2026年10月30日現在、大谷翔平の次回登板日は発表されていない。2026年シーズン最後のマウンドは、米国時間7月3日(日本時間7月4日)のサンディエゴ・パドレス戦だった。左膝の炎症と右上腕二頭筋の不調が重なり、ドジャースは9月に投手としての今季登板終了を正式に判断。その後、10月16日にミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退し、チームの2026年シーズンも幕を閉じた。
一方、2027年の投手復帰には明るい材料がある。大谷本人は来季も投手として登板する意思を明言し、ドジャースの編成本部長アンドリュー・フリードマンも2027年の登板を期待している。加えて、球団によれば左膝と右上腕二頭筋の治療に手術は必要ないという。ただし、開幕から先発ローテーションに入るか、最初の登板がいつになるかは決まっていない。2026年の成績、故障の経緯、本人の発言、球団の最新見通しから、次回登板の可能性を詳しく整理する。
【最新情報】大谷翔平の次回登板はいつ?2027年が復帰の目標に

大谷翔平の次回登板を待っているファンにとって、最も重要なのは「2027年に投げる意思がある」という本人の明確な発言と、ドジャース側の復帰への期待だ。
2026年10月16日、ブルワーズに敗れてドジャースのシーズンが終了した後、大谷は報道陣から来季の投手復帰について質問を受けた。これに対し、投手として再び登板する意思をはっきりと示している。
「はい、間違いなく。来年はもっと良いシーズンにしたいです」
これはMLB公式サイトが10月16日の試合後に報じた発言を日本語に訳したものだ。大谷は投手としてのシーズン終盤の出来に満足していないことにも触れ、治療方法やトレーニングプログラムを改めて検討する考えを示した。
さらに10月21日には、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長がシーズン終了後の会見で、2027年も大谷が投手として登板することを強く期待していると説明した。
したがって、現状を整理すると次のようになる。
- 2026年中の投手復帰:終了
- 2027年の投手復帰:本人と球団が前向き
- 2027年の初登板日:未発表
- 2027年の開幕ローテーション入り:未確定
- 2027年の二刀流復帰:球団が目指す方向性
ここで注意したいのは、2027年に投げることと、2027年の開幕戦から先発することは別問題だという点だ。球団は大谷の健康状態を最優先にしながら、打者と投手の両方でどのような起用方法が最適かを検討している。
現時点では「2027年に投手復帰する方向」というのが正確な表現であり、「開幕日に先発する」「3月中に初登板する」といった情報は確定していない。
【2026年最後の登板】パドレス戦で6回9奪三振を記録した大谷翔平
大谷翔平の2026年最後の登板となったのは、ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスの一戦だった。
MLBの試合記録では米国時間7月3日、日本時間では7月4日に行われた試合として扱われている。この日、大谷はシーズン最多となる110球を投げ、6イニングを消化。7安打、3失点、2四球、9奪三振という内容だった。
ドジャースは4対3で逆転勝利を収めたが、大谷は6回裏の最後の打席で右上腕二頭筋に張りを感じた。7回には代打を送られ、翌日の試合も休養のため欠場することになった。
当時、大谷は同じ箇所に以前も違和感があったと説明していた。本人は比較的早く回復するという見通しを示していたものの、左膝の痛みも抱えており、身体への負担が懸念される状況だった。
当初、ドジャースはオールスター前にもう1試合登板させる可能性を残していた。しかし、左膝の状態が改善しなかったことから、登板計画は次第に変更されていく。
パドレス戦が最後のマウンドになった理由大谷の左膝の問題が公になったのは6月11日。ピッツバーグでの登板後に状態が明らかになり、当初は盗塁時の動作が影響した可能性も考えられた。その後、大谷自身は投球フォームに関係する問題だった可能性にも言及している。
左膝をかばいながら投球を続けた結果、身体の別の部位にも負担がかかった可能性がある。7月3日のパドレス戦後に右上腕二頭筋の違和感が表面化したことは、投手としての調整に大きな影響を与えた。
MLB公式サイトの故障経過に関する報道によると、大谷は7月3日以降、2026年の公式戦でマウンドに上がっていない。投球再開に向けた調整も行われたが、最終的にはシーズン中の復帰を断念することになった。
【2026年投手成績】8勝2敗・防御率1.79・95奪三振の実力
投手としての2026年シーズンは、途中離脱という結果に終わったものの、成績だけを見れば非常に優秀だった。
MLB公式の選手成績によると、大谷翔平の2026年レギュラーシーズンの投手成績は14試合で8勝2敗、防御率1.79、95奪三振。投球回数は85回2/3、WHIPは0.95だった。
特に注目したいのは防御率1.79という数字だ。シーズンを通じて投げ続けられなかったにもかかわらず、登板した試合では高い失点抑止力を示していた。
| 項目 | 2026年の成績 | 評価・補足 |
|---|---|---|
| 登板数 | 14試合 | すべて先発登板 |
| 勝敗 | 8勝2敗 | 勝率.800 |
| 防御率 | 1.79 | 優秀な失点抑止力 |
| 投球回 | 85回2/3 | 故障による登板終了で規定投球回には届かず |
| 奪三振 | 95 | 高い奪三振能力を維持 |
| WHIP | 0.95 | 1イニング当たりの走者許容数が少ない |
| 最終登板 | 7月3日(米国時間) | 対パドレス戦、6回9奪三振 |
2026年の大谷は、シーズン序盤から安定した投球を続けていた。MLB公式のシーズン振り返りによると、最初の10先発では防御率0.74を記録。相手打線を抑え込む内容が続いていた。
ところが、左膝の問題が出始めた時期以降、投球内容に変化が生じた。最後の4先発では防御率4.38となり、序盤の圧倒的な数字と比べると失点が増えている。
これは単純な調子の波だけでは説明しにくい。投手は下半身を使って体重移動を行い、全身の連動によって球速や制球を生み出す。左膝に不安を抱えた状態では、投球フォームを維持すること自体が難しくなる可能性がある。
加えて、右上腕二頭筋の不調も重なった。投球と打撃の両方をこなす大谷にとって、片方の負担を減らすだけでは身体全体の回復につながらない状況だったと考えられる。
2026年は打者としても30本塁打を記録投手としての登板が7月で終了した一方、打者としての大谷はレギュラーシーズン523打数、打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889を記録した。
投手成績と打撃成績を合わせて見ると、2026年は二刀流の可能性を十分に示しながらも、身体のコンディション管理という大きな課題が浮き彫りになったシーズンだった。
【故障の経緯】左膝の炎症と右上腕二頭筋の不調で何が起きた?
大谷翔平の2026年シーズンを理解するうえで欠かせないのが、左膝と右上腕二頭筋の問題だ。
今回の投手復帰を考える際、単に「7月から投げていない」という事実だけを見るのでは不十分だ。投球を中断した後も、ブルペンでの投球練習や実戦形式の調整を再開しようとした経緯がある。しかし、身体の状態が安定せず、復帰計画は何度も見直された。
MLB公式サイトが報じた2026年の故障経過を時系列で整理すると、次のようになる。
- 6月11日:左膝の炎症が明らかになる。
- 7月3日:パドレス戦で6回を投げるが、右上腕二頭筋の違和感も表面化。これが今季最後の登板となる。
- 7月19日:膝の不調を理由に先発ローテーションから外れる。
- 7月25日:膝の状態が後退し、投球練習を無期限で中断。
- 8月8日:キャッチボールを再開し、投球復帰に向けた段階的な調整を始める。
- 8月14日〜23日:ブルペン投球や打者との対戦形式へと調整を進める。
- 8月29日:復帰に向けた計画を再評価し、登板時期が後ろ倒しになる。
- 9月7日:残りのシーズンは打撃に専念する考えを示す。
- 9月11日:左膝と右上腕二頭筋の問題で15日間の負傷者リスト入り。
- 10月16日:ドジャースがブルワーズに敗れ、2026年シーズン終了。
- 10月21日:球団幹部が手術不要との見解と2027年の投手復帰への期待を説明。
9月11日、ドジャースは大谷を15日間の負傷者リストに登録した。左膝の痛みだけでなく、右上腕二頭筋の状態も回復しきっていなかったためだ。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、医療スタッフやトレーナーと相談したうえで、短期間で状態が大きく改善する見通しが立たなかったことを説明している。
9月23日に負傷者リストから復帰した後も、残りのレギュラーシーズンは打者としての調整が中心となった。投手としての復帰は見送られ、ポストシーズンでもマウンドに立つことはなかった。
ここで押さえておきたいのは、投球練習を再開したことと、公式戦に登板できる状態になったことは同じではないという点だ。大谷の場合、キャッチボールやブルペンでの調整が進んでも、膝の状態が悪化すれば再び計画を変更する必要があった。
【2027年の投手復帰】本人の発言とドジャース球団の見通し
2027年の大谷翔平の登板予定を考えるうえで、最も注目すべき発表は10月21日のドジャース側の説明だ。
フリードマン編成本部長は、左膝と右上腕二頭筋の問題について手術は必要ないと説明した。加えて、2027年シーズンの初めには大谷が健康な状態になっていることを球団として期待していると明らかにした。
本人の投手復帰への意思と、球団側の期待が一致している点は大きな前進だ。
手術不要は朗報だが、復帰時期の確定ではない手術を必要としないという説明は、2027年の復帰を考えるうえで好材料だ。長期離脱を伴う新たな手術の予定がないことは、オフシーズンの調整計画を立てるうえでもプラスに働く。
ただし、手術不要だからといって、すぐに投球を再開できるわけではない。投手として必要な筋力、関節の可動域、投球フォームの安定性、実戦での球数管理など、確認すべき項目は多い。
フリードマン編成本部長も、2027年の起用方法については具体的な検討がこれからだと説明している。
開幕から先発ローテーションに入るとは限らないMLB公式サイトの10月21日の報道で特に重要なのは、球団が大谷を2027年の開幕から先発ローテーションに入れるかどうかについて、まだ決めていないという点だ。
球団側は、開幕直後から投打の両方を本格的に始めるのか、最初の1か月をどのように管理するのかを慎重に検討する必要があるとしている。
2026年は投手としての負担が大きくなった時期に打撃面にも影響が及んだ。2027年は同じ状況を繰り返さないため、登板間隔や打撃練習、休養日を含めた全体的な管理が重要になる。
つまり、球団が目指しているのは単に大谷を早くマウンドに戻すことではない。レギュラーシーズンを通して二刀流を維持し、ポストシーズンでも投打の力を発揮できる状態にすることだ。
【MLB2027年開幕日】大谷翔平の初登板は3月か4月になる?
2027年のMLBレギュラーシーズンの日程は、すでに7月16日に公式発表されている。
MLB公式の発表によると、2027年は3月24日にNetflixで配信される開幕戦を実施し、従来型の開幕日である3月25日には14試合が予定されている。3月27日には全30球団が参加する最初のフル日程が組まれている。
ただし、これはリーグ全体の試合日程であり、大谷の登板日程ではない。ドジャースの試合が組まれていても、その日に大谷が先発するかどうかは別途決定される。
初登板を予測するために確認したい3つのポイント2027年の大谷の投手復帰時期を判断するには、次の3段階の情報が重要になる。
1. 春季キャンプでの投球再開
まず確認したいのが、春季キャンプでのキャッチボール、ブルペン投球の進み具合だ。球数や投球強度を段階的に増やせるかどうかが、実戦復帰に向けた最初の判断材料になる。
2. 打者との実戦形式での対戦
ブルペンで投げられることと、打者を相手に投げられることには大きな違いがある。実戦形式での投球を問題なくこなし、投球後も膝や右腕に悪化が見られないかが注目点となる。
3. 開幕ローテーションの発表
最終的には、ロバーツ監督や球団幹部による先発ローテーションの説明が判断材料になる。大谷が開幕から先発するのか、シーズン序盤は登板間隔を長く取るのかによって、初登板日は変わってくる。
2027年の開幕日は決まっていても、大谷の初登板日はまだ決まっていない。現段階では3月24日や25日を復帰日として扱うことはできない。
【誤解しやすいポイント】大谷翔平の二刀流復帰で注目すべきこと
2026年の大谷の状況をめぐっては、いくつか混同されやすいポイントがある。
特に注意したいのは、投手復帰の意思表明、球団の期待、公式戦への登板決定は、それぞれ異なる段階の情報だということだ。
「2027年に投げる」と「開幕から投げる」は別大谷本人は2027年に投手として復帰する意思を明言している。しかし、開幕戦から先発ローテーションに入ることまでは約束していない。
球団側も開幕直後から投打を同時に本格稼働させるかどうかを検討中だ。健康状態が良好でも、シーズンを通じた負担を考えて投手としての復帰を段階的に進める可能性がある。
「手術不要」と「故障が完全に解消」は同じではないフリードマン編成本部長が説明したのは、左膝と右上腕二頭筋に対する手術が必要ないということだ。これは朗報だが、治療やトレーニングが不要という意味ではない。
大谷本人も、2026年シーズンを振り返って治療とトレーニングの方法を見直す考えを示している。身体の状態を整えながら、投手としての負荷をどのように戻していくかが重要になる。
次回登板情報を見極める判断基準- 信頼度が高い情報:MLB公式サイト、ドジャース球団の発表、監督や編成本部長の公式会見。
- 復帰の前進を示す情報:ブルペン投球の再開、打者との対戦、オープン戦への登板。
- 確定情報として扱えないもの:根拠のない開幕先発予想、SNS上の未確認情報、対戦相手だけを根拠にした登板日予測。
ファンにとっては早期復帰が待ち遠しいところだが、2026年の経緯を考えると、復帰の早さだけを評価基準にするべきではない。投手として安定して投げ続けられることと、打者としてのパフォーマンスを両立できることが、本当の意味での二刀流復帰になる。
【大谷翔平の次回登板】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大谷翔平の次回登板はいつですか?
A1:2026年10月30日現在、2027年の具体的な登板日は発表されていません。2026年最後の登板は米国時間7月3日(日本時間7月4日)のパドレス戦です。本人とドジャース球団は2027年の投手復帰を想定していますが、初登板日は未定です。
Q2:大谷翔平は2027年に二刀流へ復帰できますか?
A2:本人は2027年も投手として登板する意思を明言しています。ドジャースのフリードマン編成本部長も2027年の投手復帰を期待しており、球団はシーズン開始時の健康状態にも前向きな見通しを示しています。ただし、開幕から先発ローテーションに入るかは決まっていません。
Q3:大谷翔平の2026年の投手成績はどうでしたか?
A3:14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3を投げて95奪三振、WHIP0.95でした。最後の登板となったパドレス戦では6回7安打3失点、9奪三振を記録しています。
2027年のMLB日程・参考情報