2026年10月29日現在、アニメ『響け!ユーフォニアム』は、劇場版『最終楽章 響け!ユーフォニアム』の後編公開によって、シリーズ完結を迎えています。主人公・黄前久美子を演じる黒沢ともよをはじめ、高坂麗奈役の安済知佳、加藤葉月役の朝井彩加、川島緑輝役の豊田萌絵など、作品を長年支えてきた声優陣が最後まで物語を彩りました。
2026年版のキャストを調べる際に押さえたいのは、TVアニメ第1期から第3期、過去の劇場版、そして完結作『最終楽章』では、登場人物の進級や卒業に伴って出演者の顔ぶれが変化していることです。今回は京都アニメーションの公式キャスト情報をもとに、主要人物から新キャラクター、歴代キャスト、劇場版までの声優対応を整理します。
【2026年最新版】響け!ユーフォニアムの声優一覧とキャラクター対応表

『響け!ユーフォニアム』の声優を調べるなら、まずは2026年の完結作『最終楽章』の公式キャスト一覧を確認するのが確実です。
公式サイトに掲載されているキャストは、主人公の黄前久美子を中心に、北宇治高校吹奏楽部の仲間や後輩、顧問の滝昇まで幅広い顔ぶれとなっています。
以下が『最終楽章』の公式キャスト情報に基づく主要なキャラクターと担当声優の対応表です。
| キャラクター | 担当声優 | 役柄・立ち位置 |
|---|---|---|
| 黄前久美子 | 黒沢ともよ | 主人公・ユーフォニアム担当 |
| 加藤葉月 | 朝井彩加 | チューバ担当 |
| 川島緑輝 | 豊田萌絵 | コントラバス担当 |
| 高坂麗奈 | 安済知佳 | トランペット担当 |
| 黒江真由 | 戸松遥 | ユーフォニアム担当・転校生 |
| 塚本秀一 | 石谷春貴 | トロンボーン担当・副部長 |
| 釜屋つばめ | 大橋彩香 | パーカッション担当 |
| 久石奏 | 雨宮天 | ユーフォニアム担当 |
| 鈴木美玲 | 七瀬彩夏 | チューバ担当 |
| 鈴木さつき | 久野美咲 | チューバ担当 |
| 月永求 | 土屋神葉 | コントラバス担当 |
| 剣崎梨々花 | 杉浦しおり | オーボエ担当 |
| 釜屋すずめ | 夏川椎菜 | 釜屋つばめの妹 |
| 上石弥生 | 松田彩音 | 吹奏楽部の後輩 |
| 針谷佳穂 | 寺澤百花 | 吹奏楽部の後輩 |
| 義井沙里 | 陶山恵実里 | 吹奏楽部の後輩 |
| 滝昇 | 櫻井孝宏 | 北宇治高校吹奏楽部顧問 |
この一覧で特に注目したいのが、久美子、麗奈、葉月、緑輝の4人に加えて、黒江真由や久石奏といった後輩世代の人物も重要な位置を占めていることです。
また、同じ吹奏楽部でも担当楽器はさまざまです。ユーフォニアム、トランペット、チューバ、コントラバスなど、キャラクターごとに異なる音楽的な役割が設定されています。声優の演技だけでなく、楽器を通じた人物同士の関係性も本作の魅力です。
【主要キャスト4人】黒沢ともよ・安済知佳・朝井彩加・豊田萌絵の担当キャラクター
『響け!ユーフォニアム』を代表するのが、黄前久美子、加藤葉月、川島緑輝、高坂麗奈の4人です。物語の出発点となるメンバーであり、シリーズを通じて視聴者が成長を見守ってきた人物でもあります。
黄前久美子役:黒沢ともよ主人公・黄前久美子を演じるのは黒沢ともよです。
久美子は北宇治高校の吹奏楽部でユーフォニアムを担当する少女。高校1年生の頃は周囲の空気を読みながら行動することも多く、音楽に対する気持ちも揺れ動いていました。
物語が進むにつれて、自分自身の本音や演奏へのこだわりと向き合うようになり、3年生編では部長として90名以上の部員を率いる立場になります。
黒沢ともよの演技で印象的なのは、久美子の何気ない日常会話と、音楽に対する真剣な感情の切り替わりです。派手な感情表現だけに頼らず、迷いや戸惑いを含んだ人物像を描いています。
久美子の成長と黒沢ともよの演技がシリーズを通じて積み重なっていることは、作品の大きな特徴です。
高坂麗奈役:安済知佳高坂麗奈を演じるのは安済知佳です。
麗奈はトランペットを担当する実力派で、音楽に対する姿勢は非常にストイック。自分の目標に向かって努力を続け、周囲に流されない強さを持っています。
久美子とは単なる友人という関係に収まらず、音楽を通じて互いの本音をぶつけ合う特別な関係です。2人の距離感や、演奏に対する価値観の違いが作品のドラマを生み出しています。
安済知佳は、麗奈の凛とした態度と、久美子に向ける繊細な感情の両方を表現。特に久美子との会話では、言葉の強さと内面の揺れが重要な見どころになります。
加藤葉月役:朝井彩加加藤葉月を演じるのは朝井彩加です。
葉月は高校から吹奏楽を始めた初心者で、担当楽器はチューバ。明るく親しみやすい性格で、久美子や緑輝と行動を共にすることが多い人物です。
経験者が多い吹奏楽部の中で、初心者として努力する葉月の姿は、音楽経験のない視聴者にも共感しやすい部分です。上達への喜びだけでなく、実力差に悩む姿も描かれています。
朝井彩加は、葉月の明るさと不器用さを自然に表現し、物語の中で親しみやすい存在感を生み出しています。
川島緑輝役:豊田萌絵川島緑輝は、豊田萌絵が担当するキャラクターです。
緑輝はコントラバス担当。音楽を楽しむことを大切にしており、周囲を支える役割も担っています。名前の読み方は「さふぁいあ」で、愛称や名前の表記にも特徴があります。
強豪中学出身で演奏技術が高く、音楽に対して前向きな姿勢を持っています。久美子や葉月とは異なる経験を持ちながら、3人の関係を支える存在です。
豊田萌絵の演技は、緑輝の明るさや独特の言葉遣いを印象づけています。物語が緊張感を増す場面でも、緑輝の存在が吹奏楽部に柔らかな空気をもたらします。
【歴代キャスト】TVシリーズ・過去の劇場版を彩った声優陣
『響け!ユーフォニアム』は、主人公たちだけでなく、先輩や教師、家族などの人物にも実力派声優を起用してきました。
特に第1期では、吹奏楽部の上級生たちが物語の中心的な役割を担っており、久美子たちの成長に大きな影響を与えています。
田中あすか・小笠原晴香・中世古香織の声優田中あすか役は寿美菜子です。ユーフォニアム担当の先輩で、演奏技術だけでなく、部員をまとめる力にも優れています。久美子にとっても大きな影響を与える人物です。
小笠原晴香役は早見沙織。吹奏楽部の部長として、部員たちの間に立ち、さまざまな問題に向き合います。
中世古香織役は茅原実里です。トランペットを担当し、部員からの信頼も厚い先輩として登場します。麗奈との関係も、初期シリーズの重要な見どころです。
中川夏紀・吉川優子などの声優中川夏紀役は藤村鼓乃美、吉川優子役は山岡ゆりです。
夏紀と優子は、当初は意見の衝突も目立つ関係ですが、物語が進むにつれて互いを理解し、吹奏楽部を支える存在へと変化していきます。
また、鎧塚みぞれ役は種﨑敦美、傘木希美役は東山奈央が担当。2人の関係を中心に描いた劇場作品『リズと青い鳥』でも、それぞれの声が重要な役割を果たしています。
教師・家族・その他のキャラクター学校生活を支える大人たちにも、印象的な声優が起用されています。
- 後藤卓也:津田健次郎
- 長瀬梨子:小堀幸
- 斎藤葵:日笠陽子
- 黄前麻美子:沼倉愛美
- 松本美知恵:久川綾
- 滝昇:櫻井孝宏
特に滝昇は、北宇治高校吹奏楽部の顧問として、作品全体の音楽的な方向性を決定づける人物です。櫻井孝宏が演じる落ち着いた口調や指導者としての厳しさが、部活動の場面に緊張感を与えています。
なお、劇場版『届けたいメロディ』や『誓いのフィナーレ』などでは、作品ごとの物語に合わせて出演キャラクターの範囲が異なります。過去の公式キャスト一覧に掲載されている人物が、すべて2026年の完結作のキャスト欄に掲載されているわけではありません。
【2026年最終楽章】黒江真由・久石奏など新世代キャストと完結までの変遷
2024年放送の『響け!ユーフォニアム3』では、久美子たちが3年生となり、吹奏楽部の新たな世代との関係が物語の中心になりました。
その中でも重要な人物が、黒江真由と久石奏です。
黒江真由役:戸松遥黒江真由を演じるのは戸松遥です。
真由は吹奏楽の強豪校・清良女子高校から転校してきたユーフォニアム奏者。演奏経験が豊富で、久美子と同じ楽器を担当することから、部内の実力主義やコンクールの選考にも大きく関わります。
真由の特徴は、周囲との調和を大切にする姿勢です。公式の『最終楽章』後編紹介でも、真由が大切にする「みんなが楽しい」演奏と、北宇治が掲げる平等な実力主義との間に生じる葛藤が物語の軸として紹介されています。
久美子と真由の関係は、単純なライバル関係ではありません。音楽に対する考え方や周囲への配慮の仕方が異なる2人が、同じ舞台でどのような答えを見つけるのかが注目されます。
久石奏役:雨宮天久石奏を演じるのは雨宮天です。
奏はユーフォニアムを担当する後輩で、表面的には人当たりがよく、相手に合わせた振る舞いを見せる人物です。しかし、その内面には複雑な感情や独自の価値観を抱えています。
久美子との関係では、先輩と後輩という立場だけでなく、音楽に対する考え方の違いも重要です。奏は久美子にとって、後輩を導くことの難しさを考えさせる存在でもあります。
2024年の新世代を支える声優たち第3期では、久美子や麗奈だけでなく、新たな部員たちにも注目が集まりました。
- 釜屋つばめ:大橋彩香
- 鈴木美玲:七瀬彩夏
- 鈴木さつき:久野美咲
- 月永求:土屋神葉
- 剣崎梨々花:杉浦しおり
- 釜屋すずめ:夏川椎菜
- 上石弥生:松田彩音
- 針谷佳穂:寺澤百花
- 義井沙里:陶山恵実里
これらの人物は、北宇治高校吹奏楽部の世代交代を表す存在です。経験者と初心者、積極的な性格と内向的な性格など、それぞれの個性が部内の人間関係を豊かにしています。
シリーズ完結までの主な歴史『響け!ユーフォニアム』のアニメシリーズは、2015年のTVアニメ第1期から始まり、劇場版や特別編を経て、2026年の完結作へとつながりました。
2026年の『最終楽章』は、前編・後編の2部構成です。前編は4月24日、後編は9月11日に公開されました。
京都アニメーションの公式発表によると、最終楽章では本編映像のブラッシュアップに加えて、花田十輝による新たなシナリオや新作シーンも多数追加されています。TVシリーズでは描かれなかった演奏シーンも盛り込まれ、劇場作品としてシリーズの物語を締めくくりました。
加えて、2026年10月18日には後編のフィナーレ舞台挨拶の開催が発表されました。11月29日のイベントには、黒沢ともよ、戸松遥、雨宮天、寺澤百花、寿美菜子、藤村鼓乃美の登壇が予定されています。
この顔ぶれからも、主人公世代と後輩世代、そして歴代キャラクターを演じてきた声優陣が、シリーズの締めくくりに関わっていることが分かります。
【声優交代の疑問を検証】劇場版とTVシリーズでキャストは変わった?
『響け!ユーフォニアム』の声優を調べる際に混乱しやすいのが、TVシリーズと劇場版のキャスト一覧の違いです。
ただし、キャスト一覧の掲載人数が異なるからといって、主要人物の声優が交代したとは限りません。
主要4人の声優は交代している?黄前久美子役の黒沢ともよ、高坂麗奈役の安済知佳、加藤葉月役の朝井彩加、川島緑輝役の豊田萌絵については、TVシリーズから2026年の『最終楽章』まで同じ担当声優が起用されています。
黒江真由役の戸松遥や久石奏役の雨宮天についても、2024年の第3期から2026年の劇場版へと出演が続いています。
したがって、主要人物については、作品の進行に伴う声優交代ではなく、キャラクターの成長と登場人物の世代交代が大きな変化のポイントです。
劇場版で出演者が違って見える理由シリーズには、TVアニメの物語を再構成した劇場版や、特定の人物に焦点を当てた作品があります。
例えば、『リズと青い鳥』は鎧塚みぞれと傘木希美を中心とした物語です。そのため、公式キャスト情報でも種﨑敦美と東山奈央の名前が目立ちます。
一方、『誓いのフィナーレ』では久美子たちの2年生編が中心となり、新入生や先輩たちが登場します。
このように、作品ごとに登場人物の範囲が変わることが、歴代キャスト一覧の違いにつながっています。
2026年版の声優情報を確認するときの判断基準声優情報を正確に調べたい場合は、次の3点を確認すると混乱を避けられます。
- 作品名:TVアニメ第1期・第2期・第3期なのか、特別編や劇場版なのか。
- キャラクター名:同じ吹奏楽部でも、進級や卒業によって登場人物が変化しているか。
- 公式キャスト欄:出演者の情報が対象作品の公式サイトに掲載されているか。
特に『最終楽章』については、過去の劇場版の出演者一覧ではなく、2026年版の公式キャスト情報を基準にするのがおすすめです。
【響け!ユーフォニアムの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:響け!ユーフォニアムの主人公・黄前久美子の声優は誰ですか?
A1:黄前久美子を演じているのは黒沢ともよです。TVアニメ第1期から2026年の劇場版『最終楽章』まで担当しています。
Q2:高坂麗奈、黒江真由、久石奏の声優は誰ですか?
A2:高坂麗奈役は安済知佳、黒江真由役は戸松遥、久石奏役は雨宮天です。いずれも2026年の『最終楽章』の公式キャストに掲載されています。
Q3:2026年の最終楽章で声優の交代はありましたか?
A3:主要キャラクターについて、TVアニメ第3期から劇場版への声優交代はありません。黒沢ともよ、安済知佳、朝井彩加、豊田萌絵などの主要キャストが続投しています。
『響け!ユーフォニアム』は、黒沢ともよが演じる黄前久美子を中心に、安済知佳、朝井彩加、豊田萌絵らが作品を支えてきた吹奏楽アニメです。
シリーズが進むにつれて、戸松遥演じる黒江真由や雨宮天演じる久石奏など、新たな人物と声優陣が加わり、北宇治高校吹奏楽部の人間関係も大きく変化しました。
2026年9月11日公開の『最終楽章』後編によって、アニメシリーズは完結。TVシリーズから劇場版まで受け継がれたキャストの演技が、約10年間にわたる物語を締めくくりました。
声優一覧を調べる際は、まず主要4人の担当を押さえ、そのうえで歴代キャストや第3期から登場した新世代の声優を確認すると、シリーズ全体のつながりが理解しやすくなります。
単なるキャラクターと声優の対応表にとどまらず、それぞれの声がどのように人物の成長を表現してきたのか。その変化を追うことこそ、『響け!ユーフォニアム』を最後まで楽しむ大きなポイントです。