山田将矢(やまだ・まさや)さんは、北海道帯広市出身の元スピードスケート選手です。男子1000mで日本記録を樹立し、2023年にはワールドカップで1000mと1500mの2冠を達成するなど、日本男子スピードスケート界で存在感を示してきました。
2025年末には競技の第一線から退くことを表明。その後は所属先のウェルネットで選手兼コーチとして新たな活動を始めています。さらに2026年3月には、元スピードスケート選手の小野寺優奈さんとの結婚を発表し、同年8月には結婚式も報告しました。
現在の山田さんはどのような活動をしているのでしょうか。日本大学までの学歴、1000mの記録、ハルビン冬季アジア大会の成績、引退の経緯、結婚相手との馴れ初めまで、2026年10月時点の情報を整理します。
【プロフィール】山田将矢はどんなスピードスケート選手?

基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 山田将矢 |
| 読み方 | やまだ・まさや |
| 生年月日 | 1996年7月3日 |
| 2026年10月現在の年齢 | 30歳 |
| 出身地 | 北海道帯広市 |
| 身長 | 176cm |
| 出身高校 | 北海道池田高校 |
| 最終学歴 | 日本大学 |
| 所属 | ウェルネット株式会社 |
| 現在の役割 | 選手兼コーチ |
| 得意種目 | 500m・1000m |
| 趣味 | サッカー |
山田さんのプロフィールは、日本オリンピック委員会(JOC)や国際スケート連盟(ISU)、所属先のウェルネットが公開している選手情報で確認できます。
特に特徴的なのは、スピードスケートの盛んな北海道帯広市で生まれ育ったことです。帯広は冬季スポーツ、とりわけスピードスケートとの結びつきが強い地域として知られています。
ISUの選手プロフィールによると、山田さんがスケートを始めたのは2007年。小学校時代から競技に取り組み、地元で経験を積みながら全国レベルの選手へと成長しました。
身長は176cm。500mから1000mを得意とし、短距離種目で培った加速力と、1000mで必要とされるスピード維持能力を武器にしてきました。
出身高校は北海道池田高校山田さんは2015年に北海道池田高校を卒業しています。
高校時代から全国大会で結果を残しており、2012年度の全国中学校スケート大会では500mと1000mの2冠を達成。池田高校2年時には高校総体の500mでも優勝しました。
高校時代から短距離種目で頭角を現していたことが、その後の日本代表クラスへの成長につながっています。
日本大学に進学し競技を継続高校卒業後は日本大学に進学し、2019年に卒業しました。
大学時代も競技活動を続け、2018年の日本学生氷上競技選手権大会では1000m優勝、1500m3位。2019年の同大会では1000mと1500mの両方で優勝しています。
大学卒業後は日本電産サンキョーに入社し、実業団選手として活動しました。
このように、山田さんは中学、高校、大学と段階的に競技実績を積み上げてきた選手です。
【経歴・年表】日本大学からウェルネットへ移った転機とは?
山田将矢さんの競技人生を理解するうえで重要なのが、2019年の大学卒業、2022年の所属先の変化、2023年のワールドカップ2冠、そして2025年末の競技引退です。
特に2022年は、選手生活を続けられるかどうかを左右する大きな転換点でした。
山田将矢の年代別キャリア一覧山田さんの競技人生には、一度大きな危機がありました。
2022年3月、それまで所属していた日本電産サンキョーのスケート部が廃部となりました。所属先を失うことは、トップレベルの選手にとって練習環境や競技活動の継続に関わる重大な問題です。
当時の報道によると、山田さんは現役続行が危ぶまれる状況に置かれていました。
そこで支援に乗り出したのがウェルネットです。
同社は2022年に山田さんとのスポンサー契約を締結。翌2023年には社員として登録し、競技活動を支える体制を整えました。
2023年11月のワールドカップで山田さんが2冠を達成した際には、支援してくれた会社への感謝を語っています。
この出来事は、山田さんの競技人生における重要な転換点です。
【1000mの日本記録】山田将矢の戦績と全日本選手権の実績
山田さんを語るうえで欠かせないのが、男子1000mで残した記録とワールドカップでの活躍です。
特に2020年の日本記録更新と2023年のワールドカップ2冠は、競技キャリアを代表する実績です。
2020年に男子1000mで日本記録を更新2020年2月、山田さんは世界距離別スピードスケート選手権で男子1000mを1分07秒03で滑り、当時の日本記録を更新しました。
この記録は、当時の日本男子短距離界における大きな成果でした。
山田さんはスタートからゴールまでスピードを落とさない滑りを追求しており、1000mで必要とされる後半の持久力にも強みを持っていました。
フジテレビの選手インタビューでも、500mから1000mを得意とする選手として紹介されています。
ただし、ここで注意したいのは、1分07秒03が現在も日本記録というわけではないことです。
2024年1月21日、専修大学の野々村太陽選手が四大陸選手権で1分06秒68を記録し、日本記録を更新しました。
つまり山田さんは、男子1000mの元日本記録保持者という表現が正確です。
2023年11月にはワールドカップで2冠山田さんのキャリアで特に注目されたのが、2023年11月のスピードスケート・ワールドカップ帯広大会です。
大会では次の結果を残しました。
- 男子1000m:1分08秒35で優勝
- 男子1500m:1分45秒57で優勝
2日間で2種目を制する活躍でした。
男子1000mのワールドカップ優勝は、日本勢として約20シーズンぶり。さらに男子1500mでも優勝し、日本男子として初めて1000mと1500mの2冠を達成したと報じられています。
1500mでは、当時世界トップクラスだったアメリカのジョーダン・ストルツ選手をわずか0.02秒差で上回りました。
これは単に国内大会で優勝したという話ではありません。世界のトップ選手と直接競り合い、国際舞台で結果を残したことに価値があります。
全日本選手権でも優勝経験国内大会でも安定した実績を残しています。
2020年12月の全日本選手権では男子1000mで優勝。タイムは1分08秒80でした。
2025年10月に開催された第32回全日本スピードスケート距離別選手権大会でも、男子1000mで金メダルを獲得しています。1500mでも3位に入り、表彰台に立ちました。
一方、2025年末の全日本スピードスケート選手権大会では、1000m20位、1500m17位という結果でした。
この大会を経て競技の第一線から退くことを表明しています。
【ハルビン冬季アジア大会】山田将矢の国際大会での成績
2025年2月に開催されたハルビン冬季アジア大会も、山田さんの競技キャリアを振り返るうえで重要な大会です。
同大会には日本代表として出場し、個人種目と団体種目の両方で戦いました。
個人種目の結果は1000m10位・1500m14位JOCが公表している山田さんの大会記録は以下のとおりです。
| 種目 | 成績 |
|---|---|
| 男子1000m | 10位 |
| 男子1500m | 14位 |
| 男子チームスプリント | 銅メダル |
特に注目したいのは、チームスプリントで銅メダルを獲得したことです。
個人種目では表彰台に届かなかったものの、団体種目では日本代表の一員としてメダル獲得に貢献しました。
チームスプリントは複数の選手が連携して滑る種目であり、個人のスピードだけでなく、チーム全体の戦術や連携も問われます。
山田さんの競技力を評価する際には、1000mの個人記録だけでなく、こうした団体戦での実績も押さえておきたいところです。
五輪出場だけでは測れない競技実績山田さんはオリンピック出場経験こそありませんが、ワールドカップ優勝や日本記録更新、アジア大会のメダル獲得など、国際舞台で実績を残してきました。
競技者としての評価をオリンピック出場の有無だけで判断するのは適切ではありません。
特にワールドカップでの2冠は、世界のトップ選手を相手に結果を残したという点で、山田さんの実力を示す代表的な実績です。
【2025年末に引退】理由と現在のウェルネットでの活動
2026年の山田将矢さんについて調べる読者が、最も気になるのが現在の仕事と引退後の活動でしょう。
山田さんは2025年末に競技の第一線から退くことを表明しました。
ただし、スピードスケートそのものから完全に離れたわけではありません。
引退を決めたのは2025年末の全日本選手権2026年3月4日付の日刊スポーツは、山田さんと小野寺優奈さんの2人が、前年末の全日本選手権で引退を表明していたと報じています。
山田さんはその後、競技者としての活動に一区切りをつけ、指導者としての新しい役割に移っていきました。
引退の理由については、本人が競技を離れる具体的な個人的事情や、けが、成績不振などを原因として公表した事実は確認できません。
2026年4月の北海道文化放送(UHB)の報道では、山田さん自身が今後の方向性について説明しています。
引退後も選手兼コーチとして活動2026年4月1日、ウェルネットはスケート部の設立を発表しました。
新体制では、山田将矢さん、山田和哉さん、山本悠乃さん、蟻戸一永さんの4人が所属する形となっています。
山田さんはこのチームで選手兼コーチという立場を担います。
UHBの取材で、山田さんは次のように今後の活動について語りました。
競技の第一線からは退きますが、選手兼コーチとしてやっていくことになります。
加えて、指導の質を高めながら選手と一緒に成長する、新しい形のコーチを目指す考えも示しています。
ウェルネットでの役割はどう変わった?現在の山田さんの立場を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2022年 | ウェルネットとスポンサー契約 |
| 2023年 | ウェルネットの社員として登録 |
| 2025年末 | 競技の第一線から退くことを表明 |
| 2026年4月 | ウェルネットスケート部の新体制で選手兼コーチとして活動 |
| 今後の方向性 | 選手の育成・指導、チームの強化 |
ここで重要なのは、引退と退職を混同しないことです。
山田さんが一区切りをつけたのは、トップレベルの競技者としての活動です。ウェルネットでの仕事やスケート界との関係を終わらせたわけではありません。
むしろ、自身が経験してきた日本記録更新、国際大会での勝利、所属先の変化といった経験を、後輩選手の育成に生かす立場へ移ったと理解できます。
2022年の引退危機が指導者としての経験につながる山田さんは2022年にも、所属先のスケート部廃部によって競技継続が危ぶまれた経験があります。
その後、ウェルネットの支援によって競技を続け、ワールドカップ2冠という成果を残しました。
競技環境が整わない苦しさと、企業の支援によって再び挑戦できるようになった経験は、選手を支える立場になった現在にも生かせるものです。
ウェルネットが掲げるスポーツ支援の考え方とも重なる部分があります。
今後は自分自身の記録を追うだけでなく、次の世代が世界で戦える環境を整えることも、山田さんの重要な仕事になっていきそうです。
【結婚相手は小野寺優奈】馴れ初め・入籍日・2026年の結婚式
山田将矢さんのプライベートで大きな話題になったのが、2026年3月の結婚発表です。
お相手は、元スピードスケート選手の小野寺優奈(おのでら・ゆな)さんです。
2人はともにスピードスケートの競技経験を持ち、2025年末に競技生活に一区切りをつけたという共通点があります。
結婚相手の小野寺優奈とは?
小野寺優奈さんのプロフィール
- 生年月日:1998年3月2日
- 出身地:北海道
- 競技:スピードスケート
- 得意分野:女子中長距離
- 2026年10月現在:28歳
小野寺さんは、女子スピードスケートの中長距離種目で活躍してきた選手です。
2016年のリレハンメル冬季ユースオリンピックでは日本代表として出場。JOCの選手プロフィールにも記録が掲載されています。
また、フジテレビの選手紹介では、1500mと3000mの自己ベストが紹介されていました。
山田さんが男子1000mを中心に活躍した短距離寄りの選手だったのに対し、小野寺さんは中長距離を主戦場としていた選手です。
2026年3月2日に結婚を発表2026年3月4日付の日刊スポーツによると、山田さんは3月2日に自身のInstagramで結婚を報告しました。
翌3月3日には小野寺さんも結婚を発表しています。
2人の結婚に関する主な日程は以下のとおりです。
- 2026年1月: 山田さんが小野寺さんにプロポーズ
- 2026年3月2日: 2人が結婚
- 2026年3月3日: 小野寺さんが結婚を報告
- 2026年8月29日: 結婚式を挙げる
- 2026年9月4日: 小野寺さんが結婚式の写真とともに挙式を報告
小野寺さんは3月2日の結婚について、28歳の誕生日に入籍したことを明かしています。
また、プロポーズは1月に受け、約2か月の婚約期間を経て結婚したことも報告しました。
2人の馴れ初めは?出会いや交際期間について山田さんと小野寺さんの馴れ初めについては、気になる人も多いでしょう。
2人には、スピードスケートという共通の競技経験があります。
ともに北海道にゆかりがあり、国内外の競技会を経験してきた元アスリート同士という共通点もあります。
ただし、2人が初めて出会った時期や場所、交際を始めた具体的な時期については、報道で詳しく明らかにされていません。
競技を通じて知り合った可能性は考えられますが、特定の大会や学校、チームで出会ったと断定できる公表情報はありません。
分かっているのは、2026年1月にプロポーズがあり、3月2日に結婚したということです。
2026年8月29日に結婚式を挙げたことも報告2026年9月5日付のデイリースポーツは、小野寺さんが9月4日に自身のInstagramで結婚式を報告したと伝えています。
結婚式が行われたのは2026年8月29日です。
投稿では、山田さんが羽織袴、小野寺さんが白無垢を身にまとった和装の2ショットが公開されました。
小野寺さんは、挙式から披露宴まで楽しく過ごせたことや、参列者への感謝を伝えています。
また、結婚式の準備から本番まで一緒に乗り越えた山田さんへの思いもつづっていました。
3月の入籍から約6か月後に挙式を迎えたことになります。
【評判と実績】山田将矢がスピードスケート界に残したもの
山田さんの評価を考える際には、単純な優勝回数だけでなく、競技人生の中でどのような壁を乗り越えてきたかにも注目する必要があります。
特に評価できる要点は3つあります。
1. 日本記録を更新した1000mの実力1分07秒03という記録は、山田さんが日本の男子1000mでトップレベルの実力を持っていたことを示しています。
現在の日本記録は野々村太陽選手の1分06秒68ですが、山田さんが記録更新を果たした2020年当時のインパクトは大きなものでした。
2. 世界トップ選手に勝った国際競争力2023年のワールドカップ帯広大会で、ジョーダン・ストルツ選手らを相手に1000mと1500mを制した実績は特筆できます。
国内大会での優勝だけではなく、世界の強豪と競い合い、勝利をつかんだ経験があることは大きな強みです。
3. 自身の経験を次世代に伝える立場へ2026年からの選手兼コーチという役割も、山田さんのキャリアを評価するうえで重要です。
競技者としての実績を持ちながら、選手を支える側にも回るという選択は、本人にとって新しい挑戦です。
特に、所属先の廃部や競技継続の危機を経験していることは、競技環境に悩む若い選手を理解するうえでも貴重な経験になるでしょう。
山田さんのキャリアは、記録やメダルだけでなく、競技を続けるための環境づくりと次世代への継承という観点からも評価できます。
【プロの結論】山田将矢の引退は競技人生の終わりではなく新たな出発
山田将矢さんの経歴を振り返ると、単に日本記録を持っていたスピードスケート選手というだけではないことが分かります。
北海道帯広市で競技を始め、日本大学を卒業後に実業団選手として活躍。所属先の廃部という危機を乗り越え、ウェルネットの支援を受けて世界の舞台で結果を残しました。
2020年の1000m日本記録更新、2023年のワールドカップ2冠、2025年のハルビン冬季アジア大会でのチームスプリント銅メダルは、そのキャリアを象徴する実績です。
そして2025年末、競技の第一線から退くことを決断しました。
山田将矢の現在を理解する3つのポイント- 競技者としての実績: 元男子1000m日本記録保持者であり、ワールドカップ2冠を達成した実力者。
- 引退後の役割: ウェルネットの選手兼コーチとして、次世代の選手育成に挑戦。
- プライベート: 2026年3月に小野寺優奈さんと結婚し、8月に結婚式を実施。
今後注目したいのは、山田さんがコーチとしてどのような選手を育てていくのかという点です。
自分自身が世界の強豪と戦ってきた経験を、後輩選手の成長にどう結びつけていくのか。ウェルネットスケート部の活動とともに、その指導者としての歩みにも注目が集まります。
【FAQ】山田将矢に関するよくある質問
Q1:山田将矢は現在何歳ですか?
1996年7月3日生まれで、2026年10月現在は30歳です。北海道帯広市出身で、日本大学を卒業しています。
Q2:山田将矢は1000mの日本記録保持者ですか?
過去に男子1000mの日本記録を保持していました。2020年に1分07秒03を記録しましたが、2024年に野々村太陽選手が1分06秒68を記録して更新しています。
Q3:山田将矢の引退理由は何ですか?
2025年末の全日本選手権を経て競技の第一線から退くことを表明しました。具体的な個人的理由は公表されていません。2026年からはウェルネットで選手兼コーチとして活動しています。
Q4:山田将矢の結婚相手は誰ですか?
元スピードスケート選手の小野寺優奈さんです。2026年3月2日に結婚し、同年8月29日に結婚式を挙げました。
Q5:山田将矢と小野寺優奈の馴れ初めは?
2人ともスピードスケート経験者ですが、出会った場所や交際開始時期などの詳細は公表されていません。2026年1月のプロポーズを経て、3月に結婚しています。
Q6:山田将矢はウェルネットを退職したのですか?
競技の第一線からは退きましたが、ウェルネットでの活動は継続しています。2026年4月に始動したウェルネットスケート部では、選手兼コーチという立場を担っています。
Q7:山田将矢はハルビン冬季アジア大会でメダルを獲得しましたか?
はい。2025年のハルビン冬季アジア大会で男子チームスプリントの銅メダルを獲得しています。個人種目は1000m10位、1500m14位でした。
山田将矢さんは、男子1000mの元日本記録保持者として、日本のスピードスケート界に実績を残した人物です。
2025年末に競技の第一線から退いた後も、ウェルネットの選手兼コーチとしてスケート界に関わり続けています。
2026年には小野寺優奈さんとの結婚、結婚式という人生の節目も迎えました。
競技者として積み重ねてきた経験を、これからは指導者として次の世代へ伝えていくことになります。
山田将矢さんの現在を知るうえで大切なのは、引退を競技人生との完全な決別と捉えないことです。 世界と戦った経験を持つ元トップ選手が、今度はどのように日本のスピードスケート界を支えていくのか。2026年以降の活動にも注目したいところです。