2026年10月現在、マックポークは日本マクドナルドのレギュラーメニューとして販売されている。
2026年2月17日の日本マクドナルド公式発表によると、販売概要は次のとおりだ。
- 単品価格:230円~(税込み)
- セット価格:500円(税込み)
- 販売開始日:2026年2月25日
- 販売形態:レギュラーメニュー
- 販売エリア:全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)
注目したいのは、単品230円~という価格だけではない。バーガーにサイドメニューとドリンクMが付くセット500の対象になったことだ。
つまり、100円という昔の価格は復活していないが、500円で食事として楽しめる新しい販売形態が用意された。
2026年のマックポークは何が付く?セット500では、次のサイドメニューから1品を選べる。
- マックフライポテトMサイズ
- チキンマックナゲット5ピース
- サイドサラダ
- えだまめコーン
ドリンクはMサイズのほか、対象のマックシェイクSサイズやミニッツメイド、ミルクなどから選択できる。
ただし、一部店舗とデリバリーはセット500の対象外となる。単品価格も地域や店舗の立地条件によって異なるため、実際の注文画面で確認したい。
【100円だった理由】マックポークの価格が変わった背景

マックポークが100円で登場したのは、2007年7月23日。当時の「100円マック」に新しいバーガーとして加わった。
当時の商品設計は、ジューシーなポークパティにレタスとオニオンを合わせ、ガーリックとブラックペッパーの効いたソースで味付けするというものだった。
牛肉を使った一般的なハンバーガーとは違う豚肉の味わいを、100円で気軽に楽しめる点が特徴だった。
2007年の100円マックという位置付け100円という価格には、単に商品を安く提供する以上の意味があった。
少額でも注文できる商品をそろえ、ランチの追加注文や小腹を満たす用途など、来店のきっかけを広げる役割を担っていた。
マクドナルドが当時の商品紹介で想定していた利用シーンにも、ランチタイムやちょっとした休憩、小腹が空いたときなどが含まれていた。
マックポークは、こうした低価格メニューのラインアップを充実させる存在だった。
100円から120円になったのはなぜ?最初の大きな価格変更は2008年8月20日。
日本マクドナルドは商品価格を全国平均で約2.5%引き上げ、マックポークも100円から120円になった。
ITmediaビジネスオンラインの2008年8月8日付報道によると、値上げの背景には原油や農作物の価格高騰があった。日本マクドナルドは、2008年度の原材料価格が10%上昇する見込みを理由として説明していた。
その後、2009年2月16日には状況が変わる。
マックポークは120円から100円へ値下げされ、再び100円マックのラインアップに加わった。J-CASTトレンドも同年2月18日、この価格変更を報じている。
ただし、100円への再設定は、その後ずっと続いたわけではない。
2011年6月24日には再び120円に改定された。流通ニュースの2011年5月13日付報道では、原材料価格の上昇傾向と商品カテゴリー全体の価格バランスが改定理由として紹介されている。
このように、マックポークの100円時代は一度きりではなく、価格改定を挟みながら続いていた。
【歴代価格比較】2007年から2026年までの変遷
マックポークの歴史を理解するうえで重要なのが、販売終了と復活だけでなく、価格の変化も合わせて見ることだ。
以下に主な転換点をまとめた。
| 年月 | 商品・出来事 | 価格・状況 |
|---|---|---|
| 2007年7月23日 | マックポーク発売 | 100円 |
| 2008年8月20日 | 初回の価格改定 | 120円 |
| 2009年2月16日 | 100円マックに再登場 | 100円 |
| 2011年6月24日 | 再度の価格改定 | 120円 |
| 2012年9月 | レギュラー販売終了 | 販売終了 |
| 2013年11月1日 | 期間限定で復活 | 150円 |
| 2018年7月4日 | ベーコンマックポーク発売 | 200円 |
| 2021年 | ベーコンマックポークのレギュラー販売終了 | 販売終了 |
| 2026年2月25日 | マックポーク復活 | 単品230円~・セット500円 |
※価格は当時の発表・報道に基づく代表的な税込価格。店舗や地域による違いがある。
この年表から分かるのは、マックポークが単純に100円から230円へ値上がりした商品ではないということだ。
途中で販売を終了し、期間限定で復活し、ベーコンを加えた別商品としてレギュラー化するなど、商品そのものの位置付けも変わってきた。
特に2013年と2018年は、復活の意味合いが異なる重要な節目だった。
【販売終了と復活の経緯】2012年から2026年まで
2012年9月:レギュラーメニューから姿を消す2007年7月からレギュラー販売されていたマックポークは、2012年9月に販売終了となった。
100円マックとして親しまれていた商品だっただけに、販売終了は大きな転換点となった。
2013年11月:150円で期間限定復活販売終了から約1年後、日本マクドナルドはマックポークの復活を発表した。
2013年10月24日付の公式プレスリリースでは、11月1日から全国の店舗で期間限定販売すると案内している。
このときの価格は150円。
復活時の商品構成は、ジューシーなポークパティ、レタス、オニオン、ガーリックとブラックペッパーの効いたソースだった。
加えて、ポークパティを1枚追加した「マックポークダブル」も200円で登場した。
公式発表では、販売終了後も復活を望む声が寄せられていたことが、再登場の背景として説明されている。
2018年7月:ベーコンマックポークとして進化2018年6月28日、日本マクドナルドは新商品「ベーコンマックポーク」の発売を発表した。
発売日は7月4日。単品200円、バリューセット500円だった。
この商品は、従来のマックポークにスモーキーなベーコンを追加したものだ。
主な特徴は次のとおり。
- 香ばしいポークパティ
- 新たに加わったグリルベーコン
- シャキシャキのレタス
- オニオン
- 改良されたガーリックペッパーソース
ソースにはブラックペッパー、レッドペッパー、グリーンチリの3種類のスパイスが使われた。ガーリックも異なる3種類の製法を組み合わせ、コクとうまみを追求していた。
2018年の復活は、元の商品をそのまま戻すのではなく、ベーコンを加えて商品価値を高める方向だった。
ベーコンマックポークは2021年までレギュラーメニューとして販売された。
2026年2月:5年ぶりにマックポーク復活2026年2月17日、日本マクドナルドはマックポークの復活を正式発表した。
販売開始日は2月25日。
今回の復活では、ベーコンを追加した商品ではなく、ポークパティとレタス、ガーリックペッパーソースを組み合わせたマックポークが再登場した。
加えて、今回の特徴はセット500への追加だ。
ハンバーガー、マックチキンに続く3つ目の選択肢として、ポークを使ったバーガーが加わった。
復活発表で特に興味深いのが、SNS上の反響だ。
日本マクドナルドの公式発表によると、2021年から2026年の発表時点まで、Xにおけるマックポーク関連の投稿とリポストは累計4万件以上に達していた。
この数字は、販売終了後も商品名が話題になり、復活を望む声が続いていたことを示す材料となっている。
【味と評判】マックポークが長く愛される理由
マックポークの魅力は、ポークパティとガーリックペッパーソースの組み合わせにある。
牛肉を中心とする一般的なハンバーガーとは異なり、豚肉ならではの風味に、ガーリックのコクとスパイスの刺激を加えた味わいが特徴だ。
ガーリックペッパーソースが味の決め手2026年の復活商品でも、公式発表はガーリックペッパーソースを大きな特徴として紹介している。
このソースは、単にニンニクと胡椒を合わせたものではない。
2018年のベーコンマックポークの公式発表では、ブラックペッパー、レッドペッパー、グリーンチリの3種類のスパイスと、すりおろし・焙煎・粒という3種類の製法によるガーリックへのこだわりが説明されていた。
スパイスの刺激とガーリックのうまみを組み合わせることで、ポークパティの風味を引き立てる設計だ。
マックポークの評判をどう見るべきかマックポークの評判を考えるうえでは、販売終了後の話題性が注目される。
2018年のベーコンマックポーク発売時にも、日本マクドナルドはSNS上の関連投稿が累計8万件以上に達していたと発表していた。
そして2026年の復活発表でも、Xでの関連投稿が累計4万件以上という数字が紹介された。
ただし、投稿数は満足度や購入者数を示す統計ではない。肯定的な投稿だけを数えた数字でもない。
それでも、商品が販売されていない期間にも名前が語られ続けていたことは、マックポークの認知度や記憶に残る商品性を考えるうえで興味深い。
特に100円マック時代を知る人にとっては、価格だけでなく、当時の食体験と結び付いた商品として記憶されている点も見逃せない。
【販売時間と注文方法】朝マックでは買える?
2026年のマックポークはレギュラーメニューとして販売されているため、朝マックの時間帯ではなく、通常メニューの販売時間に注文する。
販売時間- 通常店舗:午前10時30分から閉店まで
- 24時間営業店舗:午前10時30分から翌午前4時59分まで
朝マックの販売終了後に注文できる商品だ。
店舗によって営業時間や取り扱い状況が異なるため、来店前に公式メニューや注文画面を確認しておくと安心だ。
単品とセットのどちらがお得?価格を基準に考えると、単品230円~はバーガーだけを気軽に食べたい場合に向いている。
一方、セット500はサイドメニューとドリンクMが付くため、食事として利用したい人に適している。
特にポテトMとドリンクMを組み合わせたい場合、単品を購入して別々に注文するより、セット500を選ぶ方が分かりやすい。
なお、セット500は一部店舗やデリバリーでは利用できない。注文前に対象店舗かどうかを確認しておきたい。
【プロの結論】100円時代と2026年のマックポークは何が違う?
マックポークの歴史を振り返ると、価格の変化はマクドナルドの商品戦略の変化とも重なっている。
2007年は100円マックの一員として登場し、低価格で気軽に楽しめるバーガーとして位置付けられた。
その後、原材料価格の変動に伴う価格改定を経験し、2013年には150円で期間限定復活。2018年にはベーコンを加えた200円の商品へと進化した。
2026年の復活では、単品230円~という価格設定に加え、500円のセットメニューに組み込まれた。
ここで注目すべきなのは、単品価格の安さだけではなく、セット全体の費用対効果を重視する販売設計に変わっていることだ。
2026年2月24日の日本マクドナルド公式発表では、原材料費、エネルギーコスト、人件費の上昇が続いていることを背景に、標準店舗の約6割の商品で10円~50円の価格改定を実施すると説明していた。
こうした環境のなかで、500円という分かりやすい価格のセットにマックポークを追加したことには、手頃な食事の選択肢を維持する意味がある。
こんな人におすすめ- 以前のマックポークの味が好きだった人
- ガーリックペッパーソースのバーガーが好きな人
- 500円以内でバーガーとサイド、ドリンクを楽しみたい人
- 牛肉以外のパティを使ったバーガーを試したい人
反対に、昔と同じ100円で購入できることを期待している人には、現在の価格との違いを理解しておく必要がある。
100円という数字だけで昔と現在を比較するのではなく、商品の内容、セット構成、販売環境を含めて判断することが大切だ。
【マックポークの100円時代と現在の価格】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マックポークは2026年現在も100円で買えますか?
A1:いいえ。2026年2月25日に復活した商品の単品価格は230円~です。100円での販売は現在行われていません。
Q2:マックポークのセットは500円ですか?
A2:はい。対象店舗ではセット500として税込み500円で販売されています。サイドメニュー1品とドリンクMが付きます。
Q3:マックポークは何時から販売していますか?
A3:通常メニューの販売開始となる午前10時30分からです。24時間営業店舗では翌午前4時59分まで注文できます。
Q4:マックポークはいつ販売終了しましたか?
A4:最初のレギュラー販売は2012年9月に終了しました。2013年11月には150円で期間限定復活し、2018年にはベーコンマックポークとして再登場しました。
Q5:2026年に復活したマックポークはベーコン入りですか?
A5:いいえ。2026年の復活商品はポークパティ、レタス、ガーリックペッパーソースを組み合わせた従来型のマックポークです。
Q6:マックポークは朝マックでも注文できますか?
A6:朝マックの時間帯は販売対象外です。午前10時30分以降のレギュラーメニュー販売時間に注文できます。
マックポークは2007年7月に100円マックとして登場し、2008年の120円への値上げ、2009年の100円への再設定、2011年の再値上げを経て、2012年9月にレギュラー販売を終了した。
その後、2013年に150円で期間限定復活し、2018年にはベーコンマックポークとして200円で再登場。そして2026年2月25日、約5年ぶりにマックポークの名前でレギュラー販売が復活した。
2026年10月現在の価格は単品230円~、セット500円。かつての100円ではないものの、サイドメニューとドリンクMが付くセット500は、現在のマクドナルドで手頃に食事を楽しむ選択肢の一つとなっている。
100円時代を知る人には懐かしく、初めて食べる人にはガーリックペッパーソースとポークパティの組み合わせが新鮮に映るかもしれない。長い販売休止期間を経て戻ってきたマックポークは、マクドナルドの低価格バーガーの歴史を象徴する商品の一つだ。
主な根拠資料: 日本マクドナルド公式ニュースリリース(2026年2月17日・2月24日、2018年6月28日、2013年10月24日)、公式メニュー、ITmediaビジネスオンライン、J-CASTトレンド、流通ニュース。