2026年の登美丘高校ダンス部は、競技大会への挑戦を続けながら、地域イベントや大規模ステージにも出演している。
特に注目したいのが、2026年度の日本高校ダンス部選手権での結果だ。
2026年の日本高校ダンス部選手権で近畿5位大阪府立登美丘高校の校長ブログによると、2026年8月6日にグランキューブ大阪で開催された第19回日本高校ダンス部選手権近畿大会で、登美丘高校はビッグクラスBブロックに出場した。
同ブロックには27校が参加し、登美丘高校は第5位を獲得。全国準決勝大会への進出を決めた。
続く8月18日の全国準決勝大会では、51校が出場するビッグクラスで全国15位となった。
決勝大会に進める上位8校には届かなかったものの、全国の強豪校と競い合う舞台に再び立っている。
披露した作品のテーマは「覇星(ギャングスタア)」。自分たちのやり方で頂点を目指す姿を表現した作品で、約2分30秒の演技で会場を沸かせたという。
2026年はDCCにも出場登美丘高校ダンス部は、DCC(全国高等学校ダンス部選手権)にも出場している。
2026年7月4日に開催された関西地方大会では、27チームが参加。登美丘高校は「覇星(ギャングスタア)」をテーマにパフォーマンスを披露した。
DCCは、単純なダンス技術だけでなく、漢字二文字のテーマをどのように作品へ落とし込むかが特徴的な大会だ。
審査では次の3つが重視される。
- 技術力:動きの正確さやダンススキル
- 表現力:テーマや作品の世界観を伝える力
- 独創性:他校にはないアイデアや演出
2026年のDCCについては出場と作品テーマが確認できる一方、学校の公表資料には順位の記載がない。日本高校ダンス部選手権の15位とは混同しないようにしたい。
大会以外にも広がる2026年の活動現在の登美丘高校ダンス部は、コンテストだけを活動の中心にしているわけではない。
2026年の学校公式ブログには、次のような活動が記録されている。
| 時期 | 活動 | 内容 |
|---|---|---|
| 7月25日 | 登美丘南小校区ふれあい夏祭り | 「覇星」を披露 |
| 9月12日 | 第75回登美高祭 | 全国大会作品を披露 |
| 9月18日 | U18日清食品バスケットボールトップリーグ | ハーフタイムショーに出演 |
| 10月 | イオンモール堺北花田のイベント | 1・2年生の新体制でミニ公演を予定 |
| 10月31日 | BURN THE FLOOR -LUMINOUS- | オープニングアクト出演予定 |
特に注目されるのが、10月31日に兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで予定されている「BURN THE FLOOR -LUMINOUS-」への出演だ。
同公演には、登美丘高校ダンス部の卒業生である伊原六花も関係しており、母校の現役部員が世界的なダンスショーのオープニングアクトを務める機会となる。
バブリーダンスで知られた学校が、現在も新しい舞台に挑戦していることを示す出来事だ。
【新コーチMiyuki】指導体制と練習内容はどう変わった?

登美丘高校ダンス部の現在を理解するうえで欠かせないのが、指導体制の変化だ。
かつて同部を全国的な強豪へ導いたakaneに代わり、現在はMiyukiがコーチを務めている。
Miyukiコーチのもとで目指す「唯一無二」のダンス大阪府立登美丘高校の公式紹介ページには、Miyukiについて「新コーチ」と記載されている。
その指導方針として掲げられているのが、登美丘高校にしかできない「唯一無二」のダンスだ。
単に振り付けを覚えて踊るのではなく、作品の完成度を高めるために身体の使い方や表情まで練習する。
2025年6月のDCC関西大会で優勝した際にも、学校側はMiyukiコーチの専門的な指導と部員の努力、顧問教員や保護者会の支援が結果につながったと紹介している。
公式情報から分かる具体的な練習内容現在の練習内容については、学校公式ページに具体的な説明がある。
主な内容は次のとおりだ。
| 練習項目 | 具体的な内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 体力づくり | 基礎的な体力トレーニング | 長時間の演技に対応する |
| 筋力トレーニング | 筋力を高める基礎練習 | 動きの安定性を高める |
| 身体表現 | 身体の動きや姿勢を練習 | 振り付けの精度を高める |
| 表情練習 | 表情や視線の使い方 | 作品の世界観を伝える |
| 相互アドバイス | 部員同士で意見を交換 | 作品の完成度を高める |
| 自主運営 | 部員自身が練習計画や運営を担当 | 主体性とチームワークを育てる |
特徴的なのは、部員自身が練習の計画や運営を行っている点だ。
コーチが一方的に指示を出すだけではなく、部員同士が意見を交わしながら作品を作り上げる仕組みになっている。
ダンスは個人の技術だけで成立するものではない。全員の動きや表情、タイミングがそろって初めて、観客に伝わる一つの作品になる。
自主性を重視する指導は、そうした団体競技としての性質にも合っている。
現在の指導体制はakane時代と何が違う?akaneが指導していた時代は、作品の独創性と大会での完成度を追求する指導が特徴だった。
2018年のITmediaの取材では、akane自身が振付師として作品のクオリティーを高める一方、チーム運営や部員管理については顧問教員や生徒の自主性に任せていたと説明している。
つまり、以前から生徒の自主性を重視する考え方は存在していた。
現在のMiyuki体制では、学校公式の説明においても部員による練習計画や運営が明確に打ち出されている。
ただし、指導者が交代したからといって、以前の方針がすべて否定されたわけではない。
作品の独創性を重視し、チーム全体で完成度を高めるという部分には共通点がある。
【歴代大会成績】登美丘高校ダンス部はどれほど強い?
登美丘高校ダンス部は、2017年のバブリーダンスだけで突然有名になったチームではない。
その前から全国大会で優勝を重ねており、複数の大会で実績を築いてきた。
ここでは、日本高校ダンス部選手権とDCCを中心に、主要な成績を整理する。
2015年・2016年は日本高校ダンス部選手権で連覇登美丘高校ダンス部の競技実績を語るうえで重要なのが、2015年と2016年の日本高校ダンス部選手権だ。
ビッグクラスで2年連続の全国優勝を達成している。
2015年には「HERO」、2016年には「大阪のおばちゃん」をテーマとする作品など、独創的な演出でも話題になった。
単純に振り付けの難易度を上げるのではなく、衣装やテーマ、音楽、表情まで含めて作品を設計するスタイルが確立されていった時期でもある。
2017年のバブリーダンスと大会成績2017年は、登美丘高校ダンス部にとって競技実績と知名度の両方が大きく飛躍した年だった。
ここで注意したいのが、DCCと日本高校ダンス部選手権は別の大会だという点だ。
2017年のDCCでは優勝を果たし、日本高校ダンス部選手権では準優勝となった。
この2つの結果を混同すると、当時の実績を正しく理解できない。
歴代の主要成績と関係者を整理以下は主要大会の結果を中心にまとめたもの。すべての大会・受賞歴を網羅した一覧ではない。
2025年の成績も見逃せない。
6月22日に開催された第13回DCC関西大会で、登美丘高校は26校が参加する大会を勝ち抜き、優勝を獲得した。
作品名は「㒯湧(はなになって)」。
全身を花で彩った衣装を採用し、チーム全体が花になったような独創的な演出を披露した。
さらに8月のDCC全国大会ではファイナルステージに進出し、Chiyoda賞を受賞している。
同年の日本高校ダンス部選手権でも近畿大会Aブロックで第3位、全国大会では8位となった。
こうした結果からも、バブリーダンス後の登美丘高校が競技の舞台から離れていないことが分かる。
【akaneコーチ引退の真相】バブリーダンスを生んだ振付師の現在
登美丘高校ダンス部を語る際、akaneの存在は欠かせない。
バブリーダンスを生み出した振付師であり、母校のダンス部を全国屈指の強豪へと導いた人物だ。
akaneは2020年にダンス部コーチを引退akaneは登美丘高校の卒業生で、大学生のころから母校のダンス部の指導に携わっていた。
同校の公式OGメッセージには、約10年間コーチを務め、2020年9月にコーチを引退したことが記載されている。
このため、2026年現在の登美丘高校ダンス部の指導者としてakaneを紹介するのは正確ではない。
重要なのは、引退したのは登美丘高校ダンス部のコーチという役割であり、振付師としての活動そのものを引退したわけではないことだ。
akaneとアカネキカクの現在振付師・アカネキカク主宰
バブリーダンスの振付を手掛け、現在は広告や映像、舞台演出など幅広い分野で活動している。
akaneは2015年にダンスカンパニー「」を立ち上げた。
現在は、ダンスチーム「」のプロデューサーとしても知られている。
海外公演の演出や振り付け、アーティストへの振り付けなど、活動領域は高校ダンス部の指導からプロのエンターテインメントへと広がった。
つまり、akaneが登美丘高校を離れたことは、ダンス業界からの引退を意味しない。
新旧コーチの役割を混同しないことが大切akaneとMiyukiは、登美丘高校ダンス部に関わる時期も役割も異なる。
- akane: バブリーダンスをはじめとする作品を生み出し、2015年・2016年の全国優勝や2017年の躍進を支えた元コーチ。
- Miyuki: 現在のダンス部を指導し、2025年のDCC関西大会優勝や2026年の大会出場を支えている新コーチ。
両者に共通するのは、技術だけではなく、作品としての独創性を重視する点だ。
登美丘高校ダンス部のブランドは、特定のコーチ個人だけに依存するものではなく、指導者から部員へ受け継がれる創作文化によって維持されている。
【バブリーダンスのその後】荻野目洋子との共演と全国的ブーム
2017年の登美丘高校ダンス部を振り返るうえで、バブリーダンスは外せない。
振り付けに使用された楽曲は、歌手・の代表曲「」だった。
バブリーダンスが社会現象になった理由バブリーダンスの特徴は、1980年代後半のバブル時代を象徴するファッションと、現代的でキレのあるダンスの組み合わせにあった。
主な特徴は次のとおり。
- ワンレンやソバージュを取り入れたヘアスタイル
- 肩パッドやボディコンを思わせる衣装
- 大人数でそろえる高速かつ精密な振り付け
- 表情や視線まで計算されたコミカルな演出
- 音楽と衣装、動きを一体化させた作品構成
当時の高校生がバブル時代の女性像を大胆に再現したことで、世代を超えて楽しめる映像作品になった。
特に、単に懐かしい曲に合わせて踊るのではなく、楽曲の世界観を衣装と演技で再構築した点が大きかった。
荻野目洋子との共演でブームが拡大2017年10月31日、NHKの歌番組「うたコン」で登美丘高校ダンス部と荻野目洋子が共演した。
当時、バブリーダンスの動画は大きな反響を呼んでおり、「ダンシング・ヒーロー」も再び注目されるようになった。
さらに11月12日の「御堂筋ランウェイ2017」でも荻野目洋子と登美丘高校ダンス部が共演。
現役部員とOGを合わせた総勢約100人によるパフォーマンスが披露された。
年末には第59回日本レコード大賞の特別賞、第68回NHK紅白歌合戦への出演にもつながった。
バブリーダンスは現在も登美丘高校の代名詞なのか?バブリーダンスは今も登美丘高校ダンス部の知名度を支える代表作だ。
しかし、2026年の活動を見ると、現在のチームは「覇星(ギャングスタア)」など新しい作品に取り組んでいる。
2025年には「㒯湧・はなになって」を披露し、DCCで全国特別賞を獲得した。
つまり、バブリーダンスを繰り返すのではなく、毎年異なるテーマや演出に挑戦している。
過去の代表作を大切にしながら、新しい作品を生み出すことが、登美丘高校ダンス部の現在の方向性だ。
【自主公演と評判の実態】大会以外でも支持される理由
登美丘高校ダンス部の特徴は、大会での成績だけではない。
学校公式ページでは、毎年9月に活動の集大成となる自主公演を開催すると説明している。
自主公演は部員の努力を披露する大切な舞台自主公演は、競技大会とは異なる意味を持つ。
大会では審査員の評価や順位が重要になるが、自主公演では部員たちが積み重ねてきた作品を観客に届けることが中心になる。
2025年9月20日には、第10回自主公演「跡~PERIOD」が堺市立東文化会館で開催された。
学校公式ブログによると、同公演は2回に分けて行われ、次のような内容で構成されていた。
- オープニングのダンス
- 観客も参加できるヒットメドレー
- 学年ごとのパフォーマンス
- チームごとの作品発表
- DCC全国大会で特別賞を受賞した「㒯湧・はなになって」
- 全員によるフィナーレ
特に注目したいのは、全国大会で披露した作品だけでなく、学年やチームごとの発表も取り入れている点だ。
大会に出場するメンバーだけでなく、部全体が舞台に関わる機会を作っている。
登美丘高校ダンス部の評判は?評判を判断する材料としては、主に3つのポイントがある。
1. 全国大会で継続して実績を残している
2015年・2016年の連覇だけでなく、2024年・2025年にも全国大会への出場や入賞を果たしている。
2017年のブームが一過性のものではなかったことを示す実績だ。
2. 地域とのつながりを大切にしている
2026年も登美丘南小校区の夏祭りや学校行事、バスケットボール大会のハーフタイムショーなどに出演している。
競技のためだけに踊るのではなく、地域の観客に作品を届ける活動も続けている。
3. 大人数での完成度と独創性を追求している
学校公式の練習紹介では、身体の動きや表情、部員同士のアドバイスを重視している。
これはバブリーダンスで評価された一体感や演出力を、現在の作品にもつなげる取り組みと考えられる。
なお、学校公式の活動記録や大会結果は確認できるものの、現在の部員全員に対する満足度調査や第三者による統一的な評判調査は公表されていない。
したがって、実績や活動内容を中心に評価するのが適切だ。
【プロの結論】登美丘高校ダンス部の本当の強さとは?
登美丘高校ダンス部の歴史を振り返ると、単なるダンス技術の高さだけでは説明できない強さが見えてくる。
それは、一つの作品をチーム全員で完成させ、観客に届ける力だ。
2017年のバブリーダンスは、衣装、楽曲、振り付け、表情を組み合わせた総合的なエンターテインメントだった。
その後、akaneが2020年にコーチを引退し、Miyukiが新たな指導を担うようになっても、独創性を重視する姿勢は引き継がれている。
2025年の「㒯湧・はなになって」、2026年の「覇星(ギャングスタア)」は、その具体例だ。
また、2026年の全国準決勝15位という結果だけを見て、かつての勢いを失ったと判断するのも早計だろう。
全国大会の順位は、その年の作品や競技環境によって変わる。一方、地域イベントや自主公演、外部ステージへの出演は、順位とは異なる価値を持っている。
登美丘高校ダンス部を評価するときは、次の3つを分けて考えることが大切だ。
- 競技力: 全国大会でどこまで勝ち進めたか。
- 作品力: 他校にはないテーマや演出を生み出せているか。
- 継続力: 指導者や部員が交代しても、チームの文化を受け継げているか。
この3つを合わせて見ると、登美丘高校ダンス部の現在地がより明確になる。
【登美丘高校ダンス部の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:登美丘高校ダンス部は2026年現在も活動していますか?
A1:活動しています。日本高校ダンス部選手権やDCCへの出場に加え、地域イベントや学校行事、外部ステージへの出演も続けています。
Q2:バブリーダンスのakaneコーチは現在も指導していますか?
A2:登美丘高校ダンス部のコーチは2020年9月に引退しています。現在は振付師として活動し、アカネキカクやアバンギャルディのプロデュースなどを手掛けています。
Q3:登美丘高校ダンス部の現在のコーチは誰ですか?
A3:学校公式ページではMiyukiが新コーチとして紹介されています。フルネームは同ページに掲載されていません。
Q4:2026年の日本高校ダンス部選手権では何位でしたか?
A4:近畿大会Bブロックのビッグクラスで第5位となり、全国準決勝大会では51校中15位でした。
Q5:登美丘高校ダンス部は自主公演を開催していますか?
A5:はい。学校公式ページでは毎年9月に自主公演を開催すると紹介されています。2025年には第10回自主公演「跡~PERIOD」が開催されました。
Q6:バブリーダンスは現在の部員も踊っていますか?
A6:バブリーダンスは歴史的な代表作ですが、現在は「覇星」や「㒯湧」など、新しいテーマの作品にも取り組んでいます。
登美丘高校ダンス部は、2017年のバブリーダンスで全国的な知名度を獲得した後も、競技大会や自主公演、地域イベントなどを通じて活動を継続している。
2026年は日本高校ダンス部選手権の近畿大会で5位、全国準決勝大会で15位を記録。新コーチMiyukiのもと、「覇星(ギャングスタア)」という新作を披露し、学校行事や外部イベントにも出演している。
一方、akaneは2020年にコーチを引退した後も、振付師としてアカネキカクやアバンギャルディを通じて活躍している。
バブリーダンスは登美丘高校ダンス部の歴史を象徴する作品だ。しかし、現在のチームの価値は、その過去の栄光だけでは測れない。
過去の代表作を超える新しい作品を生み出し、次の世代へダンス文化をつないでいくこと。 それこそが、2026年の登美丘高校ダンス部を追ううえで最も注目すべきポイントだ。