ALEXの人物像を理解するうえで、最初に押さえておきたいのが名前の表記だ。
ONE OK ROCK在籍時の活動名は「Alex」。本名は鬼澤アレクサンダー礼門(おにざわ・あれくさんだー・れいもん)と報じられている。写真家として活動する際には「鬼澤礼門」「Ramon Onizawa」という名前を使用している。
ALEXの基本プロフィール| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 活動名 | ALEX/Alex |
| 本名 | 鬼澤アレクサンダー礼門 |
| 写真家名義 | 鬼澤礼門/Ramon Onizawa |
| 生年 | 1988年 |
| 生年月日 | 3月19日とする人物データベースの記載あり |
| 出身地 | サンフランシスコとするプロフィールあり |
| 職業 | 元ファッションモデル・元ギタリスト・写真家 |
| 関連バンド | ONE OK ROCK |
生年月日については、人物データベースなどに1988年3月19日と記載されている。ただし、写真家として紹介する専門媒体のプロフィールでは1988年生まれとの記載にとどまり、誕生日までは掲載されていない。
出身地についても情報に違いがある。
写真・クリエイター関連媒体XICOの2020年のプロフィールでは、1988年にサンフランシスコで生まれ、その後日本に移住したと紹介されている。一方、写真専門メディアGENICの2025年の記事では東京都出身と記載されている。
したがって、1988年生まれという点は複数のプロフィールで共通しているものの、出生地については媒体間で表記が一致していない。
同じ「アレク」でも別人に注意検索時に気をつけたいのが、タレントのアレクサンダーとの混同だ。
芸能事務所ブルーベアハウスにプロフィールが掲載されているアレクサンダーは、1982年12月3日生まれの別人である。MEN'S NON-NOやPOPEYEなどのモデル経験がある点は共通するが、ONE OK ROCKの元ギタリストALEXとは人物が異なる。
名前やモデル経歴だけで検索結果を判断すると、プロフィールが混ざる原因になる。
【モデル時代】MEN'S NON-NOやPOPEYEで活躍した経歴

ファッションモデルとしてのキャリア
ALEXのキャリアを語るうえで欠かせないのが、2000年から始まったモデル活動だ。
XICOが掲載した写真家Ramon Onizawaのプロフィールによれば、彼は2000年にモデルとしての活動を開始。その後、男性ファッション誌の「POPEYE」「MEN'S NON-NO」などで活躍した。
この経歴は、写真家としての現在にもつながっている。
MEN'S NON-NOでの活動は、メンズファッションやヘアスタイル、ライフスタイルなどを紹介してきた代表的な男性誌だ。
ALEXは同誌のモデル経験を持つ人物として、写真家のプロフィールでも紹介されている。
ただし、専属モデルだったのか、特定の期間に何号掲載されたのかといった細かな情報は、現在確認できるプロフィールには記されていない。
そのため、MEN'S NON-NOでの活動実績と、専属モデルとしての所属歴は分けて理解する必要がある。
POPEYEでの活動も、ALEXのモデル時代を代表する雑誌として名前が挙がる。
POPEYEはファッションだけでなく、カルチャー、街、旅行、音楽などを扱う雑誌として知られている。
MEN'S NON-NOとPOPEYEの両方で仕事をしていたことは、彼が単一のファッションジャンルに限定されず、男性誌の幅広い編集テーマに関わっていたことを示している。
モデル経験が写真家としての強みになった理由注目したいのは、ALEXが写真家になった後も、モデル時代の経験を自分の仕事の土台としている点だ。
XICOのインタビューでは、モデルの撮影現場で得た経験を生かしたいという思いから写真活動を始めたことが紹介されている。
モデルは撮影される側として、カメラの前でどのように振る舞うか、撮影者とどのようにコミュニケーションを取るかを経験する。
その経験を持つ人物が撮影者に転じれば、被写体の緊張や表情の変化を理解しやすい。
ALEXの経歴は、モデルと写真家という一見異なる職業が、実際には撮影現場という共通点で結びついていることを示している。
【ONE OK ROCK脱退の真相】2009年に何が起きたのか
ALEXの名前が音楽ファンの間で広く知られるようになった理由が、ONE OK ROCKへの参加だった。
は2005年に結成された日本のロックバンド。ALEXは初期メンバーのギタリストとして活動していた。
しかし、2009年4月に発生した出来事を受けて、バンドは活動を休止。翌5月にはALEXの脱退が発表された。
2009年4月5日の逮捕報道2009年4月6日付の日刊スポーツは、ALEXが4月5日朝、東急田園都市線の車内で女性の足を触ったとして、神奈川県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたと報じた。
当時、ONE OK ROCKは全国ツアーを展開していた。予定されていた公演や新曲の発売にも影響が及び、バンドは活動自粛を余儀なくされた。
BARKSも当時の公式サイトの謝罪文や、シングル発売中止、ツアー中止などの対応を報じている。
逮捕後は不起訴処分にここで重要なのが、その後の法的な経過だ。
2009年5月14日付のORICON NEWSは、ALEXについて、逮捕後に不起訴処分となっていたと報じている。
逮捕されたという報道だけが繰り返されることもあるが、法的な結果まで含めて経緯を理解する必要がある。
逮捕は有罪判決を意味するものではなく、この件について報道された処分は不起訴だった。
ONE OK ROCK脱退の経緯と真相ALEXの脱退は2009年5月13日付で公式サイトから発表された。
当時の報道によると、メンバーやスタッフとの話し合いを重ねた結果、ALEX本人から責任を取るために脱退したいという申し出があり、残るメンバーがその決断を受け入れたという。
つまり、脱退の背景には、逮捕報道による騒動だけでなく、バンドの活動継続に向けた話し合いと本人の申し出があった。
残った4人はバンドを継続する方針を決定。2009年6月22日には、9月5日から全国ツアーを開催して活動を再開すると発表した。
この一連の流れから、ALEXの脱退は単なるメンバー交代ではなく、バンドが活動を継続するための大きな転換点だったことが分かる。
【年代別キャリア年表】モデル・バンド・写真家への転換点
ALEXの経歴は、モデル活動、音楽活動、写真活動という3つの段階に分けると理解しやすい。
| 年代 | 出来事・活動 | 関連する人物・媒体 |
|---|---|---|
| 1988年 | 生まれた年 | 鬼澤アレクサンダー礼門 |
| 2000年 | モデル活動を開始 | ファッション業界 |
| 2000年代 | ファッション誌で活動 | MEN'S NON-NO、POPEYE |
| 2005年以降 | ONE OK ROCKの初期メンバーとして活動 | Alex |
| 2009年4月 | 逮捕報道、バンド活動自粛 | ONE OK ROCK |
| 2009年5月13日 | バンド脱退を発表 | ONE OK ROCK |
| 2014年 | 写真家・石黒淳二氏に師事 | 写真活動 |
| 2017年 | 写真家として独立 | Ramon Onizawa |
| 2020年 | 写真家としての活動を専門媒体が紹介 | XICO |
| 2025年 | 写真家としての作品・活動が紹介される | GENIC |
| 2026年1月22日 | 写真家としてトークイベントに参加 | FUJIFILM |
この年表から分かるのは、ALEXが音楽活動を終えた後、すぐに現在の写真家としての地位を築いたわけではないということだ。
2014年に専門家に師事し、2017年に独立するまでには、写真技術を学び、仕事として成立させるための準備期間があった。
モデル時代の経験を生かしながら、専門的な写真技術を身につけていった点が、キャリアの重要な転換点となっている。
【鬼澤礼門の現在】モデルから写真家への転身と2026年の活動
現在のALEXを理解するには、写真家としての鬼澤礼門の活動に注目する必要がある。
XICOのクリエイタープロフィールによると、写真活動を本格化させるきっかけは、モデル時代の撮影現場で得た経験を生かしたいという思いだった。
2014年に写真家・石黒淳二氏に師事写真家としての転機となったのは2014年。
XICOのプロフィールでは、写真家の石黒淳二氏に師事したことが紹介されている。
モデルとして撮影現場に立つことと、自分自身が撮影者として作品を作ることは、求められる技術が異なる。
光の扱い方、レンズの選択、構図、撮影対象との関係性など、専門的な知識と実践経験が必要になる。
ALEXはこうした技術を学び、2017年に独立した。
広告・企業撮影・アーティスト写真など幅広く活動写真家としての主な仕事は、広告や企業関連の撮影、アーティスト写真など。
2025年11月に公開されたGENICの紹介記事では、鬼澤礼門の撮影分野として次の内容が挙げられている。
- ポートレート撮影
- 商品撮影
- インテリア撮影
- 広告撮影
- 雑誌関連の撮影
人物だけでなく商品や空間まで撮影対象が広がっていることから、モデル時代の延長線上にあるポートレート専門の活動だけではないことが分かる。
写真家として大切にしている視点XICOのインタビューでは、鬼澤礼門が人物撮影について、撮影者の意思や内面が被写体に反映されるという考え方を紹介している。
同じモデル、同じ場所、同じ状況で撮影しても、撮影する人が違えば写真の仕上がりは変わる。
これは、単純にカメラの性能や撮影技術だけで写真の価値が決まるわけではないということだ。
モデルとしてカメラの前に立ってきた経験があるからこそ、撮影者と被写体の関係性を重視する姿勢にもつながっていると考えられる。
2026年1月には富士フイルムのイベントに登場2026年の活動を確認するうえで注目したいのが、富士フイルムが運営するHouse of Photography in Metaverseのイベントだ。
2026年1月22日、鬼澤礼門は写真家の七咲友梨とともに、オンラインイベント「写真家は人を撮るとき、何を見ているのか?」に登壇した。
イベントでは、人物を撮影する際の機材選び、光の捉え方、被写体とのコミュニケーションなどをテーマに、写真家としての視点を共有する企画が実施された。
同イベントの講師紹介では、鬼澤礼門について東京を拠点に広告や企業撮影を中心に活動する写真家として紹介されている。
この2026年の登壇実績は、ALEXが現在、写真家として専門的な活動を続けていることを裏付ける情報の一つだ。
かつてファッション誌のモデルとして撮影される側にいた人物が、現在は撮影する側として写真の魅力を伝える立場になっている。
【プロの結論】ALEXの経歴から見えるキャリア転換の本質
ALEXの経歴で興味深いのは、モデル、ミュージシャン、写真家という異なる肩書きを持ちながら、それぞれの活動に撮影現場や表現という共通項があることだ。
モデル時代には、カメラの前に立つ経験を積んだ。ONE OK ROCKでは音楽表現に携わった。そして写真家として独立した後は、自分の視点で人物や商品、空間を撮影する仕事に取り組んでいる。
特に注目すべきなのは、写真家への転身が一時的な肩書きの変更ではなかった点だ。
2014年に専門家に師事し、2017年に独立。さらに2025年には写真専門メディアで作品が紹介され、2026年には富士フイルム関連イベントに講師として登壇している。
この経歴は、過去の知名度だけに依存せず、専門技術を積み上げて新しい職業を確立した例として見ることができる。
また、ONE OK ROCK脱退については、逮捕報道だけを切り取るのではなく、不起訴処分と公式発表による脱退の経緯まで把握することが大切だ。
ALEXの現在を評価する際には、2009年の出来事だけでなく、その後に築いた写真家としての実績にも目を向ける必要がある。
【ALEX(アレク)のモデル時代と現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ALEXの本名は何ですか?
A1:本名は鬼澤アレクサンダー礼門です。写真家としては鬼澤礼門、Ramon Onizawaという名前で活動しています。
Q2:ALEXの生年月日と出身地は?
A2:生年月日は1988年3月19日とする人物データベースがあります。出身地はサンフランシスコとするプロフィールがある一方、東京都出身とする写真専門メディアの記載もあります。
Q3:ALEXはMEN'S NON-NOやPOPEYEのモデルだった?
A3:はい。2000年にモデル活動を始め、MEN'S NON-NOやPOPEYEなどのファッション誌で活躍したことが、写真家のプロフィールに記載されています。
Q4:ONE OK ROCKを脱退した理由は何ですか?
A4:2009年4月の逮捕報道を受けてバンドが活動を自粛し、5月13日に脱退が発表されました。当時の報道では、本人から責任を取るために脱退したいとの申し出があったと説明されています。その後、不起訴処分となっています。
Q5:ALEXは2026年現在、何をしている?
A5:鬼澤礼門、Ramon Onizawaの名前で写真家として活動しています。広告、企業撮影、ポートレート、商品撮影などを手掛け、2026年1月には富士フイルム関連の写真イベントにも登壇しています。
ALEX(アレク)こと鬼澤アレクサンダー礼門は、2000年にモデル活動を開始し、MEN'S NON-NOやPOPEYEなどのファッション誌で活躍した人物だ。
その後、ONE OK ROCKの元ギタリストとして音楽活動に参加したものの、2009年の騒動を経てバンドを脱退。2014年から写真家としての専門的な活動を本格化させ、2017年には独立した。
2026年現在も、鬼澤礼門として広告・企業撮影や人物撮影などを手掛け、富士フイルム関連イベントへの登壇も確認できる。
今回の経歴で特に注目したい要点は、次の3つだ。
- モデル時代: 2000年から活動し、男性ファッション誌で経験を積んだ。
- 音楽活動: ONE OK ROCKの初期メンバーだったが、2009年に脱退した。
- 現在: 写真家として独立し、広告や企業撮影、人物撮影など幅広い分野で活動している。
ALEXという名前をONE OK ROCKの元メンバーとして記憶している人にとって、現在の鬼澤礼門の活動は意外に映るかもしれない。
しかし、モデル時代に培った撮影現場の経験を写真家としての仕事に生かしている点を見ると、そのキャリアには一貫したつながりがある。2026年の活動からも、写真表現を中心とした新しいキャリアが続いていることがうかがえる。