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10月新ドラマ2022一覧!曜日別の放送日・主演キャスト・主題歌と視聴率を徹底解説

鶴野 志穂 鶴野 志穂 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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2022年10月期の秋ドラマは、川口春奈と目黒蓮が共演した『silent』、吉沢亮主演の医療ドラマ『PICU 小児集中治療室』、平野紫耀主演の『クロサギ』、山﨑賢人主演の『アトムの童』など、ジャンルも出演者も個性豊かな作品がそろったシーズンだった。

2026年現在、改めて振り返ると、当時の秋ドラマには恋愛、医療、社会派サスペンス、企業再生、ミステリーと幅広い作品が並んでいた。NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』から民放のゴールデン・プライム帯、BS・深夜ドラマまで、放送局によって編成にも特徴があった。

【2022年秋ドラマ一覧】10月期は地上波・NHK・BSで多彩な作品が登場

10月新ドラマ2022

2022年秋ドラマの放送期間は、おおむね2022年10月から12月。フジテレビ、TBS、テレビ朝日、日本テレビ、テレビ東京の民放各局に加え、NHKやBS各局も新作を編成した。

特に注目を集めたのは、フジテレビの木曜劇場『silent』と月9『PICU 小児集中治療室』、TBSの金曜ドラマ『クロサギ』と日曜劇場『アトムの童』だ。いずれも主演俳優の話題性だけでなく、作品独自のテーマが明確だった。

一方、テレビ朝日では長寿シリーズ『相棒 season21』『科捜研の女 season22』が放送され、日本テレビでは奈緒主演の『ファーストペンギン!』や玉森裕太主演の『祈りのカルテ』が登場した。

NHKでは福原遥主演の連続テレビ小説『舞いあがれ!』が10月3日にスタート。地上波の夜ドラマだけでなく、朝の連続ドラマも秋の番組ラインアップを構成する重要な存在だった。

なお、2022年秋ドラマの一覧には、10月スタートの完全新作だけでなく、複数クールにわたって放送されたシリーズ作品や、11月に始まった後半期の作品も含まれる。ここでは10月期の主要な初回放送作品を中心に整理する。

【曜日別・放送局別】2022年10月期ドラマの放送日と主演キャスト一覧

2022年10月期の主要ドラマを、初回放送日、曜日、放送時間、放送局、主演キャストとともにまとめた。放送時間は基本枠であり、初回拡大スペシャルなどによって異なる場合がある。

曜日・放送時間 作品名・放送局 初回放送日・主演 作品の概要・主な関係者
月曜21:00 PICU 小児集中治療室
フジテレビ系
10月10日
吉沢亮
北海道の小児集中治療室を舞台に、新人小児科医・志子田武四郎の成長を描く。
月曜22:00 エルピス―希望、あるいは災い―
フジテレビ系
10月24日
長澤まさみ
テレビ局を舞台に、報道と冤罪疑惑をめぐる問題に切り込む社会派ドラマ。
火曜21:00 科捜研の女 season22
テレビ朝日系
10月18日
沢口靖子
法医学や科学捜査を駆使して事件の真相に迫る人気シリーズ。
火曜22:00 君の花になる
TBS系
10月18日
本田翼
元高校教師とボーイズグループ8LOOMのメンバーたちの成長を描く。
水曜21:00 相棒 season21
テレビ朝日系
10月12日
水谷豊・寺脇康文
杉下右京と亀山薫のコンビが再び事件に挑む刑事ドラマ。
水曜22:00 ファーストペンギン!
日本テレビ系
10月5日
奈緒
漁業の世界に飛び込んだ女性が、漁港の再生に挑む物語。
水曜22:00 親愛なる僕へ殺意をこめて
フジテレビ系
10月5日
山田涼介
過去の事件と自身の秘密をめぐるサスペンス。原作は漫画。
木曜21:00 ザ・トラベルナース
テレビ朝日系
10月20日
岡田将生
異なる価値観を持つ看護師たちが医療現場で活躍する医療ドラマ。
木曜22:00 silent
フジテレビ系
10月6日
川口春奈
青羽紬と佐倉想を中心に、音のない世界で再び向き合う恋愛ドラマ。
金曜22:00 クロサギ
TBS系
10月21日
平野紫耀
詐欺師だけをだます詐欺師・黒崎高志郎の復讐と闘いを描く。
土曜22:00 祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録
日本テレビ系
10月8日
玉森裕太
研修医が患者との関わりを通じて病気や人間関係の謎に迫る。
日曜21:00 アトムの童
TBS系
10月16日
山﨑賢人
若きゲーム開発者と老舗玩具メーカーがゲーム業界で勝負する。
日曜22:30 霊媒探偵・城塚翡翠
日本テレビ系
10月16日
清原果耶
霊能力を持つ探偵が事件の真相に迫るミステリー。11月から続編へ移行。
NHKの朝ドラ・夜ドラも見逃せない

NHK総合では、10月3日から連続テレビ小説『舞いあがれ!』が放送された。放送枠は月曜日から金曜日の午前8時から8時15分までで、土曜日には1週間の振り返りが編成された。

夜ドラでは、10月10日から『つまらない住宅地のすべての家』が月曜日から木曜日の22時45分にスタート。11月29日には『作りたい女と食べたい女』も始まり、秋から冬にかけてNHKらしい多様な作品が続いた。

BS各局の秋ドラマ

BS松竹東急では10月3日から『商店街のピアニスト』、BSテレ東では10月1日から『最果てから、徒歩5分』、BS-TBSでは10月6日から『帰らないおじさん』が放送された。

また、BS-TBSの『サワコ~それは、果てなき復讐』は10月2日スタート。NHK BSプレミアムでは11月4日からBS時代劇『赤ひげ4』が放送されている。

このように、2022年秋ドラマは地上波のプライムタイムだけでなく、NHKやBSにも視聴対象を広げることで、恋愛・医療・時代劇・ミステリーなどを幅広く楽しめる編成だった。

【注目5作品を深掘り】silent・PICU・クロサギ・アトムの童・舞いあがれ!

1.silent|川口春奈と目黒蓮が描いた切ないラブストーリー

放送開始日:2022年10月6日/フジテレビ系木曜22時

『silent』は川口春奈が青羽紬、Snow Manの目黒蓮が佐倉想を演じた恋愛ドラマ。鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、風間俊介、篠原涼子らも出演した。

物語は、高校時代に恋人同士だった紬と想の再会から動き出す。大学進学を機に離れた2人は、想が突然別れを告げたことで別々の道を歩むことになる。それから8年後、紬は駅で想を見つけるが、彼は以前のように声に反応しなかった。

想が聴力を失っていたという事実をきっかけに、紬と想は言葉や音楽、手話を通じて再び関係を築いていく。単純な恋愛のすれ違いではなく、相手を理解することや、コミュニケーションのあり方を丁寧に描いた作品だった。

脚本は生方美久。小説や漫画を原作とする作品ではなく、オリジナルストーリーとして制作された点も特徴だ。

2.PICU 小児集中治療室|吉沢亮が演じた北海道の小児科医

放送開始日:2022年10月10日/フジテレビ系月曜21時

『PICU 小児集中治療室』は、吉沢亮が主演を務めた医療ヒューマンドラマ。主人公の志子田武四郎は、北海道札幌市の丘珠病院に勤務する小児科医だ。

ある日、新設されたPICUへの異動を命じられた武四郎は、植野元医師(安田顕)と出会う。植野は日本各地で小児集中治療の整備を推進してきた医師で、北海道に大規模なPICUを作り、医療用ジェット機を運用するという目標を掲げていた。

しかし、現場は人材不足で、急患を十分に受け入れられる状態ではない。武四郎は、幼い命を救うために経験不足や自身の無力さと向き合いながら成長していく。

共演には木村文乃、高杉真宙、生田絵梨花、菊地凛子、大竹しのぶらが参加。北海道という広大な舞台を生かし、医療体制や患者搬送の難しさも物語に取り込んでいた。

3.クロサギ|平野紫耀が詐欺師をだます詐欺師に

放送開始日:2022年10月21日/TBS系金曜22時

『クロサギ』は平野紫耀が黒崎高志郎を演じたサスペンスドラマ。黒崎は15歳のとき、詐欺被害に遭った父親の事件をきっかけに家族を失い、詐欺師への復讐を決意した人物だ。

一般的な詐欺師であるシロサギや色恋を利用するアカサギとは異なり、黒崎は詐欺師だけを標的にするクロサギとして活動する。

黒島結菜が吉川氷柱、三浦友和が桂木敏夫、坂東彌十郎が御木本を演じ、山本耕史、佐々木蔵之介、船越英一郎らも出演した。

原作は黒丸による漫画シリーズで、夏原武が原案を担当。2006年の山下智久主演版とは別に、完結した漫画シリーズを2022年の社会状況に合わせて新たにドラマ化した作品である。

4.アトムの童|山﨑賢人と松下洸平がゲーム業界に挑戦

放送開始日:2022年10月16日/TBS系日曜21時

『アトムの童(こ)』は、山﨑賢人演じる安積那由他を主人公とする日曜劇場。那由他は、企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する若き天才開発者で、「ジョン・ドゥ」という名前で知られていた。

一方、老舗玩具メーカーのアトム玩具は、海外との価格競争などによって経営危機に陥っていた。会社の再建を目指してゲーム制作への参入を決めたアトム玩具は、那由他を探し始める。

松下洸平が菅生隼人、岸井ゆきのが富永海を演じ、岡部大、オダギリジョーらも出演。ゲーム制作をめぐる若き開発者と大企業の対立、仲間との協力、ものづくりの情熱を描いた完全オリジナル作品だ。

5.舞いあがれ!|福原遥が演じる空への夢を追うヒロイン

放送開始日:2022年10月3日/NHK総合・月曜~金曜8時

NHK連続テレビ小説第107作『舞いあがれ!』は福原遥がヒロインの岩倉舞を演じた作品。東大阪の町工場で生まれ育った舞が、長崎県の五島列島で祖母や地域の人々と触れ合いながら、自分の夢を見つけていく。

ものづくりへの関心と飛行機への憧れをきっかけに、舞は人力飛行機サークルでの活動を経て、パイロットを目指すようになる。

横山裕、赤楚衛二、山下美月、永作博美、高橋克典、高畑淳子らが出演。目黒蓮も柏木弘明役で登場した。

ここで注目したいのは、目黒蓮が同じ2022年秋に『silent』と『舞いあがれ!』の両方に出演していたことだ。『silent』では佐倉想、『舞いあがれ!』では柏木弘明と、まったく異なる人物を演じていた。

【秋ドラマの主題歌・音楽】作品の印象を決定づけた名曲

2022年秋ドラマでは、人気アーティストによる書き下ろし主題歌や、作品の世界観を支える劇伴が注目された。特に『silent』『PICU』『クロサギ』『舞いあがれ!』は、ドラマと楽曲の結びつきが強い作品だった。

  • silent:Official髭男dism「Subtitle」。紬と想の切ない関係や、言葉を伝える難しさに寄り添う楽曲。
  • PICU 小児集中治療室:中島みゆき「倶(とも)に」。壮大なメロディーが北海道の自然や命を救う医療現場の物語を支えた。
  • クロサギ:King & Prince「ツキヨミ」。作品の緊張感や黒崎の複雑な心情を印象づける主題歌。
  • 舞いあがれ!:back number「アイラブユー」。毎朝の物語を温かく彩った主題歌。
  • アトムの童:大間々昂が音楽を担当。オリジナル・サウンドトラックには「アトムの童 - メインテーマ -」などが収録された。

『silent』の「Subtitle」はドラマのために書き下ろされた楽曲で、2022年10月12日に配信リリースされた。Official髭男dismにとって、フジテレビ系連続ドラマの主題歌を担当するのは4年ぶりだった。

『PICU』の「倶に」は中島みゆきにとって初の月9主題歌。ドラマの放送開始日である10月10日に第1話で音源が初公開され、12月14日にはシングルとして発売された。

『クロサギ』ではKing & Princeの「ツキヨミ」が主題歌に決定。ドラマの世界観を表現するダンスナンバーとしても話題になった。

一方、『アトムの童』は公式スタッフ情報で音楽担当として大間々昂が記載されており、主題歌を前面に出す構成ではなく、劇伴によってゲーム制作や企業間の対立を盛り上げるスタイルだった。

こうした違いからも、秋ドラマの音楽は単に人気アーティストを起用するだけでなく、恋愛、医療、復讐、挑戦といった作品ごとのテーマに合わせて制作されていたことが分かる。

【2022年秋ドラマ視聴率ランキング】相棒・トラベルナース・アトムの童が上位

2022年秋ドラマを数字で振り返ると、世帯平均視聴率ではテレビ朝日の『相棒 season21』がトップとなった。

2022年10月期の各作品の最終回までの平均視聴率を集計したテレビドラマ情報サイトのデータでは、上位作品は次のようになっている。数値は関東地区の世帯視聴率を基にした集計値だ。

  1. 相棒 season21:13.76%
  2. ザ・トラベルナース:12.10%
  3. アトムの童:9.59%
  4. 科捜研の女 season22:8.99%
  5. PICU 小児集中治療室:8.54%
  6. silent:7.59%
  7. クロサギ:7.41%
  8. ファーストペンギン!:7.24%

ここで注意したいのは、『相棒 season21』が2クール以上にわたるシリーズ作品だという点だ。10月期の新作ドラマだけを比較するなら、平均12.10%を記録した『ザ・トラベルナース』がトップとなる。

視聴率だけでは測れないsilentの存在感

特に興味深いのが『silent』だ。世帯平均視聴率は7.59%で、上位作品と比べて突出していたわけではない。しかし、見逃し配信では非常に大きな数字を残している。

フジテレビが2023年9月に公表した情報によると、第4話は放送後1週間の見逃し配信で688万再生を記録。全11話の累計再生数は6191万再生に達した。

この数字は、リアルタイム視聴率と配信時代のドラマ人気が必ずしも一致しないことを示している。放送時間にテレビの前にいない視聴者や、後からまとめて作品を見る視聴者も、ドラマの評価を考えるうえで重要な存在だ。

視聴率ランキングを見るときの判断基準

視聴率ランキングを参考にする場合は、次の3点を意識したい。

  • 世帯視聴率と個人視聴率を区別する:世帯視聴率は家庭単位の指標であり、個々の視聴者の割合とは異なる。
  • 放送期間を確認する:1クールの新作と2クール以上の継続作品を単純比較しない。
  • 見逃し配信も参考にする:リアルタイム視聴率だけでは、配信で支持された作品の人気を把握しきれない。

つまり、視聴率が高い作品が必ずしもすべての視聴者にとって面白い作品とは限らない。ストーリーの好みや出演者、テーマ、配信での評価などを組み合わせて判断することが大切だ。

【10月新ドラマ2022】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2022年10月期で最も話題になったドラマは何ですか?
A1:『silent』『PICU 小児集中治療室』『クロサギ』『アトムの童』などが代表的な注目作品。特に『silent』は見逃し配信でも大きな再生数を記録した。

Q2:silentの放送開始日はいつですか?
A2:2022年10月6日木曜日。フジテレビ系の木曜劇場として毎週22時から放送された。主演は川口春奈、相手役はSnow Manの目黒蓮。主題歌はOfficial髭男dismの「Subtitle」だった。

Q3:PICUとクロサギの主演は誰ですか?
A3:『PICU 小児集中治療室』は吉沢亮、『クロサギ』は平野紫耀。PICUは10月10日、クロサギは10月21日に放送を開始した。

Q4:2022年秋のNHK朝ドラは何でしたか?
A4:福原遥主演の『舞いあがれ!』。2022年10月3日にNHK総合でスタートし、ものづくりの町・東大阪と長崎県の五島列島を舞台に、ヒロインがパイロットを目指す物語が描かれた。

Q5:2022年秋ドラマで平均視聴率が最も高かった作品は何ですか?
A5:集計データでは『相棒 season21』が13.76%でトップ。10月期の新作に限定すると『ザ・トラベルナース』が12.10%で首位となる。

2022年10月期は、『silent』の繊細な恋愛描写、『PICU』の命と医療をめぐる物語、『クロサギ』の復讐サスペンス、『アトムの童』のゲーム業界への挑戦、『舞いあがれ!』の夢を追う成長物語など、多様な作品がそろった。

曜日別に見ると、月曜日は『PICU』、木曜日は『silent』、金曜日は『クロサギ』、日曜日は『アトムの童』と、各曜日に印象的な主演作が配置されていた。NHKやBSにも独自のラインアップがあり、地上波のゴールデンタイム以外にも見どころが多かった。

数字の面では『相棒 season21』や『ザ・トラベルナース』が強さを見せた一方、『silent』は見逃し配信で大きな支持を獲得。2022年秋は、従来のテレビ視聴率と配信人気の違いを実感できるシーズンでもあった。

2026年に当時の作品を見返すなら、単純なランキングだけで選ぶ必要はない。恋愛ドラマなら『silent』、医療ドラマなら『PICU』、社会派サスペンスなら『クロサギ』、仕事やものづくりをテーマにした作品なら『アトムの童』、夢と成長を描く長編作品なら『舞いあがれ!』がおすすめだ。

放送日・主演キャスト・あらすじ・主題歌を照らし合わせれば、2022年秋ドラマの魅力と、それぞれの作品が当時支持された理由がより鮮明に見えてくる。

主な事実確認資料: TVガイドWebの2022年秋ドラマガイド、フジテレビ・TBS・NHKの各番組公式情報、テレビドラマ視聴率集計資料。

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デジタルマーケター 鶴野 志穂
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