸の2026年の一軍成績は?
A1:63試合に出場し、打率.236、6本塁打、16打点を記録した。出塁率は.270、長打率は.382、OPSは.652。NPB公式の2026年シーズン終了時点の記録に基づく。

Q2:増田陸の2025年の成績は?
A2:87試合に出場し、打率.231、5本塁打、21打点だった。2026年は出場試合数と打点が減少した一方、本塁打と長打率、OPSは上昇している。

Q3:増田陸の守備位置と背番号は?
A3:巨人の内野手で、背番号は61。2026年は主に一塁を守り、二塁での起用も記録された。二塁については、監督代行が今後の起用構想を明かしたことも報じられている。

増田陸は明秀学園日立高校から2018年ドラフト2位で巨人に入団し、故障や育成契約を経験しながら一軍での出場機会をつかんできた。2022年に打率.250、2025年に87試合出場、2026年には6本塁打と、それぞれのシーズンで異なる成長の跡を残している。

2026年は打率.236、6本塁打、16打点。2025年と比較すると、出場機会は減少したが、長打率は.326から.382へ、OPSは.598から.652へ改善した。

今後の焦点は、一塁を中心とした打撃の安定、二塁を含む守備の選択肢、そして出塁率の向上だ。背番号61の増田陸が、巨人の内野争いを勝ち抜いてレギュラーの座をつかめるか。2026年に示した長打力の成長を、次のシーズンにつなげられるかが大きな見どころとなる。

主な参考資料:日本野球機構(NPB)公式「増田陸 個人年度別成績」「選手名鑑」、日刊スポーツ、週刊ベースボールONLINE、2026年巨人守備位置別起用記録。

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五十木 望
コンテンツディレクター 五十木 望
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