『ハイキュー!!』第4期の正式タイトルは『ハイキュー!! TO THE TOP』。2020年に放送された全25話のシリーズで、春高バレー全国大会に挑む烏野高校の新たな成長と、強豪・稲荷崎高校との激闘が描かれた作品だ。日向翔陽と影山飛雄の進化、宮侑・宮治の双子による驚異的な攻撃、そして全国の強豪選手たちとの出会いが物語を大きく動かしていく。
2026年10月現在、第4期の続きにあたる映像作品として、2027年公開の『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』と、2027年放送予定のスペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』が発表されている。第4期は何話まであるのか、放送時期や最終回の結末はどうなったのか、続編では何が描かれるのか。公式発表と放送局の番組情報をもとに整理する。
【全25話】ハイキュー!!第4期の放送日・放送期間と基本情報

『ハイキュー!! TO THE TOP』は、古舘春一による漫画『ハイキュー!!』を原作とするテレビアニメ第4期。アニメーション制作はProduction I.G、監督は佐藤雅子が担当した。
放送は2020年1月10日にスタート。全25話を一度に連続放送する形式ではなく、第1クールと第2クールに分けた2部構成だった。
第1クールと第2クールの放送スケジュール- 第1クール:2020年1月10日~2020年4月3日(全13話)
- 第2クール:2020年10月2日~2020年12月18日(全12話)
- 合計:全25話
- 主な放送局:MBS・TBS系列など
第1クールでは春高全国大会に向けた準備と強化合宿、第2クールでは全国大会での本格的な戦いが中心となる。途中に放送期間の空白があるため、配信サービスで視聴する際には、全25話を通して一つのシーズンとして把握すると分かりやすい。
第4期の基本情報- 作品名:ハイキュー!! TO THE TOP
- シリーズ:テレビアニメ第4期
- 原作:古舘春一
- 監督:佐藤雅子
- 副監督:石川真理子
- シリーズ構成:岸本卓
- キャラクターデザイン:岸田隆宏
- アニメーション制作:Production I.G
- 話数:全25話
公式作品情報では、アクション作画監督に高橋英樹、佐藤由紀、音楽に林ゆうきと橘麻美がクレジットされている。スポーツアニメとしての迫力を支える作画と音楽も、第4期を構成する重要な要素だ。
【あらすじ】日向翔陽と影山飛雄が春高全国大会へ挑む
第4期の物語は、春高バレー宮城県予選を勝ち抜いた烏野高校が、全国大会に向けて準備を進めるところから始まる。
全国の強豪が集まる舞台で勝ち上がるには、これまでの戦いで身につけた技術だけでは足りない。日向、影山、月島らは、それぞれ異なる課題と向き合いながら、新しい強さを探していく。
影山の全日本ユース強化合宿と月島の選抜合宿影山飛雄には全日本ユース強化合宿への招集が届く。一方、月島蛍も宮城県1年生選抜強化合宿に参加することになる。
しかし、日向翔陽はどちらの合宿にも正式には選ばれていない。自分だけが取り残されることへの焦りを感じた日向は、月島が参加する合宿に押しかける。
そこで日向が選んだのは、華やかなプレーで周囲を驚かせることではなかった。ボール拾いなどの仕事を通して、トップレベルの選手たちの技術や動きを観察し、自分に足りないものを吸収していく。
この展開は、第4期前半の大きな見どころだ。日向は身体能力や反射神経だけで勝負する選手から、コート全体を見て状況を判断できる選手へと成長していく。
全国大会で待ち受ける強豪校との対決全国大会が始まると、烏野高校は全国屈指の強豪と対峙する。
特に注目されるのが、鴎台高校の星海光来、井闥山学院高校の佐久早聖臣と古森元也など、全国トップクラスの選手たちとの出会いだ。
日向は自分よりも小柄ながら圧倒的な存在感を放つ星海のプレーを目の当たりにする。これまで憧れてきた「小さな巨人」という存在を、現実の選手として意識するきっかけにもなる。
そして第4期後半の中心となるのが、宮侑・宮治を擁する稲荷崎高校との試合だ。
【稲荷崎高校戦】宮侑・宮治との激闘が第4期最大の見どころ
第4期の後半を象徴する試合が、烏野高校VS稲荷崎高校だ。稲荷崎は全国でも屈指の実力を誇る強豪校であり、宮侑と宮治という強烈な個性を持つ双子が攻撃の中心を担う。
宮侑は高い技術を持つセッターで、相手の予測を超えるトスを繰り出す。宮治も優れた攻撃力を持ち、侑との連携によって烏野の守備を揺さぶる。
宮兄弟の双子速攻が烏野を追い詰める稲荷崎戦で特に印象的なのが、宮兄弟による変人速攻の再現だ。
日向と影山が築いてきたコンビネーションを、相手チームの宮兄弟が再現する。この展開は、烏野だけが持っていたと思われた武器が、全国の舞台では必ずしも唯一無二ではないことを突きつける。
さらに稲荷崎には、主将の北信介や角名倫太郎、尾白アランといった実力者もそろっている。個人技だけでなく、チームとしての完成度も高い。
日向のレシーブと田中龍之介の成長稲荷崎戦では、日向の守備面での成長も大きな意味を持つ。
これまで日向は、圧倒的な跳躍力とスピードを武器に攻撃で存在感を示してきた。しかし、この試合では相手の攻撃を読み、ボールを拾い、仲間につなぐプレーでもチームに貢献する。
また、田中龍之介の精神的な強さも描かれる。苦しい展開の中で自分の役割を見失わず、得点を奪う姿は、派手な必殺技とは異なる成長の形を示している。
第24話「バケモンたちの宴」で決着稲荷崎戦のクライマックスは第24話「バケモンたちの宴」。デュースに突入する緊迫した展開の中、両チームが持てる力をぶつけ合う。
最後には、日向と影山が宮兄弟の双子速攻を封じ、烏野高校が勝利をつかむ。第4期の中でも、日向が攻撃だけでなく守備でもチームを支える選手へ変わったことが強く印象に残る場面だ。
MBSの公式名シーン投票結果でも、第24話には双子速攻をブロックして勝利をつかむ日向と影山の姿が取り上げられている。稲荷崎戦は、2人の連携が新たな段階に進んだことを象徴する試合となった。
【声優一覧・主題歌】烏野と稲荷崎を彩るキャストと音楽
第4期では、これまでの烏野高校メンバーに加え、稲荷崎高校や全国の強豪校に所属するキャラクターが多数登場する。
特に宮侑役の宮野真守と宮治役の株元英彰による宮兄弟の掛け合いは、稲荷崎戦の大きな魅力。個性の異なるキャラクターたちが声の演技によって立体的に表現されている。
主要キャラクターと担当声優| 学校・区分 | キャラクター | 声優 |
|---|---|---|
| 烏野高校 | 日向翔陽 | 村瀬歩 |
| 影山飛雄 | 石川界人 | |
| 澤村大地 | 日野聡 | |
| 菅原孝支 | 入野自由 | |
| 田中龍之介 | 林勇 | |
| 東峰旭 | 細谷佳正 | |
| 西谷夕 | 岡本信彦 | |
| 月島蛍 | 内山昂輝 | |
| 山口忠 | 斉藤壮馬 | |
| 縁下力 | 増田俊樹 | |
| 清水潔子 | 名塚佳織 | |
| 谷地仁花 | 諸星すみれ | |
| 武田一鉄 | 神谷浩史 | |
| 烏養繋心 | 江川央生 | |
| 稲荷崎高校 | 宮侑 | 宮野真守 |
| 宮治 | 株元英彰 | |
| 北信介 | 野島健児 | |
| 角名倫太郎 | 島﨑信長 | |
| 尾白アラン | 笠間淳 | |
| 赤木路成 | 松浦義之 | |
| 大耳練 | 宮園拓夢 | |
| 銀島結 | 山本匠馬 | |
| 全国の強豪校 | 星海光来 | 花江夏樹 |
| 佐久早聖臣 | 鳥海浩輔 | |
| 古森元也 | 上村祐翔 |
以上が第4期公式キャストページに掲載されている主な出演者だ。主人公の2人だけでなく、対戦相手や全国の強豪選手まで幅広い声優陣が参加している。
第4期のオープニング・エンディング主題歌第4期は2クール構成に合わせて、主題歌も前半と後半で変更された。
- 第1クールOP:BURNOUT SYNDROMES「PHOENIX」
- 第1クールED:CHiCO with HoneyWorks「決戦スピリット」
- 第2クールOP:SUPER BEAVER「突破口」
- 第2クールED:SPYAIR「One Day」
「PHOENIX」は、春高を前にした日向たちの挑戦を勢いよく表現した楽曲。「決戦スピリット」は、強豪との勝負に向かう選手たちの闘志と重なる。
後半の「突破口」は、SUPER BEAVERらしい力強いサウンドが印象的だ。そしてSPYAIRの「One Day」は、稲荷崎戦の緊張感や試合に懸ける選手たちの思いを引き立てている。
2026年には、BURNOUT SYNDROMESによる歴代『ハイキュー!!』主題歌のカバーアルバムも発売された。「PHOENIX」がシリーズを代表する楽曲の一つとして、改めて取り上げられた点も注目したい。
【最終回・結末】第25話「約束の地」は稲荷崎戦のその先を描く
第4期の最終回は、第25話「約束の地」。ここで注意したいのは、最終回が稲荷崎戦の決着そのものではないという点だ。
稲荷崎高校との試合は第24話で決着する。烏野高校は勝利を収め、春高3回戦へ進出する。そして第25話では、3回戦の相手となる音駒高校との対戦に向けた場面が描かれる。
烏野と音駒が再び向き合う第25話の舞台は春高3日目の朝。会場前では、烏野高校と音駒高校が対峙する。
両校には、練習試合などを通じて積み重ねてきた長い関係がある。互いをよく知るライバル同士だからこそ、全国大会で実現する対戦には特別な意味がある。
第4期は、この因縁の対決が始まる直前で幕を閉じる。つまり、音駒との試合の勝敗まで第4期で描かれるわけではない。
音駒戦の続きは劇場版『ゴミ捨て場の決戦』へ烏野高校と音駒高校の3回戦は、2024年2月公開の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』で映像化された。
この作品は、春高で実現した両校の対決を中心に描いた劇場版だ。第4期の最終回から物語がどのようにつながるのかを知りたい人は、続けて劇場版を視聴するとよい。
視聴順としては、第4期の第25話まで見た後に『ゴミ捨て場の決戦』へ進むと、烏野と音駒の関係や試合に懸ける思いを自然に理解できる。
【2026年最新】第4期の配信サービスと2027年のアニメ続編
2026年10月現在、『TO THE TOP』は複数の動画配信サービスで視聴できる。アニメ公式ポータルの配信案内では、第4期の見放題配信先として複数のサービスが掲載されている。
ハイキュー!!第4期を見られる主な配信サービス公式配信案内に第4期が掲載されている主なサービスは次のとおり。
- ABEMAプレミアム
- Amazon Prime Video
- dアニメストア
- dアニメストア ニコニコ支店
- dアニメストア for Prime Video
- DMM TV
- FOD
- Hulu
- milplus
- TELASA
- TELASA(Pontaパス)
- U-NEXT
- アニメタイムズ
- アニメ放題
NetflixやDisney+などについても、公式ポータルにはテレビシリーズの配信情報が掲載されている。ただし、作品やシーズンによって掲載内容が異なるため、第4期の視聴ページがあるかを各サービスで確認したい。
なお、配信作品や見放題対象は変更される場合がある。契約前には最新の配信一覧を確認するのがおすすめだ。
2027年公開の『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』2025年3月2日、アニメ公式サイトは『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』の制作決定を発表した。さらに2025年12月21日には、公開時期が2027年と正式に告知された。
本作で描かれるのは、春高準々決勝の烏野高校VS鴎台高校だ。
日向翔陽の前に立ちはだかるのは、鴎台高校の星海光来。星海もまた「小さな巨人」と呼ばれる選手であり、日向が目標としてきた存在と同じ異名を持つ。
この対決は、単なる強豪校同士の試合ではない。身長という身体的な条件を超えて、技術と工夫で頂点を目指す2人のスパイカーが、同じコートで実力を競う物語でもある。
2026年8月19日には、公式サイトからコンセプトビジュアルが解禁された。日向と星海が同じ目線の高さで向き合う姿が描かれ、2027年の劇場公開が改めて告知されている。監督・脚本は満仲勧、アニメーション制作はProduction I.Gだ。
ただし、2026年10月29日時点で、具体的な公開日や上映月は公式発表されていない。
スペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』も2027年に登場2027年の新作は劇場版だけではない。同じ春高準々決勝で行われるもう一つの試合を描くスペシャルアニメが、『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』だ。
こちらの対戦カードは、梟谷学園高校VS狢坂高校。
梟谷学園高校の中心人物は木兎光太郎。対する狢坂高校には、全国屈指の実力を持つエース・桐生八がいる。
2026年8月19日に公開された公式アクションPVでは、木兎と桐生が強烈なスパイクを打ち合う姿や、両校の激しい攻防が紹介された。赤葦京治と臼利満という、それぞれのセッターにも注目が集まる。
劇場版『VS 小さな巨人』が烏野と鴎台の戦いを描くのに対し、スペシャルアニメは梟谷と狢坂の試合を描く。どちらも春高準々決勝という同じ大会の舞台に位置づけられている。
なお、こちらは公式発表で2027年放送予定と案内されている。劇場公開される『VS 小さな巨人』とは形式が異なる点を押さえておきたい。
テレビアニメ第5期の制作は決定している?2026年10月29日現在、テレビアニメ第5期の制作決定は公式発表されていない。
一方、アニメシリーズの続きに当たる映像化企画として、2027年の劇場版とスペシャルアニメという2作品が正式に発表されている。
そのため、「第5期が2027年に放送される」という情報と、「2027年に新作アニメが公開・放送される」という情報を混同しないことが大切だ。
現在の公式発表を整理すると、次のようになる。
- テレビアニメ第4期:全25話、放送終了済み。
- 劇場版『VS 小さな巨人』:2027年劇場公開予定。
- スペシャルアニメ『バケモノたちの行くところ』:2027年放送予定。
- テレビアニメ第5期:制作決定の公式告知なし。
【よくある誤解】第4期を視聴する前に知っておきたいポイント
第4期について検索する人が混乱しやすいのは、全25話という話数と、劇場版を含めたストーリーのつながりだ。
特に、稲荷崎戦が終わった時点で全国大会の物語も完結したと考えてしまうと、その後の作品を見逃してしまう。
第4期は春高全国大会の途中までを描いた作品であり、最終回は音駒戦の直前で終わる。その先には劇場版『ゴミ捨て場の決戦』、さらに鴎台戦を描く2027年の新作が続いている。
また、『バケモノたちの行くところ』は稲荷崎高校との試合を描いた作品ではない。木兎光太郎率いる梟谷学園高校と桐生八率いる狢坂高校の対決を扱う別作品だ。
作品の順番と対戦カードを整理しておけば、2027年の新作をより深く楽しめる。
ハイキュー!!第4期に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハイキュー!!第4期は全部で何話ありますか?
A1:全25話です。第1クールが13話、第2クールが12話で構成され、2020年1月から4月、同年10月から12月にかけて放送されました。
Q2:ハイキュー!!第4期の最終回は何話で、どこまで描かれますか?
A2:第25話「約束の地」が最終回です。稲荷崎高校戦は第24話で決着し、第25話では春高3回戦で対戦する音駒高校との再会が描かれます。実際の試合は劇場版『ゴミ捨て場の決戦』につながります。
Q3:宮侑と宮治の声優は誰ですか?
A3:宮侑役は宮野真守、宮治役は株元英彰です。2人が演じる双子の連携は、稲荷崎高校戦の大きな見どころです。
Q4:ハイキュー!!第4期の続きは何を見ればいいですか?
A4:第4期の第25話を見終えたら、2024年公開の劇場版『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がおすすめです。烏野高校と音駒高校の春高3回戦が描かれています。
Q5:2027年の『VS 小さな巨人』と『バケモノたちの行くところ』は同じ作品ですか?
A5:別作品です。『VS 小さな巨人』は烏野高校VS鴎台高校を描く劇場版、『バケモノたちの行くところ』は梟谷学園高校VS狢坂高校を描くスペシャルアニメです。
Q6:ハイキュー!!第5期は2027年に放送されますか?
A6:2026年10月29日現在、第5期の制作決定は公式発表されていません。2027年に予定されているのは、劇場版とスペシャルアニメの2作品です。
『ハイキュー!! TO THE TOP』は全25話。2020年に2クールで放送され、日向翔陽と影山飛雄の成長、宮侑・宮治率いる稲荷崎高校との激闘を中心に描いたシリーズだ。
第24話で稲荷崎戦に決着がつき、第25話「約束の地」では音駒高校との3回戦を目前に控えて物語が終わる。その先は劇場版『ゴミ捨て場の決戦』へとつながる。
そして2027年には、烏野高校VS鴎台高校を描く『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』と、梟谷学園高校VS狢坂高校を描くスペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』が控えている。
第4期をまだ見ていない人は、全25話を通して烏野の成長と稲荷崎戦を楽しみ、その後に劇場版へ進むのが自然な視聴順だ。すでに視聴した人にとっても、2027年の新作2作品は、春高全国大会の物語をさらに深く味わう機会となる。
2026年10月時点で確定しているのは、2027年の2作品の制作と公開・放送予定。具体的な日程や追加キャストなどの続報にも注目したい。