ホーム スポーツ 没収試合とは?9対0になる理由と成立条件、登録外選手の扱いを2026年最新ルールで徹底解説

没収試合とは?9対0になる理由と成立条件、登録外選手の扱いを2026年最新ルールで徹底解説

初芝 蓮 初芝 蓮 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

野球の試合結果で見かける「没収試合」とは、どのような制度なのでしょうか。没収試合とは、チームが野球規則に違反した場合などに、審判が試合終了を宣告し、違反のない相手チームに勝利を与える制度です。通常の試合終了とは異なり、実際の得点や試合の進行状況にかかわらず、規定によって勝敗が決まることがあります。

特に気になるのが、なぜスコアが9対0になるのか、どのような行為で没収試合が成立するのかという点です。加えて、アマチュア野球では登録外選手の出場やメンバー表の記載ミスが問題になる一方、単純な事務ミスなら必ずしも没収試合になるわけではありません。2026年の最新規則と全日本野球協会の防止通達を踏まえ、プロ野球の事例も交えて解説します。

【没収試合とは?野球で相手チームの勝利が確定する制度】

没収試合とは

没収試合は、英語で「Forfeited Game(フォーフィッテッドゲーム)」と呼ばれます。野球の試合において、チームが規則に違反した場合などに、球審が試合終了を宣告し、違反を受けた側のチームに勝利を与える仕組みです。

通常の野球では、9イニングを基本として両チームが得点を競い、試合終了時の得点によって勝敗が決まります。しかし、没収試合では、最後までプレーを続けて得点を競うことができない、あるいは規則上その必要がないと判断されるため、審判の宣告によって試合が終了します。

没収試合が成立すると何が起きる?

最大の特徴は、実際の試合結果と公式な勝敗が一致しない場合があることです。

例えば、違反が発覚した時点でAチームが8対2でリードしていたとしても、Aチームに没収試合が適用されれば、相手のBチームが勝者になります。公式スコアも原則としてBチームの9対0となります。

つまり、試合中にどれだけ得点を重ねていても、規則違反によって勝敗が覆る可能性があるのです。

没収試合は審判が宣告する最終手段

没収試合は、単なる反則に対する通常のペナルティーとは異なります。試合そのものを終了させ、相手に勝利を与える非常に重い措置です。

全日本野球協会のアマチュア野球規則委員会は、2023年12月26日付の通達「没収試合防止に向けて」において、没収試合は審判員がとるべき最終手段であり、安易に適用するべきではないという考え方を示しています。

この考え方は、特にアマチュア野球で重要です。選手やマネージャーの連絡ミスによって、長年練習してきた選手たちの試合が突然終了する事態を防ぐため、登録情報の確認や試合中の対応方法が整理されています。

【公認野球規則7.03】没収試合の成立条件は?

没収試合の成立条件を理解するうえで中心となるのが、公認野球規則7.03です。2026年版の野球規則でも、試合開始の拒否、試合続行の拒否、選手不足などが没収試合につながる条件として定められています。

規則7.03は、主にチームが試合を正常に進行できない場合や、審判の指示に従わない場合を対象としています。

① 試合開始時刻になってもグラウンドに出ない

球審が予定時刻に「プレイ」を宣告してから5分以内にグラウンドに現れない、またはグラウンドにいても試合開始を拒否する場合が該当します。

ただし、球審が避けられない事情による遅延と判断した場合は例外です。単に交通事情や準備の遅れがあったというだけで、必ず没収試合になるわけではありません。

② 試合を意図的に長引かせたり短縮したりする

試合を遅らせる、あるいは予定より早く終了させる目的で、明らかに不正な策を用いた場合も対象になります。

通常の戦術や選手交代とは異なり、試合の進行そのものを不当に操作する行為が問題になります。

③ 審判の許可なく試合続行を拒否する

試合中にチームがプレーを拒否し、球審による試合停止や終了の指示がないにもかかわらず、競技を続けない場合です。

判定に対する不満や抗議があっても、それだけで試合を放棄してよいわけではありません。抗議と試合続行の拒否は別の問題として扱われます。

④ 試合中断後、指定時間内に再開しない

一時中断した試合について、球審が改めて「プレイ」を宣告した後、1分以内に試合を再開しない場合も没収試合の対象です。

⑤ 警告後も故意に規則違反を繰り返す

審判から警告を受けたにもかかわらず、故意または執拗に規則違反を繰り返す場合です。

一度の軽微な違反が直ちに没収試合につながるのではなく、警告後の行動も判断材料になります。

⑥ 退場命令に従わない

試合から除かれた選手を、審判が指定した相当な時間内に退場させない場合も対象になります。

⑦ ダブルヘッダーの第2試合に出場しない

1日に2試合を行うダブルヘッダーでは、第1試合終了後30分以内に第2試合のグラウンドに現れない場合も対象になります。ただし、第1試合の球審が休憩時間を延長した場合は別です。

⑧ 9人の選手をグラウンドに配置できない

公認野球規則7.03(b)では、チームが9人の選手をグラウンドに配置できない場合、または配置を拒否した場合、相手チームに勝利を与えると定めています。

例えば、選手の負傷が続き、交代選手もいなくなって8人しか残らなければ、通常の野球規則では試合の続行ができません。

⑨ 試合再開に必要なグラウンド整備の指示に従わない

サスペンデッドゲーム(一時停止試合)の再開に際して、グラウンド整備担当者が審判の指示に故意または意図的に従わない場合には、ビジターチームに勝利が与えられる規定もあります。

このように、没収試合は選手登録の問題だけでなく、試合運営や審判の指示に対する対応など、幅広い状況で成立する可能性があります。

【没収試合が9対0になる理由】スコアと公式記録の仕組み

没収試合について、多くの野球ファンが疑問に感じるのが「なぜ9対0なのか」という点です。

公認野球規則の定義では、没収試合は規則違反によって球審が終了を宣告し、相手チームに9対0の勝利を与える試合とされています。

9対0は実際に9点を取ったという意味ではない

9対0という数字は、9イニングそれぞれで1点ずつ獲得したことを意味するものではありません。

あくまで没収試合に適用される規定上のスコアです。実際には1点も取っていないチームが9点を与えられた形になったり、リードしていたチームが0点の敗戦扱いになったりします。

例えば、次のようなケースです。

  • 没収宣告時点で3対1とリードしていたチームが敗者になる。

  • 試合開始前に没収試合となり、実際のプレーが一度も行われない。

  • 試合途中で登録上の問題が判明し、それまでの得点とは別に9対0の勝敗が適用される。

いずれも、通常の得点計算とは異なる制度上の処理です。

没収試合の公式記録はどうなる?

公式スコアが9対0になっても、個人の打率や防御率に9点分の記録が自動的に加算されるわけではありません。

2026年版Official Baseball Rulesの9.03(e)では、正式試合となった後に没収された場合、没収時点までの個人記録とチーム記録を残すと定めています。一方、正式試合となる前に没収された場合は、個人記録やチームのプレー記録を残さず、没収の事実を報告する扱いです。

また、没収時点で勝者となるチームがリードしていた場合は、その時点で通常の試合終了となったと仮定して勝利投手・敗戦投手を記録します。反対に、勝者がリードしていない場合は勝利投手・敗戦投手を記録しません。

つまり、9対0という試合結果と、実際に行われたプレーの個人成績は区別して扱われます。

【試合放棄とコールドゲームの違い】混同しやすい3つの制度を比較

没収試合と似た言葉に「試合放棄」「放棄試合」「コールドゲーム」があります。いずれも通常の9イニングを最後まで行わずに試合が終了する可能性があるため、混同されがちです。

しかし、試合が終了する理由や勝敗の決まり方には違いがあります。

制度・用語 意味・成立理由 勝敗・スコアの扱い
没収試合 規則違反などにより審判が試合終了を宣告する。 原則として相手チームの9対0の勝利。
試合放棄 チーム側が試合の続行や開始を拒否する行為を指す表現。 規則に基づき没収試合となれば相手の勝利。
コールドゲーム 大会規定の点差条件や天候などによって試合を早期終了する。 原則として実際の試合経過に基づくスコアで勝敗を決める。
没収試合と試合放棄の違い

試合放棄は、チームが試合を行わない、あるいは続行しないという行為を表す言葉です。一方、没収試合は、その行為や規則違反を受けて審判が下す公式な処置です。

したがって、試合放棄が原因となって没収試合になるという関係があります。

なお、日本の野球報道や過去の記録では「放棄試合」が没収試合とほぼ同じ意味で使用される場合もあります。用語の使われ方には注意が必要です。

没収試合とコールドゲームの違い

コールドゲームは、規則や大会要項に定められた条件を満たした場合に試合を早期終了する制度です。

例えば、高校野球では大会規定に基づき、一定のイニング数を経過した時点で大きな点差がついている場合、コールドゲームが成立することがあります。

また、降雨や日没などによって試合を続けられなくなった場合も、正式試合として成立するかどうかを規則に従って判断します。

コールドゲームは規定に沿った正常な試合終了であり、必ずしもどちらかのチームに違反があったわけではありません。

一方、没収試合は規則違反や試合続行不能などを理由とする特別な措置です。点差が開いたから没収試合になるわけではありません。

【アマチュア野球の没収試合】登録外選手とメンバー表の誤記はどう扱われる?

没収試合をめぐって、特に注意が必要なのがアマチュア野球です。

プロ野球では、球団が選手の登録や出場資格を管理する体制が整っています。一方、高校野球、大学野球、社会人野球などでは、大会ごとに選手登録原簿や当日のベンチ入りメンバー表、打順表を管理します。

そのため、登録情報の確認不足や監督・マネージャー間の連絡ミスが、試合の勝敗を左右する問題につながることがあります。

全日本野球協会が2023年に出した没収試合防止通達

全日本野球協会のアマチュア野球規則委員会は、2023年12月26日付で「没収試合防止に向けて」という通達を出しました。

この通達は、日本野球連盟、日本学生野球協会、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟、全日本軟式野球連盟、全日本女子野球連盟などに向けたものです。

通達によると、2007年に最初の注意喚起を行い、2018年にも再通達していたにもかかわらず、登録外選手の出場やメンバー表の誤記といった単純なミスによる没収試合が後を絶たない状況でした。

そこで、試合前の確認事項や試合中に誤記が判明した場合の処置が改めて整理されました。

メンバー表の誤記は判明したタイミングで処置が変わる

重要なのは、メンバー表に誤りがあったという事実だけで、直ちにチーム全体の没収試合が決まるわけではない点です。

全日本野球協会の2023年通達と日本高等学校野球連盟の2024年版高校野球特別規則では、次のような考え方が示されています。

発覚したタイミング・状況 基本的な処置
試合前の打順表交換時に氏名や背番号の誤記が判明 正しい情報に書き直す。原則として罰則なし。
試合開始前に誤記が判明 高校野球特別規則では交換後の訂正を認めない場合があるが、チーム全体の没収試合とはしない。
登録選手同士の背番号の間違い 正しい番号に修正し、原則として罰則なし。
登録外選手が実際に出場する前に発覚 その選手の出場を差し止め、適格な選手に交代させる。原則として没収試合にはしない。
登録原簿にはいる選手が、当日のメンバー表から漏れていた 単純な連絡ミスであれば、通達に基づきメンバー表の補正や交代などで試合を継続する。
チームの登録原簿にも存在しない選手や替え玉が出場 原則として没収試合の対象となる。
交代選手がいない、または登録人数の上限を超過 通達に定められた条件に該当すれば没収試合となる。
登録外選手でも必ず没収試合になるわけではない

ここが、アマチュア野球の没収試合を理解するうえで最も要点です。

例えば、選手登録原簿には正式に登録されている選手Aが、監督とマネージャーの連絡ミスによって当日のベンチ入りメンバー表に記載されていなかったとします。

この選手Aが試合に出場し、プレー後に誤りが判明した場合、全日本野球協会の通達では、単純なミスであれば原則として没収試合にしない取り扱いが示されています。

試合中に発覚した場合は、原則としてメンバー表の補正を行い、Aを退かせて、当日登録されている別の選手に交代させます。それ以前のAのプレーは有効として扱います。

ただし、Aと交代できる選手がいない場合や、補正によって大会規定の登録人数上限を超えてしまう場合などは、没収試合となる可能性があります。試合終了後に判明した場合でも、登録人数の上限を超えて出場していたケースは例外ではありません。

本当に未登録の選手が出場した場合はどうなる?

一方、選手登録原簿にも登録されていない人物が出場した場合は、単純な記載ミスとは扱いが異なります。

自チームに所属していない選手や、いわゆる替え玉選手などが実際にプレーした場合は、没収試合の対象です。

つまり、判断の分かれ目は、当日のメンバー表に名前があるかどうかだけではありません。その選手が大会の正式な登録原簿に登録されているか、ミスが発生した経緯、実際にプレーしたか、交代可能な選手が残っているかなどが関係します。

高校野球と日本野球連盟の大会では何を確認する?

高校野球では、日本高等学校野球連盟の特別規則や大会参加者資格規定が関係します。2024年版の高校野球特別規則にも、オーダー用紙の誤記と登録外選手の取り扱いが明記されています。

また、日本野球連盟が主催する社会人野球では、2026年版アマチュア野球内規に加え、日本野球連盟の社会人野球内規や大会内規も確認する必要があります。

同じ野球でも、所属団体や大会によって登録人数、ベンチ入り資格、メンバー変更の手続きが異なるためです。

【プロ野球の没収試合事例】日本で最後に起きたのはいつ?

プロ野球でも、過去には没収試合が複数発生しています。

週刊ベースボールONLINEが2025年6月に掲載した元パ・リーグ審判員・山崎夏生氏へのインタビューによると、日本プロ野球では過去に合計10試合の没収試合が記録されています。

そのうち6試合はプロ野球創世期に起きた登録ミスや球場への不着などが原因で、審判の判定をめぐる対立によるものは4試合だったと紹介されています。

1971年7月13日・阪急対ロッテ戦

日本のプロ野球における最後の没収試合として知られているのが、1971年7月13日の阪急対ロッテ戦です。

この試合では、審判のハーフスイング判定をめぐって対立が起こり、ロッテ側が試合続行を拒否したことで没収試合となりました。阪急が9対0で勝利する結果になっています。

この事例が示しているのは、没収試合が選手登録のミスだけで発生するものではないということです。審判の判定に対する不満があっても、試合続行を拒否すれば、チーム全体に重大な結果が及ぶ可能性があります。

1946年のプロ野球にも見られた没収試合

戦後間もない1946年にも、選手の登録問題や試合開始時の人数不足などによる没収試合が発生しました。

週刊ベースボールONLINEが紹介した1946年9月27日のゴールドスター対セネタース戦では、セネタースの選手が試合開始予定時刻に十分そろわず、午後1時27分に球審が没収試合を宣告しました。

当日は雨によって試合が中止になると思い込んだ選手たちが外出しており、試合開始に必要な人数が集まらなかったという経緯が紹介されています。結果はゴールドスターの9対0の勝利でした。

現代のプロ野球では選手管理や試合運営の体制が整備されていますが、こうした歴史的事例は、試合開始前の準備や審判との連携がいかに重要かを示しています。

【プロの結論】2026年に没収試合を防ぐための判断基準

2026年の野球規則を確認する際には、公認野球規則だけでなく、所属団体の内規や大会独自の規定まで確認することが欠かせません。

日本野球連盟は2025年11月21日、2026年度公認野球規則とアマチュア野球内規の改正について公表しました。公認野球規則では27項目の改正が行われ、アマチュア野球内規も更新されています。

一方、全日本野球協会の2023年12月26日付「没収試合防止に向けて」は、2026年時点でも同協会の通達一覧に掲載されています。したがって、実際の大会運営では、最新の規則とこの防止通達、さらに各連盟の大会要項を組み合わせて確認が必要です。

チームが試合前に確認すべき4つのポイント
  • 選手登録原簿:大会に出場する資格を持つ選手が正式に登録されているか。

  • ベンチ入りメンバー表:当日ベンチ入りする選手が全員、フルネームで正しく記載されているか。

  • 打順表:選手名、背番号、打順、守備位置に誤りや重複がないか。

  • 選手交代:交代のたびに、当日のベンチ入りメンバー表と照合しているか。

全日本野球協会の通達では、大会主催者と審判員にも、試合前の登録原簿・ベンチ入りメンバー表・打順表の照合を求めています。加えて、球審は試合中に選手交代があった場合、ベンチ入りメンバー表を必ずチェックすることとされています。

没収試合を判断するときに見るべき3つの基準

没収試合の可能性がある状況に遭遇した場合、特に確認したいのは次の3点です。

1. 規則違反が本当に成立しているか。登録原簿にいる選手の単純な記載漏れなのか、そもそも大会に登録されていない選手なのかで扱いが変わります。

2. どの段階で発覚したか。試合前なのか、実際にプレーする前なのか、プレー後なのかによって、修正や交代の可否が変わります。

3. 試合を続行できるか。適格な交代選手がいるか、登録人数の上限を超えていないか、規則上必要な9人を確保できるかが重要です。

没収試合は勝敗を一変させる重い措置ですが、アマチュア野球では、単純な事務ミスを理由に試合を終わらせないための仕組みも整えられています。規則を厳格に守ることと、救済可能なミスを適切に処理することの両立が、競技の公平性を守るうえで大切です。

【没収試合とは】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:没収試合になると必ず9対0で負けるのですか?

A1:原則として、違反のない相手チームが9対0で勝利する扱いになります。実際の試合で違反チームがリードしていても、没収試合の公式スコアが優先されます。

Q2:登録外選手が試合に出場したら必ず没収試合になりますか?

A2:必ずしもそうではありません。選手登録原簿には登録されているものの、当日のメンバー表に記載されていなかったという単純な連絡ミスであれば、全日本野球協会の通達に基づいて交代や記載の補正を行い、試合を続けられる場合があります。ただし、正式な登録がない選手や替え玉の出場、交代選手がいない場合などは没収試合となる可能性があります。

Q3:メンバー表の背番号を間違えただけでも没収試合になりますか?

A3:登録選手同士の背番号の記載間違いであれば、原則として正しい番号に修正し、罰則は適用しません。ただし、選手登録原簿との照合や判明したタイミングによって処置が異なるため、大会規定の確認が必要です。

Q4:コールドゲームと没収試合は同じですか?

A4:違います。コールドゲームは大会規定の点差や天候などを理由に試合を早期終了する制度です。没収試合は規則違反などによって審判が試合終了を宣告する制度で、公式スコアも原則9対0になります。

Q5:日本のプロ野球で最後に没収試合が起きたのはいつですか?

A5:1971年7月13日の阪急対ロッテ戦です。審判の判定をめぐってロッテ側が試合続行を拒否し、阪急の9対0の勝利となりました。

Q6:2026年も全日本野球協会の没収試合防止通達は確認できますか?

A6:はい。2023年12月26日付の「没収試合防止に向けて」は、2026年時点でも全日本野球協会の通達一覧に掲載されています。アマチュア野球では、2026年版の規則・内規とともに、所属連盟や大会の最新規定を確認することが大切です。

没収試合とは、規則違反などを理由に審判が試合終了を宣告し、相手チームに勝利を与える制度です。公認野球規則7.03では、試合開始の拒否、試合続行の拒否、審判の指示への不服従、9人の選手を配置できない場合などが対象として定められています。

9対0というスコアは、実際の試合展開を反映した得点ではなく、没収試合に適用される規定上の結果です。また、試合放棄はチーム側の行為、コールドゲームは大会規定などに基づく通常の早期終了であり、それぞれ意味が異なります。

特にアマチュア野球では、登録外選手の出場やメンバー表の誤記があっても、単純な連絡ミスなら救済措置が適用される場合があります。2023年の全日本野球協会の通達と2026年の最新規則を理解し、登録原簿、当日のメンバー表、打順表を正しく照合することが、予期せぬ没収試合を防ぐ第一歩です。

野球の勝敗はグラウンド上のプレーだけで決まるものではありません。選手資格や大会規定を正確に守り、審判・大会主催者・チームが連携することが、公平で納得できる試合運営につながります。

同じカテゴリの記事

初芝 蓮
トレンドリサーチャー 初芝 蓮
プロフィールを見る →

映画と配信作品を担当。配給会社のプレスシート、公式サイトの記載を基準に、あらすじと配役を確認します。

おすすめの関連記事