三重県伊勢市のおかげ横丁にある赤福本店。伊勢神宮を参拝する人々に親しまれてきた老舗の名物ですが、実際に本店で食べられるメニューや値段、季節限定商品の販売場所は、意外と知られていません。2026年10月30日現在、赤福本店でのお召し上がりの基本メニューは赤福餅2個とお茶が付いた400円(税込)のセットです。加えて、1月を除く毎月1日には朔日餅も楽しめます。
一方、夏の赤福氷や冬の赤福ぜんざいは、本店の向かいにある「本店別店舗」で提供されています。2026年は赤福氷が4月18日から10月12日まで、赤福ぜんざいが10月17日から販売開始となりました。営業時間は本店が早朝5時から、本店別店舗が午前9時からと異なります。ここでは赤福の公式商品案内・店舗情報をもとに、メニュー、価格、お土産、朔日餅、アクセスまで整理します。
【2026年最新】赤福本店メニューは何が食べられる?定番の赤福餅を解説

赤福本店のメニューを調べる際に、最初に押さえておきたいのが「本店でのお召し上がり」と「本店で購入できるお土産」は別のカテゴリーだという点です。
本店の店内で楽しめる定番商品は赤福餅。公式店舗案内でも、本店のお召し上がりは赤福餅のみと案内されています。ただし、1月を除く毎月1日には、特別に朔日餅も店内で味わえます。
赤福餅のお召し上がり盆は2個入り400円本店で最も人気のある楽しみ方が、赤福餅のお召し上がり盆です。赤福餅2個にほうじ茶が付いて、価格は400円(税込)。初めて訪れる人にも選びやすい、シンプルなメニューです。
赤福餅は、柔らかな白餅の上にこし餡をのせた餅菓子です。餡に刻まれた三筋の形は五十鈴川の清流を、白い餅は川底の小石を表現しています。
箸を使っていただくスタイルにも意味があります。赤福の公式説明によると、これは昔、お餅が食事として食べられていた頃の名残です。単に甘味を味わうだけでなく、伊勢の食文化に触れられるのも本店ならではの魅力です。
番茶を焙じた香り豊かなほうじ茶も魅力赤福本店を訪れた際に注目したいのが、店内で提供されるお茶です。
本店の公式紹介では、地元三重県産の番茶を焙じる香ばしい香りが店内に広がると説明されています。店頭の朱塗りのかまどで湯を沸かし、その湯を使ってほうじ茶を淹れています。
このかまどには、竈と火の神として信仰される三宝荒神が祀られています。単なる調理設備ではなく、赤福本店のおもてなしを象徴する存在です。
公式商品案内でも、赤福餅のお召し上がりには伊勢茶を使ったお茶が添えられると紹介されています。赤福餅の甘さと香ばしいお茶の組み合わせが、長く親しまれてきた理由の一つです。
餅入れさんの手仕事を間近で見られる赤福本店では、「餅入れさん」と呼ばれる女性職人が赤福餅を形づくる様子を見られます。
特徴的な三筋の模様は、一つひとつ手作業で整えられています。機械で均一に成形された商品とは異なる、職人の手仕事を感じられる点も本店を訪れる価値です。
【価格一覧】赤福本店のメニュー・料金と2026年のお土産価格
赤福本店を訪れる前に知っておきたいのが、店内飲食と持ち帰り商品の価格差です。2026年の公式商品案内に掲載されている主な価格を整理しました。
| 商品・メニュー | 内容 | 税込価格 | 販売・利用のポイント |
|---|---|---|---|
| 赤福餅 | 2個・ほうじ茶付き | 400円 | 本店の定番メニュー |
| 赤福氷 | 抹茶蜜のかき氷 | 800円 | 本店別店舗・夏季限定 |
| 赤福ぜんざい | 焼き餅入り | 800円 | 本店別店舗・冬季限定 |
| 赤福 折箱 | 8個入り | 900円 | お土産 |
| 赤福 折箱 | 12個入り | 1,300円 | お土産 |
| 赤福 折箱 | 20個入り | 2,200円 | 一部予約 |
| 白餅黑餅 | 8個入り | 1,100円 | 白餅4個・黑餅4個 |
| 赤福ぜんざい(土産用) | 1食 | 800円 | 冬期限定 |
| 赤福ぜんざい(土産用) | 3食セット | 2,400円 | 冬期限定 |
価格は赤福公式の商品案内に掲載されたものです。店舗や季節、販売状況によって取り扱いが異なる場合があります。特に季節商品は販売期間を確認してから訪問するのがおすすめです。
店内で食べるなら400円の赤福餅がおすすめ店内で赤福の味を楽しみたいなら、お召し上がり盆が最も分かりやすい選択です。2個とお茶が付いて400円なので、伊勢神宮参拝の途中に立ち寄っても利用しやすい価格帯です。
お土産用の折箱とは違い、店内ではお茶と一緒に赤福餅を味わえます。五十鈴川を眺められる縁側や畳敷きの座敷も、本店ならではの楽しみです。
お土産の赤福は8個入り900円から持ち帰り用の赤福は、8個入り900円、12個入り1,300円、20個入り2,200円が公式商品案内に掲載されています。
少人数へのお土産なら8個入り、家族や職場への手土産なら12個入りや20個入りが選択肢になります。20個入りは一部予約扱いとなっているため、購入予定がある場合は事前確認が安心です。
【毎月1日限定】赤福本店の朔日餅は1月を除いて販売
赤福本店のもう一つの特別な楽しみが、毎月1日だけ販売される朔日餅(ついたちもち)です。
朔日餅は、伊勢に伝わる「朔日参り」の風習と深く結びついた商品です。毎月1日に早起きして伊勢神宮へ参拝し、無事に過ごせた前月への感謝と新しい月の無事を祈る。その参拝客を迎えるために赤福が用意しているのが、月替わりの餅菓子です。
2026年11月は「ゑびす餅」、12月は「雪餅」2026年10月30日現在、次回の朔日餅は11月1日(日)の「ゑびす餅」です。
11月の朔日餅は、商売繁盛を願うゑびす講にちなむ商品です。打ち出の小槌に見立てた餅は餡も生地も黒糖味、黄金色の小判に見立てた餅は柚子風味に仕上げられています。
公式商品案内では、お召し上がり用2個が400円(税込)。小箱6個入り900円、大箱10個入り1,500円、化粧箱9個入り1,800円も案内されています。
12月1日の朔日餅は「雪餅」です。年末らしい季節感を取り入れた商品で、月ごとに違った味わいを楽しめるのが魅力です。
朔日餅の年間販売スケジュール- 2月:立春大吉餅
- 3月:よもぎ餅
- 4月:さくら餅
- 5月:かしわ餅
- 6月:麦手餅
- 7月:笹わらび餅
- 8月:八朔粟餅
- 9月:萩の餅
- 10月:栗餅
- 11月:ゑびす餅
- 12月:雪餅
重要なのは、1月には朔日餅の販売がないことです。公式案内でも、朔日餅は1月を除く毎月1日のみの商品とされています。
本店で購入する場合は整理券が必要赤福本店で朔日餅を購入する場合、通常の予約とは異なる早朝販売の仕組みがあります。
公式案内によると、整理券(時間指定券)は販売日前日の午後5時から本店前で配布されます。商品販売は午前4時45分から始まり、整理券に記載された時間に購入する方式です。
一方、店内で朔日餅をお召し上がりになる場合は、午前4時45分から案内が始まり、来店順で利用できます。こちらは整理券不要です。
また、本店以外にも伊勢お渡し会場での予約販売があります。こちらは販売月の前月10日午前8時から予約を受け付け、指定した時間に受け取る方式です。受け取り場所は伊勢市中村町225-55で、本店とは異なります。
朔日餅は消費期限が当日限りの生菓子です。遠方へ持ち帰る場合は、購入後の移動時間や保存方法にも注意してください。
【要注意】赤福本店と本店別店舗の違い!赤福氷・赤福ぜんざいの販売場所
赤福本店のメニューを調べる人が特に間違えやすいのが、赤福氷と赤福ぜんざいの販売場所です。
どちらも赤福本店周辺で楽しめる人気商品ですが、通常の本店ではなく、向かい側にある「本店別店舗」で提供されています。同じ住所表記でも、営業開始時刻やメニューが異なるため注意が必要です。
本店は赤福餅、本店別店舗は季節限定メニュー赤福公式の店舗案内では、本店と本店別店舗は別々の店舗として掲載されています。
本店は午前5時から営業し、赤福餅のお召し上がりやお土産の販売を行います。本店別店舗は午前9時から営業し、季節に応じて赤福氷や赤福ぜんざいを提供します。
つまり、早朝に赤福餅を食べたい人と、季節限定の甘味を食べたい人では、向かうべき店舗が違います。
2026年の赤福氷は4月18日から10月12日まで赤福氷は、抹茶蜜をかけたかき氷の中に、特製の餡と餅を入れた夏季限定商品です。
ここで知っておきたいのは、赤福氷に入っている餡と餅は、通常の赤福餅そのものではないという点です。冷たい氷になじむように特別に作られています。
赤福の公式説明によると、赤福氷の始まりは昭和36年。二見浦で海水浴を楽しむ人々に向けて考案された商品で、その後改良を重ねて現在の形になりました。
2026年の本店別店舗での販売期間は、4月18日から10月12日まで。価格は800円(税込)です。2026年10月30日現在、今年の販売はすでに終了しています。
2026年の赤福ぜんざいは10月17日から販売開始秋から冬にかけて登場するのが赤福ぜんざいです。2026年は10月17日から販売が始まり、公式店舗案内では終了日未定とされています。
価格は800円(税込)。北海道産の大納言小豆を丁寧に炊き上げ、注文を受けてから焼いた香ばしい餅を入れています。口直しとして塩ふき昆布が添えられるのも特徴です。
赤福ぜんざいは昭和41年に「赤福しるこ」として販売が始まり、昭和62年に現在の名称へ変更されました。長い歴史を持つ冬の定番甘味です。
2026年10月30日現在は販売期間に入っているため、伊勢参拝の際に温かい甘味を楽しみたい人に適しています。
【お土産攻略】赤福本店の白餅黑餅・定番商品と選び方
赤福本店では、店内で食べる赤福餅だけでなく、持ち帰り用の商品も取り扱っています。定番の赤福に加えて、白餅黑餅や季節限定商品など、用途に合わせて選べるのが特徴です。
白餅黑餅は白小豆餡と黒糖味を楽しめる8個入り赤福のお土産の中でも特徴的なのが「白餅黑餅」です。
8個入りで白餅4個、黑餅4個の組み合わせとなっており、価格は1,100円(税込)です。
白餅は白小豆餡を使った清らかな味わい、黑餅は黒糖の風味を生かした素朴な味わいが特徴です。
赤福公式の商品説明によると、黑餅は宝永年間から明治頃まで作られていた黒砂糖味のお餅をイメージしたもの。白餅は平成から令和にかけて手がけた白小豆餡の商品です。江戸から令和へ続く味の移り変わりを一箱で楽しめます。
パッケージにも意味が込められています。白は天、黑は地、そして赤福の赤いロゴは人を表現する「天地人」の考え方が採用されています。
白餅黑餅の日持ちは夏2日・冬3日白餅黑餅は生菓子のため、長期保存には向きません。公式案内による消費期限は夏期が2日、冬期が3日です。
2026年10月30日は、公式の商品区分では冬期製造分に該当します。冬期製造分は10月5日から翌年5月31日までとされ、消費期限は3日です。
お土産として購入する場合は、渡す日程を考慮して選びましょう。高温多湿や直射日光を避けた保存も必要です。
赤福ぜんざいは自宅用のお土産にもできる店内で食べる赤福ぜんざいだけでなく、自宅で楽しめる土産用商品もあります。
公式商品案内によると、1食800円、3食セット2,400円です。北海道産小豆を使ったぜんざいに大納言小豆と餅を合わせる商品で、賞味期限は約30日と案内されています。
店内で提供される赤福ぜんざいとは商品形態が異なるため、持ち帰りたい場合は土産用を選ぶと便利です。
目的別に選ぶ赤福のお土産- 赤福らしい定番を贈りたい:赤福の折箱8個入り、12個入り。
- 味の違いを楽しんでもらいたい:白餅黑餅8個入り。
- 冬の甘味を自宅で楽しみたい:赤福ぜんざい土産用。
- 少人数への手土産にしたい:銘々箱。
特に白餅黑餅は、通常の赤福餅とは異なる味を一度に楽しめるため、赤福を何度も食べたことがある人へのお土産にも向いています。
【営業時間・アクセス】赤福本店は早朝5時から!おかげ横丁への行き方
赤福本店の大きな特徴は、早朝5時から営業していることです。伊勢神宮の早朝参拝に合わせて立ち寄れるよう、朝早くから営業を続けています。
赤福本店の営業時間と定休日赤福本店の営業時間は午前5時から午後5時までです。定休日はなく、基本的に年中無休で営業しています。ただし、繁忙期には営業時間が変更される場合があります。
本店別店舗は午前9時から午後5時までです。こちらは催事日程に準じて営業するため、訪問日によって営業状況が異なる場合があります。
早朝に赤福餅を味わいたいなら本店、午前9時以降に赤福氷や赤福ぜんざいなどの季節商品を楽しみたいなら本店別店舗という使い分けが基本です。
赤福本店の住所と公共交通機関でのアクセス赤福本店の所在地は、三重県伊勢市宇治中之切町26番地です。おかげ横丁周辺に位置し、伊勢神宮内宮への参拝と組み合わせやすい場所にあります。
- 住所:三重県伊勢市宇治中之切町26番地
- 電話番号:0596-22-7000
- 営業時間:午前5時~午後5時
- 定休日:無休(繁忙期は営業時間変更の場合あり)
公共交通機関を利用する場合は、近鉄宇治山田駅、JR伊勢市駅、近鉄伊勢市駅から内宮行きのバスに乗車します。所要時間は約15分で、神宮会館前で下車して徒歩約2分です。
車で訪れる場合は市営浦田駐車場を利用車の場合は、伊勢自動車道の伊勢ICから内宮方面へ約5分です。駐車場については、市営浦田駐車場を利用し、そこから徒歩約5分で本店に向かうルートが公式店舗案内で紹介されています。
おかげ横丁周辺は観光客が多く、繁忙期や休日は駐車場の混雑も考えられます。特に朔日餅の販売日は通常の参拝日とは人の流れが異なるため、早めの移動計画が必要です。
【よくある質問】赤福本店メニューに関するFAQ
Q1:赤福本店のお召し上がり盆はいくらですか?
A1:2026年の公式商品案内では、赤福餅2個とほうじ茶付きで400円(税込)です。本店の定番メニューとして楽しめます。
Q2:赤福本店で赤福氷や赤福ぜんざいは食べられますか?
A2:季節限定の赤福氷と赤福ぜんざいは、通常の赤福本店ではなく、向かいにある本店別店舗で提供されます。2026年の赤福氷は10月12日に販売終了し、赤福ぜんざいは10月17日から販売されています。価格はいずれも800円(税込)です。
Q3:赤福本店の朔日餅は1月1日にも販売されますか?
A3:1月は販売休止です。朔日餅は2月から12月まで、毎月1日に販売されます。2026年11月はゑびす餅、12月は雪餅です。本店で購入する場合は整理券の配布時間や販売開始時刻を事前に確認してください。
2026年の赤福本店メニューを理解するうえで最も大切なのは、本店と本店別店舗を区別することです。
赤福本店の基本メニューは、赤福餅2個とほうじ茶が付いた400円のお召し上がり盆です。早朝5時から営業しているため、伊勢神宮の参拝前後に立ち寄れるのも魅力です。
一方、赤福氷や赤福ぜんざいを目的に訪れる場合は、向かいの本店別店舗を利用します。2026年10月30日現在、赤福氷の販売は終了しており、10月17日から始まった赤福ぜんざいが冬の季節商品として販売されています。
朔日餅を楽しみたい人は、1月を除く毎月1日という販売条件と、早朝販売の整理券制度を確認しましょう。11月1日のゑびす餅、12月1日の雪餅など、月替わりの商品も見逃せません。
目的別のおすすめは次のとおりです。
- 初めて赤福本店を訪れる人:本店で400円のお召し上がり盆を楽しむ。
- 早朝参拝を予定している人:午前5時の開店に合わせて本店へ向かう。
- 季節限定の甘味が目的の人:本店別店舗の販売期間を確認する。
- 月替わりの和菓子が好きな人:朔日餅の販売日に合わせて伊勢を訪れる。
- 伊勢らしいお土産を探している人:定番の赤福や白餅黑餅を選ぶ。
赤福本店は、単に赤福餅を購入する場所ではありません。早朝から続くお伊勢参りの文化、かまどで沸かす湯、職人の手仕事、五十鈴川を望む店内の風景まで含めて楽しめる場所です。
訪問前には公式の店舗案内で最新の営業時間と季節商品の販売状況を確認し、目的に合った店舗を選ぶことが、伊勢参拝と赤福を満喫するための一番確実な方法です。