100均4社を比較すると、注目したいのは商品の掲載状況だけでなく、一般消費者が実際に購入できる販売形態かどうかです。
特にダイソーとワッツは、眼鏡の鼻あてに貼り付けるタイプの商品情報を確認できます。キャンドゥにも同じJANコードの商品が掲載されていますが、公式の大量注文向け通販は法人専用です。通販に掲載されているからといって、近所の店舗にも必ず置いてあるとは限りません。
確認資料:各社公式通販の商品情報。2026年10月時点の掲載状況であり、全国の全店舗における販売を保証するものではありません。
ダイソー:ノーズパッドクッションが有力候補では、公式ネットストアに「ノーズパッドクッション」という商品が掲載されています。
商品情報では、シリコーンゴムと粘着テープを使用した仕様で、内容量は4個入り。サイズは約1.3×0.3×0.7cmです。手持ちの眼鏡に貼り付け、ずり落ちやまつ毛の接触を軽減する目的の商品です。
ただし、公式ネットストアでは売り切れ表示が確認されており、常時購入できるわけではありません。過去の販売紹介では税込110円の商品として取り上げられています。
また、2025年9月に公開されたE STARTマガジンの記事では、ダイソーの「ノーズパッド(エアタイプ)」も紹介されました。こちらはシリコーン素材で、中が空洞になった柔らかい構造が特徴です。紹介記事では税込110円で、メガネグッズ売り場に陳列されていたと報告されています。
ダイソーで探す場合は、通常のシール型だけでなく、エアタイプなど商品名の異なる鼻パッドも候補に入れると見つけやすくなります。
セリア:眼鏡用とマスク用を区別するについては、眼鏡専用の鼻パッドの現行商品を公式通販で確認しにくい状況です。
セリアにはマスク用ノーズパッドなど、名前が似た商品があります。しかし、マスクと鼻の隙間を埋める商品と、眼鏡の鼻あてに装着する商品は別物です。
インターネット上にはセリアで眼鏡用鼻パッドが購入できたという情報もありますが、過去の商品情報と現在の販売状況が混在しています。商品名だけで判断せず、パッケージに「メガネ用」「眼鏡用」と記載されているかを確かめてください。
キャンドゥ:公式掲載はあるが一般販売とは区別が必要には「クッションノーズパッド 2セット」という商品情報があります。
素材はシリコーンで、サイズは約15×6.9×3mm。眼鏡の鼻パッド部分に貼り付け、ずり落ちを予防するクッションです。
ただし、今回確認できた公式の大量注文向け通販は法人専用で、18セットからの注文となっています。一般消費者が店頭で1セット購入できることを示す情報とは区別しなければなりません。
そのため、キャンドゥは「商品情報があるから近くの店舗で必ず買える」と判断するのではなく、最寄り店舗への問い合わせを優先するのが現実的です。
ワッツ:110円の貼るタイプを公式通販で確認では「クッションノーズパッド2セット」という商品が公式オンラインストアに掲載されています。
税込価格は110円。クリアとブラックのカラーがあり、シリコーン製の半月型クッションが2セット入っています。
公式の商品説明によると、サイズは約縦15×横6.9×厚み3mm。はくり紙を剥がし、粘着面を眼鏡の鼻あてに合わせて取り付ける仕様です。
鼻あて周辺の当たりを柔らかくしたい人や、眼鏡のずり落ちが気になる人に向いています。ただし、鼻あての形状や素材によっては取り付けられない場合もあります。
なお、商品ページには特殊な形状の眼鏡で粘着部分がはみ出したという購入者レビューもあります。小さなパーツだからこそ、サイズの確認が欠かせません。
【貼るタイプとネジ式】眼鏡の鼻パッドは何が違う?

100均で販売される鼻パッドを探す際に、最初に理解しておきたいのが取り付け方式の違いです。
眼鏡の鼻パッドは、単に大きさや素材が違うだけではありません。眼鏡のフレーム構造によって、取り付けられる商品が変わります。
貼るタイプ:手軽に鼻あての当たりを調整できる貼るタイプは、既存の鼻あて部分に粘着テープで装着するクッションです。
シリコン製の商品が多く、柔らかい素材で鼻への接触を和らげます。ダイソーやワッツで確認できる商品も、この貼り付け方式に分類されます。
主なメリットは次のとおりです。
- 工具を使わずに取り付けられる。
- 鼻あての接触感を柔らかくできる。
- 眼鏡が少しずり落ちる場合の補助になる。
- 左右の厚みを調整することで掛け心地を改善できる場合がある。
一方で、粘着部分が汚れたり、汗や皮脂によって剥がれたりする可能性があります。また、貼り付ける面積が足りない眼鏡や、表面に凹凸がある眼鏡では固定しにくい場合があります。
特に注意したいのは、鼻パッドそのものが脱落して金具だけになっている眼鏡です。貼るタイプを購入しても、接着できる土台がなければ正常に使えません。
ネジ式:金属フレームの鼻パッドを交換する方式ネジ式は、金属フレームから伸びる鼻パッド用の金具に、専用のネジでパッドを固定する方式です。
眼鏡専門のパーツメーカーであるハセガワ・ビコーの商品には、11.6mm、14.6mm、17mmなどのサイズ展開があります。ネジ穴の径やパッドの形状も商品によって異なります。
ネジ式の特徴は、鼻パッドそのものを新しい部品に交換できることです。劣化したパッドや破損したパッドを交換したい場合に適しています。
ただし、サイズが合わないものを無理に取り付けると、ネジが固定できなかったり、鼻への当たり方が悪くなったりします。小さなネジを紛失するリスクもあるため、作業に不安があれば眼鏡店に依頼するのがおすすめです。
どちらを選ぶべき?方式別の判断基準| 比較項目 | 貼るタイプ | ネジ式 |
|---|---|---|
| 主な用途 | クッション追加・高さ調整 | パッド自体の交換 |
| 取り付け | 粘着テープ | 専用ネジ |
| 必要な工具 | 基本不要 | 精密ドライバーなど |
| 主な対象 | 接着面のある鼻あて | 交換用金具のあるフレーム |
| 100均での入手 | 商品掲載あり | 適合する交換部品は見つけにくい |
| 注意点 | 粘着力・厚み・形状 | 寸法・ネジ穴・固定方法 |
大切なのは、鼻パッドがどのように眼鏡に取り付けられているかを先に確認することです。フレームの種類を見ずに「鼻パッド」という名称だけで購入すると、使えない商品を選んでしまう可能性があります。
【メガネ鼻パッドの売り場】100均で見つからないときの探し方
眼鏡用鼻パッドは、食器や文房具などの日用品売り場ではなく、メガネ関連グッズのコーナーを探すのが基本です。
まず探したい売り場はメガネ用品コーナー店舗によって配置は異なりますが、次の売り場を確認すると見つけやすくなります。
- 老眼鏡・メガネ用品コーナー
- メガネケースやメガネストラップの周辺
- メガネクリーナー・くもり止めの周辺
- サングラスやファッション小物のコーナー
ダイソーのノーズパッドを紹介した販売体験記事でも、メガネグッズ売り場で陳列されていたことが報告されています。
見つからない場合は、店員に「眼鏡の鼻あてに貼るシリコン製のクッションはありますか」と聞くと、マスク用の商品との混同を避けられます。
商品名を変えて検索するのも有効店頭や通販では、必ずしも「眼鏡鼻パッド」という名称で登録されているとは限りません。
次のような名称も検索対象にすると、候補を広げられます。
- ノーズパッドクッション
- クッションノーズパッド
- メガネ用鼻あて
- メガネずれ防止パッド
- シリコン鼻パッド
- メガネ用エアパッド
ただし、「鼻パッド」という言葉が付いていても、マスク用の商品や、耳に取り付けるメガネストッパーの場合があります。必ず用途を確認してください。
【失敗しないサイズ選び】鼻パッドの交換と眼鏡のずり落ち防止方法
鼻パッドを購入するとき、価格と素材だけで選ぶのはおすすめできません。眼鏡の構造、鼻あての幅、必要な厚みなどを確認することが大切です。
鼻パッドのサイズは幅・長さ・厚みを確認貼るタイプの場合、特に確認したいのが横幅と厚みです。
例えば、ワッツのクッションノーズパッドは約15×6.9×3mm。厚みが3mmあるため、鼻あてにクッションを追加する効果が期待できます。
しかし、すべての眼鏡に同じ厚みが適しているわけではありません。厚すぎると眼鏡の位置が変わり、レンズと目の距離やまつ毛との接触にも影響することがあります。
ネジ式の場合は、パッドの長さだけでなく、ネジ穴の寸法や固定部分の形状まで確認してください。
購入前に確認したい5つのポイント
鼻パッド購入前のチェックリスト
- 鼻パッドが貼り付け式かネジ式か確認した
- 現在の鼻あての幅と形状を確認した
- 必要なクッションの厚みを考えた
- 左右の鼻あての状態を確認した
- 商品が眼鏡専用であることを確認した
可能であれば、現在使っている鼻パッドの写真を撮影しておきましょう。商品パッケージと比較しやすくなり、眼鏡店で相談するときにも役立ちます。
眼鏡がずり落ちる原因は鼻パッドだけではないメガネがずり落ちる原因には、鼻パッドの劣化以外にも複数の要素があります。
- 鼻パッドの摩耗:表面が滑らかになり、摩擦が低下している。
- 汗や皮脂:鼻あてやフレームに汚れが付着している。
- テンプルの広がり:耳にかかる部分が緩くなっている。
- フレームの変形:左右のバランスが崩れている。
- フィッティングの不一致:鼻や耳の形に対してフレームが適切に調整されていない。
眼鏡市場の解説でも、鼻パッドの摩耗や汗・皮脂による摩擦力の低下、フレームの変形などがずり落ちの原因として挙げられています。
鼻パッドを交換しても改善しない場合は、テンプルやフレーム全体の調整が必要可能性があります。
また、耳側に取り付けるメガネストッパーも選択肢です。これは鼻パッドとは異なり、テンプル部分で眼鏡のずれを抑えるアイテムです。鼻あての交換が難しい場合には、こうした別の方法も検討できます。
【100均にない場合】眼鏡店・家電量販店・通販の購入先と交換費用
100均で適合する鼻パッドが見つからない場合、無理に代用品を取り付ける必要はありません。眼鏡専門店や家電量販店では、ネジ式や専用形状の交換用パーツも取り扱っています。
眼鏡専門店:交換とフィッティングをまとめて相談できる眼鏡店を利用する大きなメリットは、商品選びだけでなく、フレーム全体の状態も確認してもらえることです。
主なチェーンの公式案内を比較すると、鼻パッド交換の費用には違いがあります。
| 眼鏡店 | 交換費用・サービス | 主な条件 |
|---|---|---|
| JINS | 無料 | JINS購入フレームが対象。一部有料部品あり |
| Zoff | 無料 | Zoff購入商品が対象 |
| 眼鏡市場 | 一般的な鼻パッドは無料 | 特殊形状などは有料の場合あり |
| OWNDAYS | 無料~660円 | 他社購入品は660円 |
JINSでは、自社で購入したフレームの鼻パッド交換を無料で受け付けています。ネジが外れた場合の交換・取り付けにも対応していますが、一部有料部品や取り寄せが必要なケースがあります。
Zoffも自社商品について、全国の実店舗で無償交換を案内しています。パッドの種類やフレームの状態によっては、取り寄せや交換不可となる場合があります。
眼鏡市場では一般的な鼻パッドの交換やフィッティング調整を無料で実施しています。他店で購入した眼鏡についても相談でき、形状によっては有料となる場合があります。
OWNDAYSは自社商品が無料から660円、他社商品が660円という料金案内です。
つまり、100均の110円商品を購入する前に、購入した眼鏡店のアフターサービスを確認するだけで、無料で交換できる可能性もあります。
家電量販店:ネジ式の交換パーツを探すなら有力ネジ式の鼻パッドを探している場合は、家電量販店のメガネ用品コーナーも候補になります。
例えば、ヨドバシカメラの通販では、ハセガワ・ビコーの交換用鼻パッドや、プラスチックフレーム用の鼻形調整材などが取り扱われています。
商品によっては、11.6mm・14.6mm・17mmなどのサイズ展開があり、専用ドライバー付きの交換パーツもあります。100均の貼るタイプでは対応できない眼鏡の修理に向いています。
通販:店舗で見つからない商品を探せる通販では、次のような商品を探すと選択肢が広がります。
- シリコン製の貼り付け式鼻パッド
- ネジ式の交換用鼻パッド
- 眼鏡の鼻形調整用シール
- 鼻パッドにかぶせるクッションキャップ
- 精密ドライバー付き交換セット
ただし、通販は写真だけでは細かな形状を判断しにくいことがあります。購入時はサイズ、ネジ穴径、対応フレーム、セット内容を確認してください。
100均と眼鏡店、どちらがお得?費用だけを比較すれば、100均の鼻パッドは魅力的です。しかし、交換作業やフィッティングまで含めると、眼鏡店の無料サービスが最も経済的になるケースもあります。
おすすめの判断基準は次のとおりです。
- 鼻あてのクッション性を少し改善したい:100均の貼るタイプ
- 鼻あてが汚れている:購入した眼鏡店で交換相談
- ネジ式の鼻パッドが外れた:眼鏡店で修理
- 鼻パッドが合わず眼鏡が傾く:専門店でフィッティング
- 自分の眼鏡に合うパーツが分からない:実物を持って眼鏡店へ
【眼鏡鼻パッドの100均購入】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ダイソーの眼鏡用鼻パッドは110円で買えますか?
A1:過去の販売紹介では税込110円の商品が確認されています。公式ネットストアには「ノーズパッドクッション」の商品掲載がありますが、オンラインで売り切れ表示となる場合もあります。店舗の在庫を確認してから出かけると効率的です。
Q2:セリアやキャンドゥでも眼鏡用鼻パッドは買えますか?
A2:セリアは現行商品の確認が難しく、キャンドゥは公式の大量注文向け通販にクッションノーズパッドの掲載があります。ただし、キャンドゥの法人専用通販と一般店舗での販売は別です。どちらも店頭在庫を確認することをおすすめします。
Q3:100均のシリコン鼻パッドはネジ式の眼鏡にも使えますか?
A3:既存の鼻あてに貼り付けるタイプであれば、ネジ式フレームでも鼻あて部分の形状や素材が適合すれば使用できます。ただし、ネジ式の鼻パッドが完全に外れている場合は、貼り付ける土台がないため基本的に交換用ネジ式パーツが必要です。
Q4:眼鏡の鼻パッドはどこの売り場にありますか?
A4:メガネ用品コーナーを最初に探してください。メガネケース、メガネクリーナー、くもり止め、ストラップなどの周辺に陳列されている場合があります。店舗によって売り場は異なります。
Q5:眼鏡店で鼻パッドを交換するといくらかかりますか?
A5:店舗や眼鏡の購入先によって異なります。JINSやZoffは自社購入フレームの一般的な鼻パッド交換を無料で案内しています。眼鏡市場も一般的なパッド交換は無料で、OWNDAYSは他社製品の場合660円です。特殊な部品やフレームの状態によって追加費用が発生することがあります。
Q6:鼻パッドを交換してもメガネがずり落ちる場合はどうすればよいですか?
A6:テンプルの広がりやフレームの歪み、鼻パッドの位置などが原因可能性があります。鼻パッドだけを交換するのではなく、眼鏡店でフィッティング調整を受けると改善する可能性があります。
眼鏡の鼻パッドは100均でも購入できる可能性があります。2026年10月時点では、ダイソーのノーズパッドクッション、ワッツのクッションノーズパッド2セットなどが確認でき、キャンドゥにも法人向け通販の商品掲載があります。
一方、セリアは現行商品の情報が限られており、4社すべてで同じように購入できるわけではありません。
また、100均の商品は貼るシリコンタイプが中心です。鼻パッドが完全に外れてしまった眼鏡や、ネジ式の交換が必要な眼鏡では、専門店のパーツ交換を利用したほうが確実です。
【プロの結論】価格よりも眼鏡との適合性を優先する眼鏡の鼻パッド選びで最も大切なのは、安さではなく、自分のフレームに適合するかどうかです。
特に覚えておきたいのは次の3点です。
- 鼻あてにクッションを追加するなら貼るタイプ。110円の商品でも、サイズと接着面が合えば十分に役立つ場合があります。
- 鼻パッドそのものが壊れたらネジ式などの適合部品を選ぶ。金具やネジの状態まで確認する必要があります。
- ずり落ちや痛みが続くなら眼鏡店で調整する。鼻パッドだけではなく、フレーム全体のフィッティングが原因可能性があります。
100均の商品は、手軽に試せる便利な選択肢です。しかし、眼鏡は毎日の視生活を支える道具でもあります。鼻に痛みが出る、左右で当たり方が違う、何度調整してもずり落ちるといった場合は、専門家に相談することも大切です。
110円の商品で改善できる悩みなのか、それとも眼鏡そのものの調整が必要なのか。その違いを見極めることが、無駄な買い物を防ぎ、快適な眼鏡生活を長く続ける近道です。 (出典: 眼鏡 鼻 パッド 100 均(Yahoo!ニュース))