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【活動終了後も残る名曲】SHISHAMO THE FINALで披露された「明日も」

赤嶺 蓮 赤嶺 蓮 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

2026年6月14日、最後のステージで演奏

2026年6月13日と14日に開催された「SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~」は、バンドの活動を締めくくる2日間のスタジアムライブとなった。

公演は次の2つに分けられていた。

  • 6月13日:THANKS DAY ― ファンや関係者への感謝を込めた公演。
  • 6月14日:GOODBYE DAY ― SHISHAMOの活動を締めくくる最終公演。

会場は、かつて「明日も」が生まれるきっかけとなった川崎フロンターレのホームスタジアム、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuだった。

公式発表された最終日のセットリストには、全25曲が並ぶ。その23曲目に「明日も」が入っている。バンドの歴史を語るうえで欠かせない曲が、最後のステージでも演奏されたことには大きな意味がある。

かつてサポーターの姿を見て生まれた曲を、今度はバンド自身が地元のスタジアムでファンに届ける。楽曲の誕生から約10年を経て、作り手と聴き手の関係が一つの場所に集約された瞬間だった。

「明日も」THE FINALライブ映像はいつ公開された?

2026年8月31日、SHISHAMOの公式YouTubeチャンネルで、6月14日のGOODBYE DAYから「明日も」のライブ映像が公開された。

映像のタイトルは「SHISHAMO『明日も』SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~ Ver.」。最終公演で演奏された楽曲を、当日のステージ映像で振り返ることができる。

加えて、ラストライブの模様を収録した2枚組Blu-rayも発売が決定。発売日は2026年11月13日、価格は税込8,800円となっている。

収録内容は次のとおりだ。

  • DISC 1:6月14日のGOODBYE DAY。全25曲をノーカット収録。
  • DISC 2:6月13日のTHANKS DAYでのみ演奏された8曲と、ドキュメンタリー映像「SHISHAMOの、裏側」THE FINAL!!!。

ドキュメンタリーには、活動終了発表後の2025年9月のZepp Haneda公演から、最後の全国ツアー「さよならボヤージュ!!!」、ラストライブのリハーサルや公演後の様子までが収録される。

また、10月20日には公式YouTubeでBlu-rayのダイジェスト映像も公開された。10月30日現在、11月13日の発売を控え、最終公演の全容を映像で残す準備が進んでいる。

出典:SHISHAMO公式ニュース、公式ディスコグラフィー、公式YouTubeチャンネル。2026年8月31日・10月20日発表。

「明日も」の評判は?長く共感される理由

「明日も」は、SHISHAMOを代表する楽曲として認識されている一方、バンドにとっては少し複雑な位置付けを持つ曲でもあった。

2022年12月のSPICEによる3人のインタビューでは、宮崎朝子が「明日も」によってSHISHAMOを知った人が多いことに触れている。

一方で、恋愛を題材にした楽曲を数多く制作してきたバンドとして、「明日も」だけが知られることに難しさを感じた時期もあったという。

しかし、宮崎はこの曲を通じて多くの観客と出会えたことを前向きに受け止め、次第に自分たちと楽曲の関係性も変化したと語っている。

このエピソードは、楽曲の評価を考えるうえで重要だ。ヒット曲がアーティストのイメージを固定することは珍しくない。しかし「明日も」は、SHISHAMOの音楽性を代表する一面であると同時に、バンドの活動をより多くの人へ広げる入口にもなった。

リスナーにとっても、聴き始めた理由はさまざまだ。仕事で落ち込んだときに聴く人もいれば、学校生活で孤独を感じたときに支えにする人もいる。川崎フロンターレのサポーターにとっては、チームを応援する思いと結び付いた曲でもある。

こうした異なる受け止め方を一つにまとめる必要はない。それぞれが自分の生活に合った意味を見いだせることこそ、「明日も」の強さなのだ。

参考:音楽メディアSPICE「SHISHAMOのデビュー10周年とコンセプトアルバムを機に行なった、3人参加の決定版インタビュー」2022年12月26日。

【プロの結論】「いいことばかりじゃないからさ」が今も響く理由

いいことばかりじゃないからさ

「明日も」の魅力は、聴き手を無理やり元気にしようとしないところにある。

一般的な応援ソングには、夢を追い続けることや、努力を続ければ成功できるというメッセージを前面に出す作品も多い。しかし「明日も」は、努力が必ず報われるとは約束しない。むしろ、報われるか分からない状況そのものを描いている。

そこに、この曲ならではのリアリティがある。

この曲が向いているのは、前向きになれない自分を責めてしまう人

仕事や勉強で失敗したとき、周囲と比較して落ち込んだとき、好きなことを続ける自信がなくなったとき。「明日も」は、そんな場面で聴く価値がある。

特に、無理にポジティブになろうとして疲れてしまった人には、歌詞の考え方が心地よく響くはずだ。泣くことも、悩むことも、立ち止まることも否定されていないからである。

単純な成功や勝利を求める人には、違った聴き方が必要

一方、すぐに結果を出したい人や、明確な成功への道筋を示してほしい人にとっては、少し物足りなく感じる可能性もある。この曲は具体的な解決策を提示する作品ではないからだ。

しかし、人生のすべての問題に答えを出す必要はない。明日の状況がどうなるか分からなくても、今日の自分を認めて一歩進む。その考え方にこそ、長く聴き続けられる理由がある。

バンドの活動終了によって、曲の意味はさらに広がった

2026年6月、SHISHAMOは活動を終了した。バンドそのものの活動は完結したが、「明日も」という楽曲が持つメッセージまで終わったわけではない。

むしろ、最後の公演でこの曲を演奏し、そのライブ映像を公式に公開したことで、作品は新たな記録を得た。

2016年に川崎のスタジアムで生まれた曲が、2017年にはドコモのCMとフロンターレの応援歌を通じて広がり、2026年にはNONIOのCM、そして最後のスタジアムライブへとつながった。

これは、一つの楽曲がアーティストのキャリアだけでなく、地域やスポーツ、広告、聴き手の人生と関係を築いていった軌跡でもある。

SHISHAMOの活動は終わった。しかし、何かがうまくいかない日に「明日も」を聴き、自分の中のヒーローを思い出す人がいる限り、この曲の役割は続いていく。

【いいことばかりじゃないからさの意味とSHISHAMO「明日も」】に関するよくある質問(FAQ)

Q1: 「いいことばかりじゃないからさ」は何の曲?
A1:SHISHAMOの「明日も」に登場する歌詞の一節です。宮崎朝子が作詞・作曲し、2017年2月22日発売のアルバム「SHISHAMO 4」に収録されています。

Q2:「明日も」の歌詞にはどんな意味がある?
A2:仕事や学校での不安、孤独、努力が報われないかもしれない現実を受け入れながら、それでも自分を奮い立たせて明日へ進むという意味が込められています。川崎フロンターレのサポーターの日常を想像して作られたことも、楽曲の重要な背景です。

Q3:SHISHAMOは2026年に解散した?活動終了の理由は?
A3:SHISHAMOは2026年6月13日・14日の「SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~」をもって活動を終了しました。2024年初夏の松岡彩からの話をきっかけに3人で将来を話し合い、バンドの完結を決めたと公式発表されています。

Q4:「明日も」の2026年のNONIO CMはいつから放送された?
A4:ライオンのNONIO「あなたがいるから」篇に起用され、2026年5月15日から全国で放送が始まりました。

Q5:SHISHAMOの最後の「明日も」のライブ映像は見られる?
A5:2026年8月31日に公式YouTubeチャンネルで、6月14日のGOODBYE DAYで演奏した「明日も」の映像が公開されました。加えて、最終公演を収録したBlu-rayが2026年11月13日に発売予定です。

Q6:「明日も」は川崎フロンターレの応援歌なの?
A6:はい。2017シーズンから川崎フロンターレの応援チャントとして歌われています。宮崎朝子が2016年に等々力陸上競技場で試合を観戦したことが楽曲誕生のきっかけでした。

「いいことばかりじゃないからさ」は、SHISHAMOの「明日も」が伝えるメッセージを象徴する一節だ。

2016年、宮崎朝子が川崎フロンターレの試合で見たサポーターの姿から生まれたこの曲は、2017年の「SHISHAMO 4」への収録、ドコモの学割CM、川崎フロンターレの応援チャントを経て、多くの人に知られるようになった。

2026年にはNONIOのCMにも起用され、6月13日・14日の等々力での最終ライブをもってSHISHAMOは活動を終了。8月31日には最後の「明日も」のライブ映像が公開され、11月13日には2枚組Blu-rayの発売が予定されている。

この曲が教えてくれるのは、毎日を完璧に過ごす必要はないということだ。うまくいかない日があってもいい。泣きたい日があってもいい。それでも、昨日の自分を認めながら、今日を生きていけばいい。

バンドの物語は等々力で幕を閉じた。しかし「明日も」が描いた、誰かをヒーローにして自分も走り続けるという思いは、これからも聴く人それぞれの日常に残っていく。

いいことばかりではない。それでも、明日はやってくる。その当たり前の事実を、SHISHAMOは最後まで音楽にして届けてくれた。

主な参考資料:SHISHAMO公式サイト・公式バイオグラフィー・公式ディスコグラフィー・公式ライブ特設ページ、NTTドコモ2017年CM発表資料、川崎市発表資料、音楽メディアSPICE、J-WAVEインタビュー。

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赤嶺 蓮
SEOスペシャリスト 赤嶺 蓮
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芸能・エンタメ領域を10年取材するデスク。事務所の公式リリースと番組公式サイトを一次情報として確認してから記事にします。

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