『ONE PIECE』に登場するハートの海賊団は、トラファルガー・ローが船長を務める海賊団です。潜水艦ポーラータング号を拠点とし、ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバールなど個性豊かな船員が所属しています。原作第498話で初登場し、最悪の世代の一角として物語に関わってきました。
しかし、ワノ国編後のウィナー島で黒ひげ海賊団と激突し、第1081話で敗北。ポーラータング号は沈没し、船員たちも散り散りになりました。ベポがローを連れて脱出したことは描かれていますが、ほかの船員の安否やローの現在については、気になる点が残されています。2026年10月29日時点の最新配信話である第1196話までの情報を踏まえ、メンバー構成から敗北の経緯、その後の消息まで整理します。
【基本情報】ハートの海賊団とは?ロー率いる海賊団の特徴

ハートの海賊団は、北の海(ノースブルー)出身者を中心とする海賊団です。船長は「死の外科医」の異名を持つトラファルガー・ロー。最悪の世代の一人であり、元王下七武海でもあります。
最大の特徴は、一般的な海賊船ではなく潜水艦を主力船としていることです。
ハートの海賊団の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ハートの海賊団 |
| 船長 | トラファルガー・ロー |
| 船員数 | 21名とされる(船長を含む) |
| 出身 | 北の海出身者が中心 |
| 主な船員 | ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバールなど |
| 主力船 | ポーラータング号 |
| 船の種類 | 潜水艦 |
| 船長の異名 | 死の外科医 |
| 船長の悪魔の実 | オペオペの実 |
| 船長の懸賞金 | 30億ベリー |
| 原作初登場 | 第498話「11人の超新星」 |
| アニメ初登場 | 第392話 |
ローはハートの海賊団の中心人物であり、戦闘だけでなく医療面でも重要な役割を担っています。
オペオペの実の能力者で、ROOMを展開することで周囲の空間を自在に操ることができます。医学知識と悪魔の実の能力を組み合わせた戦闘スタイルは、ほかの海賊にはない独自性を持っています。
ワノ国編ではルフィやキッドとともに四皇ビッグ・マムを撃破。その功績によって懸賞金は30億ベリーに上昇しました。
ただし、ハートの海賊団はロー一人だけで成り立っているわけではありません。航海、操舵、戦闘など、それぞれの役割を持つ船員が集まっている点も見逃せません。
【メンバー一覧】ハートの海賊団は何人?判明している9人を紹介
ハートの海賊団は、船長を含めて21名と紹介されることが多い海賊団です。
ただし、21名全員の名前やプロフィールが原作で個別に明らかになっているわけではありません。現在、名前が判明している主要メンバーは次の9名です。
1. トラファルガー・ロー船長を務める人物で、ハートの海賊団の指揮を執っています。
オペオペの実の能力者であり、医者としての知識も豊富です。ドレスローザ編やワノ国編では麦わらの一味と協力し、四皇との戦いにも参加しました。
ウィナー島で黒ひげに敗れた後、ベポに救出されますが、その後の居場所や治療状況は明らかになっていません。
2. ベポホッキョクグマの姿をしたミンク族で、ハートの海賊団の航海士です。
普段は気弱で謝ることも多い人物ですが、戦闘では高い身体能力を発揮します。
特に注目されるのがスーロン化です。ウィナー島では通常の月光による変身条件を満たさない状況で、薬の力を使ってスーロン化し、重傷のローを救出しました。
船長への忠誠心を象徴する存在であり、敗北後のハートの海賊団を語るうえで欠かせない人物です。
3. ペンギンハートの海賊団の古参メンバーです。
「PENGUIN」と書かれた帽子が特徴で、シャチと行動をともにする場面が多く見られます。
ベポやシャチとともにローを支えてきた仲間ですが、ウィナー島での戦闘後の安否は判明していません。
4. シャチペンギンと並ぶ古参メンバーです。
シャチをモチーフにした帽子が特徴で、ペンギンとセットで登場することが多い人物です。
ローとの付き合いも長く、ハートの海賊団の初期から組織を支えてきました。
5. ジャンバール元々は名のある海賊団の船長だった人物です。
しかし、天竜人ロズワード聖の奴隷にされていました。シャボンディ諸島でローに救われた後、ハートの海賊団へ加入します。
大柄な体格を持ち、戦闘でも頼りになる船員です。
6. イッカクハートの海賊団に所属する女性船員です。
バンダナが特徴的で、公式キャラクター情報でも船員として紹介されています。
麦わらの一味との同盟について意見を述べる場面もあり、船長の判断に対して必ずしも全員が無条件に賛成するわけではないことが分かります。
7. ウニハートの海賊団の船員です。
口元まで覆う服装が特徴で、詳細な能力や過去については多くが明かされていません。
ルフィとの海賊同盟に対して反対意見を示した船員の一人です。
8. クリオネハートの海賊団に所属する船員です。
青い帽子が特徴的で、ウニと同様に麦わらの一味との同盟に疑問を示していました。
個別の戦闘能力や現在の消息については、詳しい情報がありません。
9. ハクガン白い笑顔の仮面を着けた船員です。
ポーラータング号の操舵に関わる姿が描かれており、潜水艦の運用を支える存在として知られています。
第1064話付近の描写で名前が判明した人物でもあります。
メンバーの現在の状況ウィナー島での敗北後、メンバーの状況には大きな違いがあります。
- ロー:ベポとともに脱出したが、その後の詳細は不明。
- ベポ:脱出後、第1117話で再登場。
- ペンギン:安否不明。
- シャチ:安否不明。
- ジャンバール:安否不明。
- イッカク:安否不明。
- ウニ:安否不明。
- クリオネ:安否不明。
- ハクガン:安否不明。
ここで重要なのは、敗北したことと、全員が死亡したことは同じではないという点です。
ほかの船員が死亡した場面や、黒ひげ海賊団に捕らえられたと確定する場面は描かれていません。
【初登場と結成】第498話から続くハートの海賊団の歴史
ハートの海賊団が原作で登場したのは、第498話「11人の超新星」です。
シャボンディ諸島に集結した超新星の一人としてローが登場し、ベポら仲間の存在も描かれました。
アニメでは第392話「新たなライバル集結!11人の超新星」に登場しています。
麦わらの一味との関係ローとルフィの関係が大きく変化したのは、パンクハザード編です。
二人は四皇カイドウを倒すという目的のために海賊同盟を結びました。
この同盟はドレスローザ編、ゾウ編、ワノ国編へと続きます。
特にドレスローザ編では、ローの過去やドンキホーテ・ロシナンテとの関係が明らかになりました。
ローにとって海賊団の仲間は、単なる戦闘要員ではありません。彼自身の過去や生き方と深く結び付いた存在です。
ワノ国編後の進路ワノ国でカイドウとビッグ・マムが倒された後、ローは麦わらの一味との同盟を解消し、独自の航海へ戻りました。
ルフィ、ロー、キッドの三船長はそれぞれ別の航路を選択します。
しかし、この選択がウィナー島での黒ひげ海賊団との遭遇につながりました。
ローにとっては、四皇を倒した後の新たな勢力争いに挑む局面だったのです。
【ポーラータング号】ハートの海賊団の潜水艦はどんな船?
ハートの海賊団を象徴する存在が、潜水艦ポーラータング号です。
一般的な海賊船とは異なり、水中を航行できる構造になっており、海中からの移動や奇襲を可能にします。
この船の存在は、ハートの海賊団が正面からの砲撃戦だけに頼らない、独特の戦闘スタイルを持っていたことを示しています。
ポーラータング号の特徴- 潜水艦型の海賊船。
- 水中航行が可能。
- 海中から敵船に接近できる。
- 船内にはローの医療活動を支える設備がある。
- ハートの海賊団の主要な移動手段となっていた。
特にローが医者であることを考えると、医療設備を備えた船という点も重要です。
海賊としての航海だけでなく、船員の負傷や治療にも対応できる環境が整えられていました。
ポーラータング号は現在どうなった?残念ながら、ポーラータング号はウィナー島の戦いで撃沈されています。
第1081話では、黒ひげ海賊団との戦いに敗れたハートの海賊団とともに、潜水艦が海中深くへ沈んでいく様子が描かれました。
これは単なる船の損失ではありません。
ハートの海賊団は移動手段だけでなく、独自の戦闘能力や活動拠点も失ったことになります。
今後、ローが再び海賊団を率いる場合、新しい船を確保する必要がある可能性があります。ただし、新船の建造やポーラータング号の再取得について、作中で確定した情報はありません。
【ウィナー島の戦い】黒ひげ海賊団に敗北した経緯を解説
ハートの海賊団の運命を大きく変えたのが、ウィナー島での黒ひげ海賊団との戦いです。
この戦いは第1063話から第1064話にかけて描かれ、敗北が明確になったのは第1081話でした。
黒ひげがローを狙った理由黒ひげ海賊団がローを狙った大きな理由は、ロードポーネグリフの写しです。
ワノ国でカイドウを倒したローは、ひとつなぎの大秘宝を目指すための重要な情報を持っていました。
黒ひげことマーシャル・D・ティーチも、海賊王を目指す勢力の一人です。
ロードポーネグリフの情報を奪うことは、ラフテル到達を目指すうえで大きな意味を持っていました。
さらに黒ひげは、オペオペの実の能力にも関心を示していました。
オペオペの実には、不老手術という特殊な能力が存在します。そのため、ローの能力そのものも黒ひげにとって価値のあるものでした。
敗北までの時系列| 原作話数 | 出来事 | 結果・重要ポイント |
|---|---|---|
| 第1063話 | ローと黒ひげ海賊団が遭遇 | ウィナー島で戦闘が始まる |
| 第1064話 | ローとティーチが激突 | ハートの海賊団が船長を守るため応戦 |
| 第1081話 | 戦闘の決着が判明 | ハートの海賊団の敗北と船の撃沈が描かれる |
| 第1081話 | ベポがスーロン化 | 重傷のローを抱えて脱出 |
| 第1117話 | ベポが再登場 | ローのその後を示唆する描写が登場 |
| 2026年10月 | 最新話までの状況 | ローやほかの船員の新たな消息は不明 |
最大の要因は、黒ひげ海賊団との戦力差です。
ティーチはヤミヤミの実とグラグラの実という強力な能力を持っています。
ヤミヤミの実は悪魔の実の能力を無効化する力を持ち、グラグラの実は圧倒的な破壊力を誇ります。
一方のローも、オペオペの実の覚醒能力を駆使して応戦しました。
しかし、黒ひげ海賊団は複数の強力な能力者を擁しており、ロー一人の戦闘力だけでは状況を覆せませんでした。
ハートの海賊団の船員たちもローを守るために戦いましたが、最終的には船が破壊され、戦闘に敗れます。
この敗北は、ロー個人の弱さというより、四皇率いる海賊団との総合的な戦力差が表れた戦いでした。
【ローとベポのその後】第1117話以降の生存状況を2026年最新整理
ウィナー島での戦いが終わった後、読者が最も気にしているのはローとベポ、そしてほかの船員の消息です。
特にローは黒ひげとの戦いで重傷を負っており、死亡したのではないかという疑問も生まれました。
第1081話:ベポがローを救出黒ひげ海賊団に敗れ、瀕死の状態になったロー。
この状況を救ったのがベポでした。
ベポは薬の力を使ってスーロン化し、圧倒的な身体能力を発揮します。
通常、ミンク族のスーロン化には満月の光が必要ですが、この場面では月が出ていないにもかかわらず変身しています。
ベポは黒ひげ海賊団の追撃をかわしながら、ローを抱えて海へ脱出しました。
この場面は、ベポが単なるマスコット的な存在ではなく、船長を救えるだけの実力を持つ重要な船員であることを示しています。
第1117話:ベポが再び登場その後、第1117話で重要な描写が登場します。
ベガパンクが世界に向けてメッセージを発信する場面で、世界各地の人物が反応する中、ベポの姿も描かれました。
ベポは船長を気に掛ける様子を見せています。
この場面から、ベポがウィナー島から脱出して生き延びていたことが確認できます。
また、ローを抱えて逃げた経緯を踏まえると、ローも生存している可能性が非常に高いと考えられます。
ただし、第1117話でロー本人が登場したわけではありません。回復したのか、どこにいるのか、治療を受けているのかといった具体的な状況は描かれていません。
2026年10月現在、ローは再登場した?2026年10月29日時点で、公式配信の最新話として確認できる第1196話までの範囲では、ローの本格的な再登場は確認されていません。
エッグヘッド編からその後の展開に進んでも、ハートの海賊団の消息は大きく取り上げられていない状況です。
現時点で整理できる情報は次のとおりです。
ロー
- ウィナー島で黒ひげに敗北。
- ベポに救出されて脱出。
- 第1081話以降、本人の再登場は確認されていない。
- 死亡したという描写はない。
- 現在地や回復状況は不明。
ベポ
- ローとともにウィナー島を脱出。
- 第1117話で再登場。
- その後の詳しい生活状況や現在地は不明。
ペンギン・シャチ・ジャンバールら
- ウィナー島での敗北後、消息不明。
- 死亡したという確定描写はない。
- 黒ひげ海賊団に捕らえられたという確定情報もない。
- 再結集したかどうかも不明。
ハートの海賊団の現在を理解するうえで、重要なのは「敗北」と「壊滅」を区別することです。
ウィナー島で敗北したことは明確です。ポーラータング号も沈み、船員たちは散り散りになりました。
しかし、全員の死亡が確認されたわけではありません。
特にローとベポは脱出しており、物語上も再登場の余地が残されています。
今後の展開を考えるうえで注目したい要点は3つです。
1. ローが再び船長として復帰するか
ローは30億ベリーの懸賞金を持つ実力者であり、Dの一族に関する秘密やオペオペの実の能力など、物語上の重要な要素を抱えています。再登場する意味は十分にあります。
2. ペンギンやシャチらが再集結できるか
船員の安否が不明である以上、今後の再結集は大きな注目ポイントです。ベポだけが生き残ったと決まったわけではありません。
3. 黒ひげとの再戦があるか
黒ひげはローの能力とロードポーネグリフの情報を狙っていました。両者の間には、まだ解決していない因縁があります。
もっとも、これらは今後の展開に関する注目点であり、再結成や再戦が決定したわけではありません。
【よくある質問】ハートの海賊団に関するFAQ
Q1:ハートの海賊団のメンバーは何人ですか?
A1:船長のトラファルガー・ローを含めて21名と紹介されています。名前が判明している主要メンバーはロー、ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガンの9名です。
Q2:ハートの海賊団の初登場は何話ですか?
A2:原作第498話「11人の超新星」です。アニメでは第392話で登場しています。
Q3:トラファルガー・ローは死亡しましたか?
A3:死亡したという描写はありません。第1081話で黒ひげに敗れましたが、ベポがスーロン化してローを連れて脱出しました。第1117話ではベポの姿も再登場しており、ローの生存を強く示唆しています。ただし、本人の現在の状態は不明です。
Q4:ポーラータング号は復活しますか?
A4:第1081話で撃沈されており、2026年10月時点で復活や新しい潜水艦の入手は描かれていません。
Q5:ペンギンやシャチ、ジャンバールは生きていますか?
A5:現在の生死は明らかになっていません。ウィナー島での敗北後に散り散りになったことは分かっていますが、死亡や捕縛が確定したわけではありません。
ハートの海賊団は、トラファルガー・ローを船長とする21名の海賊団です。ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバールなどの仲間とともに、潜水艦ポーラータング号で航海してきました。
しかし、ウィナー島で黒ひげ海賊団に敗れ、第1081話で船も撃沈。ベポがローを連れて脱出した一方、ほかの船員の消息は分からないままです。
第1117話ではベポの姿が再び描かれ、ローの生存も強く示唆されました。ただし、2026年10月29日時点でもロー本人の回復状況や船員たちの安否は明らかになっていません。
ハートの海賊団の今後を追う際は、次の3点を押さえておくと状況を正確に理解できます。
- 確定事項: 黒ひげ海賊団への敗北とポーラータング号の沈没。
- 生存を示唆する情報: ローとベポの脱出、第1117話でのベポの再登場。
- 未解決の問題: ローの現在地、ほかの船員の安否、海賊団の再結成。
ローにはDの一族やオペオペの実に関する重要な秘密も残されています。ハートの海賊団が再び集結し、ローが船長として海へ戻る日は来るのか。今後の『ONE PIECE』で注目したい展開の一つです。
主な事実確認資料
- 集英社『少年ジャンプ+』第498話・第1063話・第1081話。
- 公式サイト「ONE PIECE.com」のキャラクター紹介(ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカク)。
- 公式アニメ情報・第392話、第1115話。
- VIZ公式『ONE PIECE』最新話配信情報(第1196話・2026年10月18日)。
- ciatrの2026年10月時点のハートの海賊団解説。