2013年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』。主人公のキョウリュウレッド/桐生ダイゴを演じたのが、俳優の竜星涼です。恐竜をモチーフにしたヒーロー作品で、仲間を率いる「キング」として活躍したダイゴは、竜星涼の知名度を大きく高めた代表的な役柄となりました。同作は2013年2月17日から2014年2月9日まで放送され、全48話で完結しています。
一方、竜星涼はその後もNHK連続テレビ小説や大河ドラマ、映画、話題のテレビドラマなどに出演。2026年には16年間所属した研音を退所し、10月1日から二宮和也が設立した「オフィスにの」に所属することを発表しました。2026年版『VIVANT』への出演や最新の映画・配信作品も含め、キョウリュウジャー時代から現在までの歩みを整理します。
【竜星涼はキョウリュウジャーで何役?】桐生ダイゴとキョウリュウレッドの正体

竜星涼が演じたのは、桐生ダイゴ(きりゅう・ダイゴ)/キョウリュウレッドです。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』の中心人物であり、恐竜の力を受け継いだ戦士たちをまとめるリーダー的存在です。
テレビ朝日の公式キャラクター紹介では、ダイゴは20歳の青年として設定されています。
桐生ダイゴの人物像と特徴桐生ダイゴには、周囲の人間を自然に引きつける強い魅力があります。
世界各地を旅してきた経験を持ち、密林の孤島で獣電竜ガブティラに打ち勝ったことで、その力を手に入れました。
その人を惹きつける能力から、世界中で「キング」と呼ばれていた人物です。
主な特徴は次のとおりです。
- 性格: 素直で正直。思ったことを率直に伝える。
- 立場: キョウリュウジャーの中心人物。
- 通称: キング。
- パートナー: 獣電竜ガブティラ。
- 得意技: 岩をも砕く「岩烈パンチ」。
- 家族関係: 父親は桐生ダンテツ(山下真司)。
特に印象的なのは、ダイゴが単純に戦闘能力の高いヒーローではないことです。
相手の懐に飛び込み、相手が隠している弱さや本音にも真正面から向き合う。その行動力が仲間の心を動かしていきます。
なぜダイゴは「キング」と呼ばれるのかダイゴのキングという呼び名は、単なる戦隊リーダーの肩書ではありません。
周囲の人間を自然に巻き込み、困難な状況でも前向きに進む姿勢が、その人物像の中心にあります。
一般的なヒーロー作品では、リーダーが仲間に指示を出してチームをまとめる場面が描かれます。しかしダイゴの場合、自ら先頭に立って行動し、その姿を見た仲間がついてくるという構造が特徴です。
この人物像が、竜星涼の持つ明るさや真っすぐな印象とも重なり、作品の象徴的なキャラクターになりました。
テレビ朝日の公式キャラクター紹介でも、ダイゴの人を惹きつける力が強調されています。
【全48話の放送期間とキャスト】獣電戦隊キョウリュウジャーの作品概要
『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、東映とテレビ朝日が制作したスーパー戦隊シリーズ第37作です。
恐竜と獣電竜をテーマに、個性豊かな戦士たちが地球を脅かす敵と戦う物語として制作されました。
放送期間・話数などの基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 獣電戦隊キョウリュウジャー |
| シリーズ | スーパー戦隊シリーズ第37作 |
| 放送開始 | 2013年2月17日 |
| 放送終了 | 2014年2月9日 |
| 話数 | 全48話 |
| 主演 | 竜星涼 |
| 主人公 | 桐生ダイゴ |
| 変身後の姿 | キョウリュウレッド |
| パートナー | 獣電竜ガブティラ |
| 制作 | 東映・テレビ朝日 |
放送期間と全48話という情報は、東映のスーパー戦隊ヒストリーや放送ライブラリーの番組記録でも確認できます。
キョウリュウジャーの主要キャスト一覧作品を支えたのは、竜星涼を中心とする個性豊かなキャスト陣です。
| 戦士・役名 | 俳優 | キャラクターの特徴 |
|---|---|---|
| キョウリュウレッド/桐生ダイゴ | 竜星涼 | キングと呼ばれる中心人物 |
| キョウリュウブラック/イアン・ヨークランド | 斉藤秀翼 | プレイボーイで銃の使い手 |
| キョウリュウブルー/有働ノブハル | 金城大和 | 力持ちで仲間思い |
| キョウリュウグリーン/立風館ソウジ | 塩野瑛久 | 正義感の強い剣士 |
| キョウリュウピンク/アミィ結月 | 今野鮎莉 | 明るく活発な女性戦士 |
| キョウリュウゴールド/空蝉丸 | 丸山敦史 | 武士道精神を持つ戦士 |
| キョウリュウシアン/ラミレス | ロバート・ボールドウィン | 古代から続く戦士の一人 |
| 桐生ダンテツ | 山下真司 | ダイゴの父親 |
このキャスト構成で注目したいのは、単に色ごとに役割を割り振った戦隊ではなく、それぞれの人物に異なる背景や価値観が設定されている点です。
特にダイゴと父ダンテツの関係は、物語の重要な軸になっています。
作品終了後も続いたキョウリュウジャーの展開2014年2月9日のテレビシリーズ最終回で物語はいったん完結しました。
しかし、作品はテレビ放送だけで終わりませんでした。
同年にはVシネマ『帰ってきた 獣電戦隊キョウリュウジャー 100YEARS AFTER』も展開されています。
さらに2024年公開の『キングオージャーVSキョウリュウジャー』でも、キョウリュウジャーの世界観が引き継がれました。
10年以上が経過しても作品名やキャラクターが語られる背景には、テレビシリーズ終了後も続いてきたシリーズ展開があります。
【竜星涼のドラマ初主演は2013年】当時のインタビューから見る役作り
竜星涼にとって『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、俳優として大きな転換点になった作品です。
2010年にフジテレビ系ドラマ『素直になれなくて』で俳優デビューした竜星涼は、その後『ハンマーセッション!』『秘密』『桜蘭高校ホスト部』などに出演。
そして2013年、桐生ダイゴ役でテレビドラマ初主演を果たしました。
ダイゴ役に対する竜星涼本人の考えテレビ朝日の公式インタビューには、竜星涼がダイゴという人物をどのように理解していたのかが記録されています。
特に印象的なのは、ダイゴの性格について語った次の言葉です。
「ブレイブで、気持ちのいい男です!」
竜星涼は、ダイゴの魅力を素直さと真っすぐさに見いだしていました。
相手の領域に踏み込み、言いにくいことでも率直に伝える。その姿勢が結果として周囲の信頼を生み出すという人物像です。
また、竜星涼自身も、ダイゴには自分と似ている部分があると語っています。
こうした本人の発言を読むと、ダイゴのキャラクターは単なる脚本上のヒーロー像ではなく、演じる俳優自身の感覚も反映された人物だったことが分かります。
アクションへの取り組みと身体能力キョウリュウジャーの見どころの一つが、変身前から展開されるアクションです。
竜星涼は公式インタビューで、学生時代のスポーツ経験についても話しています。
中学3年生のときにはサッカー部に所属しながら走り高跳びの大会にも出場。市の大会で優勝し、東京都の大会にも進んだ経験があったそうです。
一方、アクションについては、作品に入る前の舞台で初めて本格的に習ったと説明しています。
本人によれば、最初の訓練はかなり厳しいものでした。
撮影ではアクション監督の福沢博文にも相談しながら、技の見せ方や動きの美しさを追求していたことが紹介されています。
ここで注目したいのは、主演という立場にありながら、与えられた動きをこなすだけではなく、自らアクションの改善を提案していた点です。
作品終了時に語った2年間の経験テレビ朝日の最終回インタビューでは、竜星涼が長期間にわたって作品に関わった経験を振り返っています。
本人は、テレビ放送の1年間だけでなく、イベントなども含めて約2年間、一つの作品と人物に向き合ったと説明しました。
毎週放送されるドラマへの出演と、長期間にわたるキャラクターの育成を同時に経験できることは、俳優にとって貴重な機会です。
特撮作品では、変身後のヒーロー像だけでなく、子どもたちが毎週見続ける人物としての一貫性も求められます。
この経験は、後年さまざまなジャンルの作品に出演する竜星涼のキャリアを考えるうえでも重要な転換点です。
【キョウリュウジャー以降の出演歴】竜星涼の俳優としての成長
竜星涼はキョウリュウジャーの主演を務めた後も、テレビドラマ、映画、舞台など活動の幅を広げてきました。
特撮作品の主人公というイメージにとどまらず、作品ごとに異なる人物を演じている点が特徴です。
代表的な出演作品とキャリアの変化主な経歴を時系列で整理すると、次のようになります。
| 年 | 出来事・作品 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2010年 | 素直になれなくて | 俳優デビュー |
| 2012年 | 桜蘭高校ホスト部 | 猫澤梅人役などで出演 |
| 2013年 | 獣電戦隊キョウリュウジャー | テレビドラマ初主演 |
| 2013年 | 劇場版キョウリュウジャー | 映画初主演 |
| 2017年 | ひよっこ | NHK連続テレビ小説に出演 |
| 2020年 | テセウスの船 | 話題の連続ドラマに出演 |
| 2022年 | ちむどんどん | NHK連続テレビ小説に出演 |
| 2023年 | VIVANT | 新庄浩太郎役で出演 |
| 2024年 | 光る君へ | NHK大河ドラマに出演 |
| 2026年 | VIVANT | 新庄浩太郎役で続編に出演 |
2013年の初主演以降、朝ドラや大河ドラマ、映画など、幅広いジャンルへの出演が続いています。
ヒーロー役から一般ドラマへ竜星涼のキャリアで興味深いのは、キョウリュウジャーの後に、特撮俳優という枠だけに収まらなかったことです。
『ひよっこ』や『ちむどんどん』ではNHK連続テレビ小説に出演。
『光る君へ』では大河ドラマにも参加しました。
こうした作品では、特撮作品で求められる分かりやすいヒーロー性とは異なり、物語全体の人間関係や時代背景に沿った演技が大切です。
また、2020年の『テセウスの船』や2023年の『VIVANT』など、サスペンス・ミステリー系の作品にも出演しています。
ダイゴのような真っすぐな人物だけでなく、作品の展開に影響を与える複雑な役柄にも挑戦してきたことが分かります。
2024年にはキョウリュウジャーの世界にも再登場2024年4月公開の『キングオージャーVSキョウリュウジャー』は、旧作ファンにとっても注目された作品です。
竜星涼にとって桐生ダイゴは、俳優人生の出発点に近い重要な役柄です。
2013年のテレビシリーズから10年以上が経過しても、キョウリュウジャーのキャラクターが新しい作品で取り上げられることは、作品そのものが持つ継続的な価値を示しています。
【2026年最新】竜星涼の所属事務所はオフィスにの!研音退所と最新出演作品
2026年の竜星涼を語るうえで、大きなニュースとなったのが所属事務所の変更です。
16年間所属した研音を退所し、10月から「オフィスにの」の所属俳優として活動することになりました。
研音を退所したのはいつ?16年間の所属に区切り2026年8月31日、竜星涼は自身のInstagramストーリーズで、所属事務所の研音を退所することを発表しました。
本人は16年間所属したことを振り返り、事務所での経験や出会いに対する感謝を伝えています。
退所発表では、次のような趣旨を説明しました。
- 学生時代から事務所に通い、レッスンを受けていた。
- 16年間の経験や出会いを大切にしている。
- 多くのことを悩み、考えた末に新しい挑戦を決断した。
- これまでの恩を今後の仕事で返していきたい。
特に注目されたのは、単に所属先を変更するという発表ではなく、長年の経験に対する感謝と、俳優として次の段階に進む決意が示されていたことです。
退所の具体的な理由について、本人は個別の事情を詳しく説明していません。
2026年10月1日からオフィスにの所属2026年10月1日、株式会社オフィスにのが竜星涼の所属を正式発表しました。
オフィスにのは、俳優・タレントとして活動する二宮和也が設立した事務所です。
発表では、竜星涼を新しい仲間として迎えることが伝えられました。
竜星涼本人も、新しい所属先についてコメントを発表しています。
その中では、二宮和也と新しい挑戦をともにできることへの喜びや、これからの活動に対する前向きな姿勢が示されました。
特に本人が掲げたのは、次のような方向性です。
- もっと自由に。
- もっと大胆に。
- もっと面白く。
16年間の所属先を離れた後、新しい環境で俳優としての可能性を広げていく姿勢がうかがえます。
2026年の最新出演作品一覧2026年10月29日時点で、オフィスにのの公式プロフィールに掲載されている主な出演作品は以下のとおりです。
| 作品名 | 公開・放送時期 | 内容 |
|---|---|---|
| VIVANT | 2026年7月26日放送開始 | TBS系日曜劇場 |
| なんでもないトマトなのに | 2026年3月20日配信開始 | FODSHORT |
| トイ・ストーリー5 | 2026年7月3日公開 | 日本語吹き替え版に参加 |
| 負けへんで | 2026年11月13日公開予定 | 映画 |
| 九龍ジェネリックロマンス | 2025年8月29日公開 | 映画 |
| ショウタイムセブン | 2025年2月7日公開 | 映画 |
※公開・放送情報は所属事務所の公式プロフィールに基づいています。『負けへんで』は2026年10月29日時点で公開前です。
VIVANTで演じるのは新庄浩太郎竜星涼の近年の出演作として、特に注目されるのがTBS系日曜劇場『VIVANT』です。
2023年のシリーズに続き、2026年版にも出演。
演じているのは新庄浩太郎です。
2026年9月19日のオリコンニュースによると、竜星涼はTBSのイベントに新庄役として登壇し、作品前半の展開についても話題にしていました。
『VIVANT』では、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也らとともに出演しています。
特に新庄という人物は、物語の展開と深く関わるキャラクターとして視聴者の関心を集めました。
キョウリュウジャーの桐生ダイゴとは大きく異なる作品世界で、竜星涼がどのような人物を演じるのかという点も見どころです。
10月には「情熱大陸」にも登場2026年10月25日には、MBS・TBS系のドキュメンタリー番組『情熱大陸』に俳優・竜星涼として出演しました。
所属事務所の公式ニュースにも出演情報が掲載され、MBSの番組公式サイトでも2026年10月25日の放送回として記録されています。
新しい所属先での活動が始まった直後の出演であり、俳優としての現在を知るうえでも注目される出来事です。
【誤解しやすいポイントを検証】竜星涼とキョウリュウジャーのよくある疑問
竜星涼とキョウリュウジャーを検索すると、役名、初主演、出演作品、所属事務所など複数の情報が表示されます。
ここでは、混同しやすいポイントを整理します。
竜星涼はキョウリュウレッド以外の役も演じた?作品の公式キャラクター紹介で、竜星涼の出演役として掲載されているのは桐生ダイゴ/キョウリュウレッドです。
したがって、基本的な回答はこの役名になります。
俳優本人が演じるキャラクターと、変身後のスーツアクターは別の役割です。出演者情報を確認するときは、この2つを区別する必要があります。
2013年が俳優デビューだった?これは誤解です。
竜星涼の俳優デビューは2010年のドラマ『素直になれなくて』です。
2013年は『獣電戦隊キョウリュウジャー』でテレビドラマ初主演を果たした年に当たります。
つまり、俳優デビューとドラマ初主演は異なる出来事です。
2026年も研音に所属している?いいえ。
2026年8月31日に研音退所を発表し、10月1日にはオフィスにのへの所属が正式に発表されています。
2026年10月29日時点では、オフィスにのが現在の所属事務所です。
【キョウリュウジャーと竜星涼】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:竜星涼はキョウリュウジャーで何役を演じていましたか?
A1:主人公の桐生ダイゴ役です。変身後はキョウリュウレッドとして戦い、仲間からも「キング」と呼ばれる中心人物を演じました。
Q2:獣電戦隊キョウリュウジャーはいつ放送されましたか?
A2:2013年2月17日に放送開始し、2014年2月9日に最終回を迎えました。全48話です。
Q3:竜星涼はキョウリュウジャーでドラマ初主演を果たしたのですか?
A3:はい。2010年に俳優デビューし、2013年の『獣電戦隊キョウリュウジャー』でテレビドラマ初主演を果たしました。
Q4:竜星涼の2026年現在の所属事務所はどこですか?
A4:オフィスにのです。2026年8月31日に研音退所を発表し、同年10月1日にオフィスにのへの所属が発表されました。
Q5:竜星涼はVIVANTに出演していますか?
A5:はい。2023年版と2026年版の『VIVANT』に出演し、新庄浩太郎役を演じています。
Q6:竜星涼の2026年の最新映画は何ですか?
A6:2026年10月29日時点では『トイ・ストーリー5』が7月3日に公開済みで、映画『負けへんで』が11月13日に公開予定です。
竜星涼が『獣電戦隊キョウリュウジャー』で演じたのは、桐生ダイゴ/キョウリュウレッドです。
2013年にテレビドラマ初主演を果たしたこの作品は、竜星涼の俳優人生における大きな出発点となりました。
ダイゴの魅力は、強さだけではなく、誰に対しても真っすぐに向き合い、自然と仲間を引きつける人物像にあります。当時の公式インタビューを振り返ると、竜星涼自身もその素直さや行動力を大切にして役を作り上げていたことが分かります。
その後は朝ドラ、大河ドラマ、映画、サスペンス作品などへ出演し、俳優としての表現の幅を広げてきました。
そして2026年には、16年間所属した研音を離れ、オフィスにのへ移籍。『VIVANT』への出演や『情熱大陸』への登場など、新しい環境での活動も始まっています。
竜星涼の2026年を理解するうえで重要なのは、キョウリュウレッドという過去の代表作だけでなく、現在進行形で俳優として新しい挑戦を続けている点です。
桐生ダイゴを知る世代にとっても、近年のドラマや映画で竜星涼を知った人にとっても、今後どのような役柄を見せてくれるのか、引き続き注目したい俳優です。