ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【1】バィバィDuバィとは?2013年発売のSexy Zone第5弾シングルを解説

【1】バィバィDuバィとは?2013年発売のSexy Zone第5弾シングルを解説

長門 賢 長門 賢 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
目次

基本情報

項目 内容
正式タイトル バィバィDuバィ~See you again~
アーティスト Sexy Zone
発売日 2013年10月9日
シングル 通算5枚目
レーベル ポニーキャニオン
作詞 Komei Kobayashi
作曲 ニホンジン・bansei.
編曲 鈴木Daichi秀行
タイアップ フジテレビ系『超潜入!リアルスコープハイパー』テーマソング

出典:STARTO ENTERTAINMENT公式ディスコグラフィー、ORICON NEWS、ヤマハミュージックデータショップ。

5thシングルとしての位置づけ

この作品は、2013年5月発売の4thシングル「Real Sexy!/BAD BOYS」に続くリリースでした。Sexy Zoneがデビューから数えて5枚目に発表したシングルであり、グループの初期作品を語るうえで外せない一枚です。

注目したいのは、タイトル曲だけでなく、もう一つのA面曲として「A MY GIRL FRIEND」が収録されている点です。こちらは佐藤勝利が主演した日本テレビ系ドラマ『49』の主題歌。異国情緒あふれる明るい楽曲と、ドラマの世界観に結びついた楽曲を組み合わせた構成でした。

発売時の通常盤には「Young and Beautiful!」や「BAD BOYS ~movie remix~」なども収録されています。初回限定盤ではメンバー別の特典や映像が用意され、バージョンによって楽しめる内容が異なりました。

オリコンランキングでも1位を獲得

ORICON NEWSの作品データによると、本作の最高順位はオリコン週間シングルランキング1位。ランキング登場回数は20週を記録しています。

独特なタイトルや世界観だけが話題になった作品ではありません。商業的にも結果を残したシングルであり、当時のSexy Zoneの勢いを示す作品の一つです。

【2】歌詞の意味を解説!ドバイの描写に込められた世界観

バイバイduバイ

「バィバィDuバィ~See you again~」の歌詞は、ドバイという都市を訪れた主人公が、その魅力を満喫し、再訪を願いながら別れを告げるという旅行記のような構成です。

恋愛の別れや失恋を中心に描く一般的なバラードとは異なり、街の景色や観光スポット、異国の文化を次々と取り上げるのが特徴です。

① 夢の国・楽園として描かれるドバイ

歌詞の冒頭では、ドバイを夢のような場所として表現しています。そこに行けば気持ちが高まり、自然と笑顔になれるという、ポジティブな旅行のイメージが広がります。

手拍子やステップを促すフレーズも印象的です。聴き手を単なる観客ではなく、旅の参加者にするような構成になっています。

この部分の要点は、ドバイを現実的な観光地として説明するだけでなく、誰もが楽しめる理想郷として描いていることです。

② 海・砂漠・摩天楼が作るドバイのイメージ

歌詞の中盤では、ドバイを象徴する景色が次々と登場します。

- 輝く太陽と青い海
- きらびやかな街並み
- 夜を彩る噴水ショー
- 砂漠の中に広がるオアシス
- 空に届きそうな高層ビル

これらはドバイの都市的な華やかさと、砂漠地域ならではの自然環境を対比させています。

特に摩天楼と砂漠を同じ楽曲の中で描いている点が特徴的です。近代的な都市と異国情緒を同時に楽しめる場所として、ドバイを印象づけています。

③ 「シュクラン」に込められた感謝と別れ

歌詞を理解するうえで重要なのが「シュクラン」という言葉です。

シュクラン(Shukran)はアラビア語で「ありがとう」を意味します。英語の感謝表現とアラビア語を組み合わせることで、ドバイという舞台にふさわしい国際色を演出しています。

主人公は訪れた場所やそこで過ごした時間に感謝し、再び訪れることを願いながら別れを告げます。

つまり、この楽曲の「バイバイ」は、悲しい別れというよりも、楽しかった旅行の終わりに交わす前向きな挨拶に近いものです。

歌詞全体から読み取れる3つの意味
歌詞の要素 表現していること
夢の国・楽園 ドバイへの憧れと高揚感
海・砂漠・摩天楼 都市の華やかさと異国情緒
シュクラン・再訪の約束 感謝と次の出会いへの期待

歌詞の面白さは、旅行の楽しさを伝えながら、最後には別れと再会への期待につなげていることです。明るい楽曲でありながら、単なる観光案内では終わらない構成になっています。

【3】タイトルの由来は?なぜSexy Zoneはドバイを題材にしたのか

この曲を初めて知った人が最も不思議に感じるのが、「なぜ日本のアイドルグループがドバイをテーマにした曲を歌っているのか」という点と考えられます。

実は、この疑問にはジャニー喜多川による楽曲誕生のエピソードが関係しています。

タイトルは「バイバイ」と「ドバイ」を組み合わせた言葉遊び

「バィバィDuバィ」という表記は、英語の「Bye bye」と都市名の「Dubai」を組み合わせた、語感を重視したタイトルです。

「バィバィ」と「Duバィ」を連続させることで、ドバイという地名を自然に印象づけています。さらに英語の副題「See you again」が加わることで、再会を約束するという歌詞の内容も伝わります。

普通に「バイバイ、ドバイ」と表記するのではなく、独特な文字の組み合わせにしたことも、この楽曲のインパクトを強めています。

ドバイが選ばれた理由はジャニー喜多川の興味だった

2020年に放送されたテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』では、佐藤勝利が楽曲誕生にまつわるエピソードを紹介しています。

ライブドアニュースが当時の番組内容を報じた記事によると、ジャニー喜多川がテレビでドバイ特集を見て興味を持ち、翌日のCD制作の打ち合わせでもドバイへの関心が続いていたことが、楽曲のテーマにつながったとされています。

つまり、ドバイをテーマにした直接のきっかけは、ドラマや映画とのタイアップではなく、プロデューサーの興味から生まれた企画だったのです。

さらに面白いのは、ジャニー喜多川本人がドバイ撮影に同行しなかったこと

同じエピソードには、もう一つ興味深い話があります。

ドバイでの撮影が実現した際、ジャニー喜多川本人は暑さを理由に同行しなかったと佐藤勝利が明かしたと報じられています。

楽曲のテーマを生み出した人物が、実際の現地撮影には参加しなかったという展開は、曲のユニークな制作背景を象徴するエピソードです。

また、この話はタイトルの「See you again」にも新たな解釈を与えます。単なる旅行の別れの挨拶だけでなく、ドバイを再び訪れるという物語が、制作秘話とも重なっているのです。

マリウス葉が語った「Du」のもう一つの解釈

2013年のアイドル誌インタビューを紹介したジャニーズ研究会の記事では、当時のメンバーがタイトルに戸惑った様子も伝えられています。

その中でマリウス葉は、ドイツ語の「Du」が「君」を意味することに着目し、ドバイという場所だけでなく、そこで出会った一人ひとりに別れを告げる歌とも解釈できるという独自の見方を示していました。

これは公式に定められたタイトルの意味というより、メンバー自身が楽曲から受け取った個人的な解釈です。ドバイという地名に別の意味を重ねる発想も、この曲ならではの楽しみ方でしょう。

【4】制作陣と番組タイアップを検証!楽曲を支えた関係者一覧

「バィバィDuバィ~See you again~」は、タイトルや歌詞の奇抜さに注目が集まりやすい楽曲ですが、制作面にも押さえておきたいポイントがあります。

作詞・作曲・編曲を担当したクリエイター

作詞を担当したのはKomei Kobayashiです。ドバイの風景を日本語と英語、アラビア語の表現を交えて描き、聴き手が旅行の情景を想像しやすい歌詞に仕上げています。

作曲はニホンジン・bansei.。編曲は鈴木Daichi秀行が担当しています。ヤマハの楽曲データでも、作詞者・作曲者と番組タイアップが確認できます。

『超潜入!リアルスコープハイパー』との関係

この曲のタイアップ先は、フジテレビ系のバラエティー番組『超潜入!リアルスコープハイパー』です。

同番組は、普段は見ることのできない施設や技術、商品などの裏側に迫る内容で、Sexy Zoneのメンバーもレギュラー出演していました。

番組のテーマソングとして、明るくテンポのよい楽曲が採用されたことは、グループのテレビ出演と音楽活動が結びついていた当時の展開を示しています。

もう一つのA面曲「A MY GIRL FRIEND」は、佐藤勝利主演の日本テレビ系ドラマ『49』の主題歌でした。テレビ番組とドラマという異なるタイアップを一つのシングルに収めた点も特徴です。

楽曲と関係者の相関表
対象 役割・関係 確認できる内容 Sexy Zone 歌唱アーティスト 2013年当時の5人組グループ Komei Kobayashi 作詞 ドバイの風景や旅の別れを歌詞に構成 ニホンジン・bansei. 作曲 楽曲のメロディーを担当 鈴木Daichi秀行 編曲 楽曲のサウンドアレンジを担当 ジャニー喜多川 企画のきっかけ テレビで見たドバイ特集への興味が制作につながったと報道 フジテレビ 番組タイアップ 『超潜入!リアルスコープハイパー』テーマソング 日本テレビ 両A面のもう一曲 「A MY GIRL FRIEND」がドラマ『49』の主題歌

この関係を整理すると、ドバイというテーマの発案、楽曲制作、テレビ番組での露出、ドラマとの両A面展開が一つのシングルに集約されていることが分かります。

【5】ミュージックビデオの撮影地は?「in Dubai ver.」との違い

「バィバィDuバィ~See you again~」には、通常のミュージックビデオとは別に、実際のドバイを舞台にした「in Dubai ver.」が存在します。

この2種類の映像を区別することが、撮影地を理解するうえで重要です。

通常版のミュージックビデオ

2013年発売のシングルには、通常版のMusic Clipが用意されました。初回限定盤KにはMusic Clipが収録され、初回限定盤FにはジャケットとPVのメイキング映像が収録されています。

また、初回限定盤Sには「フレンドシップ edit ver.」とダンスレクチャー映像が用意されていました。楽曲の振り付けやパフォーマンスを楽しめる仕様になっていたのです。

「in Dubai ver.」は2014年発売のアルバムで映像化

現地撮影版が収録されたのは、2014年2月19日発売の2ndアルバム『Sexy Second』です。

STARTO ENTERTAINMENTの公式ディスコグラフィーによると、初回限定盤AのDVDには次の2作品が収録されています。

- 「バィバィDuバィ~See you again~」Music Clip(in Dubai ver.)
- Special Movie & Interview in Dubai

加えて、同盤には24ページのドバイスペシャルフォトブックと、Dubai ver.のトレーディングカードも封入されていました。

通常版とドバイ版の違い
比較項目 通常版 in Dubai ver.
映像の位置づけ シングル収録のPV 現地版のMusic Clip
収録作品 2013年のシングル 2014年の『Sexy Second』初回限定盤A
特徴 楽曲の基本的な映像作品 ドバイでの撮影を取り入れた映像
関連特典 PVメイキングなど 現地インタビュー・特別映像・写真集

公式の商品情報では、ドバイ版の撮影地がドバイであることは作品名と関連特典から確認できます。一方、個別の撮影スポットやホテル名などは、公式ディスコグラフィーには記載されていません。

注目したいのは、楽曲のテーマとして先に登場したドバイが、後から実際の撮影地にもなったという展開です。歌の世界観が映像作品によって現実の旅行体験へと広がっていきました。

【6】バィバィDuバィはトンチキソング?評判と2026年現在の評価

Sexy Zoneの楽曲を語る際によく使われる言葉に「トンチキソング」があります。「バィバィDuバィ~See you again~」は、その代表例として取り上げられることの多い作品です。

トンチキソングとは何か

トンチキソングとは、タイトルや歌詞、楽曲の設定が一風変わっていて、初めて聴くと意味をつかみにくい一方、なぜか耳に残り、繰り返し聴きたくなるアイドルソングを指す表現です。

音楽メディア「ぴあ音楽」は2020年の記事で、トンチキソングには単純な否定的評価ではなく、愛着を込めたニュアンスがあると解説しています。

同記事でも「バィバィDuバィ~See you again~」を代表的な例として取り上げ、ドバイを舞台にした歌詞と中東風のアレンジ、メンバーのパフォーマンスの組み合わせを紹介しています。

なぜファンに愛され続けているのか

この曲が長く話題になる理由は、単にタイトルが珍しいからではありません。

大きく分けると、次の4つの魅力があります。

1. 一度聴いたら忘れにくいタイトル

「バィバィDuバィ」という独特な語感は、ほかの楽曲と区別しやすく、会話の中でも話題にしやすいものです。

2. 歌詞の世界観が徹底している

ドバイの太陽、海、砂漠、摩天楼など、楽曲全体を通して一貫したテーマが保たれています。単なる地名の語呂合わせにとどまっていません。

3. 真剣なパフォーマンスとのギャップ

独特な歌詞や設定であっても、メンバーはアイドルらしい爽やかな表情とパフォーマンスで歌い上げます。この真剣さと奇抜な世界観のギャップが、楽曲の魅力を強めています。

4. 制作秘話まで含めて楽しめる

ジャニー喜多川のドバイへの興味から企画が生まれたというエピソードや、実際に現地でミュージックビデオを撮影した経緯まで含めると、楽曲そのものとは別の面白さが生まれます。

他グループにも知られた楽曲

この曲の面白さは、Sexy Zoneのファンだけにとどまりません。

2020年の「Real Sound」の記事では、ジャニーズWESTのメンバーが楽曲を選ぶ企画の中で「バィバィDuバィ~See you again~」が話題になり、最終的にスマイルソングとして選ばれた経緯が紹介されています。

グループの枠を越えて、聴く人を明るい気持ちにする楽曲として受け入れられていたことが分かります。

『SZ10TH』にも収録!グループの歴史をつなぐ一曲

2021年3月3日発売の10周年記念アルバム『SZ10TH』にも、この曲は収録されました。

STARTO ENTERTAINMENTの公式収録曲一覧では、Disc 1の6曲目に「バィバィDuバィ~See you again~」、7曲目に「A MY GIRL FRIEND」が並んでいます。

デビュー初期の代表的なシングル曲が10周年記念作品にも収録されたことは、グループの歩みを振り返るうえで意味のあるポイントです。

なお、Sexy Zoneは2024年4月1日にグループ名をtimeleszへ変更しました。2026年現在はtimeleszという名前で活動していますが、「バィバィDuバィ~See you again~」はSexy Zone名義で発表された楽曲です。作品を探す際には、当時のグループ名で検索すると見つけやすくなります。

【プロの結論】この曲の本当の魅力は「予想外を楽しませる力」

この楽曲を評価する際、歌詞に現実的な整合性があるかどうかだけで判断すると、魅力を十分に理解できません。

ドバイをテーマにした理由、アラビア語の挿入、都市の風景を並べた歌詞、独特なタイトル、現地撮影版の制作。これらが一つの作品の中でつながっていることが重要です。

特に、アイドルソングとしての評価では、聴き手にどれだけ強い印象を残すか、ライブや映像でどれだけ楽しませられるかも重要な基準になります。

明るい楽曲や独特な世界観が好きな人、Sexy Zoneの初期作品を知りたい人、ジャニーズのトンチキソング文化に興味がある人には、ぜひ聴いてほしい一曲です。

反対に、現実的な恋愛ストーリーや、重厚なメッセージ性を中心に楽しみたい人には、少し意外な作品に感じられる可能性があります。

【FAQ】バィバィDuバィに関するよくある質問

Q1:バィバィDuバィはいつ発売された曲ですか?

2013年10月9日発売です。Sexy Zoneの通算5枚目のシングルで、「A MY GIRL FRIEND」との両A面作品としてリリースされました。

Q2:バィバィDuバィのタイトルにはどんな意味がありますか?

「バイバイ」と「ドバイ」を組み合わせた言葉遊びが中心です。「See you again」という副題には、また会おうという再会への期待が込められています。

Q3:なぜドバイが楽曲のテーマになったのですか?

ジャニー喜多川がテレビのドバイ特集を見て興味を持ったことが、楽曲誕生のきっかけだったと佐藤勝利がテレビ番組で紹介しています。

Q4:ミュージックビデオは本当にドバイで撮影されたのですか?

ドバイで撮影された「in Dubai ver.」が存在します。2014年発売のアルバム『Sexy Second』初回限定盤AのDVDに収録されています。

Q5:バィバィDuバィはどのアルバムに収録されていますか?

2014年発売の『Sexy Second』と、2021年発売の10周年記念アルバム『SZ10TH』などに収録されています。

Q6:バィバィDuバィはトンチキソングと呼ばれているのですか?

はい。独特なタイトルやドバイを題材にした歌詞、アラビアンテイストのサウンドなどから、Sexy Zoneを代表するトンチキソングの一つとして知られています。ファンの間では愛着を込めて語られることも多い楽曲です。

「バィバィDuバィ~See you again~」は、2013年10月9日に発売されたSexy Zoneの5thシングルです。

ドバイを題材にした歌詞、Komei Kobayashiによる作詞、ニホンジン・bansei.による作曲、そして『超潜入!リアルスコープハイパー』とのタイアップが、この作品の基本的な魅力を形作っています。

加えて、ジャニー喜多川のドバイへの興味から生まれたという制作秘話や、2014年の『Sexy Second』に収録された現地撮影版のミュージックビデオなど、楽曲の外側にも興味深い背景があります。

2021年の『SZ10TH』にも収録され、Sexy Zoneの初期を象徴する作品として記録に残りました。

2026年に改めて聴いても、独特なタイトルと明るいサウンド、そしてドバイを舞台にした自由な世界観は色あせません。単なる珍しいタイトルのアイドルソングではなく、Sexy Zoneらしい遊び心とエンターテインメント性が凝縮された一曲です。

同じカテゴリの記事

長門 賢

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

おすすめの関連記事